キリンジのリミックス集 “KIRINJI RMX2” を聴きました。
…なんでリミックス集って、どれもこれも下品になってしまうのだろう? 原曲の着想に足し算しまくればそれでお仕事終わり、ってなやっつけ仕事だからなのかなぁ。それなら、例の浜崎あゆみの怒涛の(地獄の)リミックス集シリーズのように、足しすぎてぶっ壊してしまえばいいのに。あれは僕には刺激が強すぎるのか、すぐに酔ってしまって、長くは聴けないんですけど。で、書店とかで流れているのを聴く機会があるわけですが、耐えられなくて、すぐに店を出てしまうんです。おかげで無駄遣いを避けられる、というメリットもあり。
あと、酔ってしまう音楽といえば、やっぱりユーロビート。いくら粋がってジャーマン・プログレなんて聴いて「これすげぇよ! 音のドラッグだよ!!!」なんてスカしてみても、ユーロビートの、一瞬にしてあたりを荒涼とした風景にかえてしまう、破壊的な薄ら寒さにはかなわないと思います。