昨夜、友人から「助けて!」というメールが届きました。意味不明なので無視して「デジカメ買ったよ」と返事を送ったら、「本当に助けて!」と再返信。こりゃなんかあってテンパってらっしゃるのかな? というわけで「助けに行きましょうか」と声をかけると、なんのことはない、暇だから飲みに出たら友達数人とイギリス人みたくパブでワールドカップを観戦するハメに陥ってしまい、彼はスポーツなんてまるで興味がないからその場の雰囲気に耐えられなくて「助けて!」と世界の片隅で叫んでいたそうなんです。
で、今日その話をしていたら、巷ではワールドカップの話で持ちきりなのにその話にノレない俺らの方がダメなんだよな?、みたいなことになったのですが、63 歳のじいさんが保育園児数人を裸にひん剥いてポラとって逮捕、というニュースを見て、「こいつにくらべればまだマシ」と胸をなでおろしたのでした。
いま思えば「飲み屋でワールドカップ観て騒ぐバカ>>僕たちダメ人間>>犯罪者」という図式のどうしようもない不毛さにあきれ返るばかりです…。その図式でいえば、みんなダメじゃん。すこしは現代の青年らしい趣味・志向を身に付けていかねばならないと強く心に誓った、というのはやはりウソ、ていうかいまさら無理だと思った、という一日だったのでした。