9 日付の米ワシントン・ポスト紙は、米国内で今年、子供への性的虐待をしたとしてカトリック教会が解任した神父は、全米で 218 人に上ると報じた。178 のカトリック教区に対する質問状への回答に、新聞報道や教区のニュースレターなどの情報を加えた独自の調査結果だとしている。
Mainichi INTERACTIVE 6 月 9 日の記事より
なんですか、これは? 今年だけで 218 人っていったい…。明るみに出ていない件数はそれ以上にあるんでしょうね。ちょっと前に、どこで見たかは忘れましたが、性的虐待癖のある神父の問題が発覚すると別の教区へ移され、それでも懲りずに問題を起こしているにもかかわらずまた他所へとばすことで隠蔽をはかっている、という米カトリック界を告発する記事を読みましたが、それで本腰いれて処分に乗り出したのがこの結果なのでしょうか。もう、なんというか。
アメリカ映画において「カトリック信者」は狂信者や変人であるように描かれることが多い(「キャリー」とか)のが不思議だったのですが、こういうことがまかり通っていたならそれもしかたないのかな、と思いました。