雨降り

やむことなく雨が降りつづける今日のような日には、ヴィンセント・ギャロのアルバム “When” を聴いて、おとなしくぼーっとしているのがいいようです。節度あるナルシシズムはいつもメランコリックな貌をしていて、僕はその憂鬱を愛してすらいるのです。目に映る光景はいまやモノクロームの、島尾伸三の写真のようで、どこだかわからないところで視線が彷徨っている。

夜逃げ

突然に思い立って、サイトをサブのノート PC の方に引っ越しちゃいました。特に意味はありませんが。強いていえば、うるさくないのと電気代が節約できるのがいいかな。全然気にしてなかったので、あんまりうれしくもないですが。

というわけで、いろいろと不都合が起きるかもしれませんが、大目に見てやってくださいね。謎の衝動にまるで抵抗できない男なんです、僕は。でもなぁ、買ってからまだ一年も経ってないマシンをサーバにしちゃうのはもったいない気がするなぁ、と思ってしまったのはおかしいですか? いや、なんか、「使い古しの PC に Linux を入れてサーバに!」みたいなノリじゃないですか、自宅サーバって。というか、そんなことよりも、リカバリー CD がもったいない。あれ、どうにかならないんですかね。

でも、まあ、サーバを移したなんてことは、サイトを御覧になってくださってる方にはあんまり関係ないことなので、とにかく内容をよくしないとだめだなぁ、と 強く 思いました。

空一面に白い鳩が!

“MI:2” の失敗(?)に嫌気がさしたのか、ジョン・ウー監督、アクション映画に「決別」と 語ったということです。アクションは特に好きな分野ではなかったとも明かしている ってのは、ちょっとショック。でもまぁ、あれだけ気合の入ったアクション映画を撮りつづけてきたわけですから、それもしかたがないことなのかもしれないですね。しかし、西部劇に強い関心を示しているあたり、まだまだジョン・ウー節が楽しめそうです。その上、ミュージカルにも興味があるっていってるらしいよ、このひと…と考えれば、このニュース、そんなに残念でもなく、むしろ、新たな展開にわくわくしてきました。

ジョン・ウーといえば、もちろん「男たちの挽歌」は最高だけど、コケてしまった “BLACKJACK” も忘れるわけにはいかない! トラウマ的記憶のせいで「白い色に弱い」という設定の主人公=ドルフ・ラングレンが、牛乳工場でのバトル・シーン(何)で、膝までつかる牛乳の海の中でもだえ苦しむシーンは、僕の中の「映画 ベスト・シーン」第 1 位です!(力強い嘘

…って、そういう「映画秘宝」的なひねた見方はあんまりよくないですね。”MI:2″ で、単に「鳩が飛んだ」というだけで場内一致で拍手喝采したりする様を、監督は喜ばないでしょう。そんなこともあって、アクションが嫌になったのかなあ、と邪推してみました。ま、僕は、ジョン・ウーでありさえすればいいという原理主義者なので、彼がなにを撮ろうと一向に構わないのですが。