死ぬかと思った。
普段はしゃいだりすることがあまりないものだから、自分の限界がどこにあるのかわからないんですよ。ほら、お酒とか、一度は死ぬというぐらいのところまで飲んで自分のリミットを見極めるべきだ、とかいうじゃないですか。そしたら、それ以降は節制のある飲酒を楽しめると。今日は、暴れ尽くして「もう限界だ」と気付いた頃にはとっくにメーター振り切っちゃってて動けなくなり、その場にたたずんでいました。どっかんどっかん、周りの人壁に波打たれながら。
いやぁ、でもよかったですよ。おまえらは人間だ、でも俺は超人だ!
、おまえら帰れ!!
、ファイトクラァァァァァァァブ!!!
などとお叫びになっていました。特筆すべきは、こんな田舎の、100 人ぐらいしか入らないライブハウスなのに、まったく手を抜かず、いつも通りのパフォーマンス。ていうか、ギターウルフ、手を抜くことすらできないのでは、という一辺倒ぶり。
「精神のハードコア」ってフレーズを褒めていただきました が、いや、もう、肉体の方はへろへろで、いまも、激しい疲労のせいで目の前に霧がかかったようになっています。帰りしな、ロックンロォォォォ?ル!!! と叫んで歩いていたら、通行人がわ?っと左右に割れていき、僕はモーゼみたいになっていました。
今日、ロックが、死んだ。