さて今日もあてどなく “いい音” を求めて CD 屋さんに立ち寄ったのですが、あ?、元ちとせのアルバムの発売日じゃないですか、今日ってば。が、速攻で売り切れた模様。まぁ、買う気はなかったけど。で、いつもどおり avantgarde コーナーをチェックしていたのですが、ふと日本人の POPS コーナーを見たら、あれ? 一枚だけ「ハイヌミカゼ」がある。「品切れ」と書いてあったのは店の真ん中の(書籍でいえば)「平積み」コーナーだったのですが、棚に差してあったその一枚は目立たなくて見過ごされていた模様…う?。買わねばならんか、ちょうどポイントが 1,000 円分たまってるしなぁ。
というわけで購入しました。聴きました。わりとよかったですね。やっぱり CD で聴くと、街中で強制的に聴かされるよりずっとイイです。以前、こんなことを書きましたが、外野の囀りを抜きにして純粋に音楽だけ聴けば、すばらしい歌手だと思いました。ウチの地元では最近、音楽的な活動が盛んになってきているような感じなのですが、こういう外部からの刺激があるというのはとってもいいことですね。ていうか、このあたりの感覚、田舎者にしかわからないかも。
あ?、もうヤダ! せめて TSUTAYA 以外の「書店」があるところに住みたい!!てか、TSUTAYA は書店ではないだろう。CD に関しては SOUNDSPAL さんががんばっておられるのでかなり満足してますが、書籍界隈はほんとに不毛。なんにもないです。現状、ネットだけですべてがまかなえるわけではもちろんないので、ちゃんとした書店、といったような「目に見えるもの」がやっぱり必要なんですよね。そういった点では「都会と田舎」という古くからある差異ってのはまだまだ現に大きいものがあって、ちょっと、いや、かなり寂しい。