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架空の存在、現実の不毛

ダ・ヴィンチ」今月号の表紙を飾っている伊藤英明のインタビューを読みました。なんでも、「おまえは小学 3 年生みたいだ」とよくひとにいわれるほどのやんちゃぶりを誇っているらしく、なにに対しても燃える熱い男であるようで、それはそれである種のひとにとっては好感を持ち得るキャラクターなのだろうなぁと思いました。しかしですよ、インタビューの最後にこんなことを。自分は酒はけっこう強いのだが、酔っ払うとわけわかんなくなって「無敵感」にひたって暴走してしまい、それはそれでいい気分なのだが、次の朝にはその場にいっしょにいた友人に「昨日の俺、どうだった?」と電話して謝ったりしてしまう、ということらしい。

本当にうんざりですよ。彼の引き起こした事件が(自粛)禁止の引き金になったことは確実なのに。こういう話を嬉々として語るあたり、まったく反省してないんですね。こういう馬鹿が存在する以上、「自由」なんてのは絵に描いた餅でしかないのでしょう。タレントなんてのは架空の名声で金を得ているのですから、その名声が世の中に及ぼす影響(それが架空のものでも)に責任を持つべきだと思います。ところで伊藤くん、あの時お空を飛んだらよかったのにね。

ま、わかるひとにはわかる、そういうお話でした。

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