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音楽の未来

音楽配信メモ 経由で読んだ ホルガー・シューカイへのインタビュー が面白かった。彼のことは CAN における活動についてしか知らないのですが。ともかく感激したのは 64 歳とは思えないアグレッシヴさ。うらやましい。

特にインターネットに興味があるようですが、インターネットは将来のメディアだと思いますか? と問われて…。

まずはレコード会社をなくすためのメディアとしての役割が一番だと思う。商品化されて馬鹿のように露出させられても平気だというアーティストたちと商売してもいいんだけど、僕達のようなアーティストにとってレコード会社は最悪の存在だ。

と応えるわけですが、これはつまり、音楽の第一評価はCDやレコードではなく、ライブで行われるべきだということ という考えが前提となっているようで、将来的にはインターネット上でのライブ配信も計画しているとのことです。といっても単にライブの模様をストリーミング配信するというようなことではないらしい。

インターネットで知られているようなチャット・チャンネルでデータを共有して、数十人のミュージシャンをインターネットに参加させ、実際は一人だけで世界のステージを回っていくようなことも、もう少しデータフローやデータの管理発信のタイムラグを少なくすれば可能だから、これから集中的にやろうと思っている。

こんなことが実現したらとても面白いことになりそうですよね。ホルガー・シューカイだけでなく、多くのミュージシャンがあちこちを移動しながらセッションをしてまわるその模様を見ることができたら…興奮しないわけにはいきませんよ!

…なんてことを書きつつ、いま聴いているのは松浦亜弥の新曲「The 美学」なんですけどね。ただいま、エンドレス・リピート中。

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