日記はScrapboxに移動しました。

けんたろたんのドキ☆ドキ★ダイアリー

学生時代につけていた日記帳をなにげなく開いてみました。読んだ本、観た映画の感想しか書いていなくて、その頃の生活の細部などなにもわかりません。というか、本を読むことと映画を観ることだけが「生活」であったのかもしれません。例えばこんな感じ。適当に抜粋。

1997/3/27
エヴァンゲリオン劇場版 シト再生」を観た。そのこと自体はどうでもいいのだが、それを観た M ちゃんが「シンジってば、サイテー」と憤っていたのに爆笑した(例のシーンについて)。萩尾望都の『11 人いる』を読んだ。フロル最高! かわいい。僕の初恋の相手は「逆襲のシャア」に出てくるクェス・パラヤだったが、それ以来の惹かれっぷり。
1997/7/30
劇場版「エヴァンゲリオン」観ましたよ。最高! 傑作! あんなに爆笑したのは生まれて初めてだ。あと、「宮台真司に似てる」といわれた。鬱い。小岸昭『離散するユダヤ人』を読んだ。面白い。ディアスポラ
1997/9/18
ダビスタダビスタダビスタダビスタダビスタダビスタのことしか考えられません。とかいいつつ、ラリー・マキャフリーの『アヴァン・ポップ』を読んだ。最高! 面白い。
1997/10/22
マサイ族になりたがっている女の子についての小説を書かなければなるまいて。
1998/1/11
「文藝」の特集「’90 年代の黙示録」を読んだ。田中康夫がむかつく。’80 年代の彼の小説は本当に素晴らしかったのになぁ。どうしてこんなことになってしまったのだろうか。しかしまぁ、’90 年代ってほんと最悪だったなぁ。なんにもいいことなんてなかったよ。というか、「不動」最高! マジでヤバすぎるって!
1998/3/5
田原成貴メモリアル』は聖書。夜中、H にイタ電かけまくった。10 回ほどくりかえしたところでキレたみたい。なにか叫んでいた。爆笑した。あと、内田春菊ブームが自分の中で巻き起こっている。面白い。
1998/7/21
横森理香の『ぼぎちん』の面白さがさっぱりわかんないよ。こんなのよむぐらいなら猫の轢死体でも眺めていた方がマシだ。花村萬月ばかり「面白れー」とかいって読んでるのもアレだが。あと、黒沢清の “CURE” 激ヤバ! ヤバいよ! ヤバ過ぎてるって!!!

…いまと全然変わらないなぁ。理由も書かずに「面白い」と連呼するだけなとことかまさにいまもそう! 僕は一生こんな感じなのかしらん。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *