「あー、そういえばアレ、どうだった?」「うん、よかったよ」「そっかぁ」ってな何気ないやりとりがいつになく楽しげに響くのは、それがキリンジの新譜 “OMNIBUS” について交わされた会話だからなのです。インタビュー にて なんか、自分の腹がちょっと出てても可愛がっちゃう感じというか、だんだん愛おしくなっちゃうような(笑)。そういう心地良さはありますよね
と語られているのを読みながら聴いていると、とてもリラックスした気分になりました。口笛でフレーズをなぞりながら唐突に部屋の掃除をはじめたりなんかして、そのこと自体に特に意味はないのだけれど、ともかく今日も普通に生きていて、素敵な音楽を楽しむことができて、そういうのってわりとわるくない生活なのかもしれない。
ところで splash! によると、今作には収録されていない ひたちなかで披露された新曲(超傑作!)
があるとのことで、次のアルバムも期待大らしいです。