- オタクの迷い道
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- 岡田斗司夫
- エッセイ
- ISBN:416765654X
- 03/02
- 590 円
- 文春文庫
岡田斗司夫 が TV Bros に連載していたコラムを半分ほど収録したもの。なんで「半分」かというと、元の単行本が連載途中に出版されたから…だったっけ? 忘れた。ともあれ、ブロスがいちばん面白かった時期だったように思います。つか、単行本のジャケ写 が、この当時ですらイタかった「渋谷系文学」(うわぁ…)ノリなとこが…。というよりもむしろ、この写真の女の子ってば インリン・オブ・ジョイトイ だったんですね。ふむ?。
つか、検索したら、これってば 全部ネット上に公開されてました 。連載当時に読んで面白かった 椎名へきるのファンたちに関する文章 や、フランスのオタク「セバスチャン」にまつわる続き物 等、今回久しぶりに読んでなお、大爆笑でした。当時、がちがちのポストモダンなサブカル少年だった僕らは、そういうのを馬鹿にしたりもしたものですが、いまや松浦亜弥ヲタ。麻袋に穴を開けたものを「衣服」と称して着てるだけだし。うー。
あと、文庫版 特典
の岡田斗司夫と唐沢俊一の対談を読むと、なんかもう昔話をしてるような感じで、すごかった。なんなんだろうね。SPA! でやってる福田和也と坪内祐三の対談みたいな感じ。ちょうど体格のバランスも似てるし。