- 華
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- ソニン
- CD
- TFCC-86125
- 00/05/14
- 2,800 円
- TOYS FACTORY
- The Gypsey Valentine Curve [試聴可]
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- Dilute
- CD
- TOAD-001
- 03/04/10
- 2,100 円
- Toad Records
- ボロボロになった人へ
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- リリー・フランキー
- 書籍
- ISBN:4344003314
- 03/04/25
- 1,400 円
- 幻冬舎
ソニンの 1st アルバム「華」は、わりといい感じ。あと、歌詞カード(というか、ケースにひっついてるけど)の写真がどれも素晴らしかった。ともあれ「夢をもって上京してみたはいいが、厳しい現実に立ち阻まれ、うらぶれ果てた生活を送る田舎者」というソロになってからのキャラクタ設定について、世間はどのように思っていらっしゃるのだろうか。
“The Gypsey Valentine Curve” は、こういうのってジャンルとしてはなんていうのか知らないけど、すごくかっこよかった。なんかくたびれたロックみたいなことをやってるかと思いきや、突然演奏が狂い出したりして、びっくりする。というよりもむしろ、リリー・フランキーの小説集がやっと出版されたのか、っていうか、奥付を見たら第 2 刷って書いてあるしね、増刷しなかったら書店で見ることもなかったんだろうね、本当にうんざりだ。
amazon とか確かに便利だけどあんまり利用したくないのは、例えば、近所の八百屋ににんじんが売ってなくてもインターネットで普通に買える世の中になったりすると、僕のような 家から外いらない
( © ユリイカさん)者は「いま、まさに現在、高度情報資本主義を軽やかに浮遊する高感度情報人間たる僕にとっての「いまここ」性は、地理的条件すなわち地政学などという旧態依然としたイデオロギになどまるで縛られることのない自由な天使!!!」などとはしゃいでまわりながら、このクソッタレな生活に自足してしまいがちだからだ。権力者と金持ちに対する怒りを、いついかなる時も忘れてはならない。