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ラス・メイヤー監督「ワイルド・パーティ」他

ワイルド・パーティ
ワイルド・パーティ
  • ラス・メイヤー監督
  • DVD
  • FXBA-1101
  • 04/01/16
  • 3,980 円
  • 20 世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
URAN 05
  • 特集:L’Ange et le Démon Naruyoshi Kikuchi
  • DVD
  • IL-1008
  • 03/12/25
  • 1,800 円
  • BMT
Pangaea
Tales of Captain Black
松浦亜弥写真集「まっ!ちゅら」
嘘つき大統領のデタラメ経済
「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ
フィネガンズ・ウェイク I
宿命の交わる城
世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

去年の後半は「ビギナー」になるんだ! という勢いがなんとか人生を駆動したわけだが、まぁそれも飽きたので、今年はやや堅調な夢を抱こうと、投資家として身を立てるべくまずは貯金をすることにし、サブカルなんて馬鹿げたものにうつつを抜かすなんて愚かなことはやめようと強く誓ったのだけど、しかしだからといって貯金はあっても文化的な事物にまるで触れることのない人生を生きる意味なんてないので、世界史的な事件たり得るブツについてのみきっちり購入することにした。つまり簡潔にいうと、お金がないので買い物もろくにできねぇよ! 糞ッッ!!! ということです。

上記のいずれも世界史的なブツ揃い。「ワイルド・パーティ」は世界史的に面白過ぎるし、”URAN 05″ は世界史的な音楽家である菊地成孔さんのインタヴュ + 世界史的なバンド DCPRG のライブ映像が収められており、上記 CD 2 件が世界史的な事件を記録したものであることはいうまでもない、というか、いったら逆に恥ずかしいというもので、松浦亜弥写真集「まっ!ちゅら」は全カットがすでにして世界史を塗り替え果ててしまったのだし、ポール・クルーグマン先生が「ニューヨーク・タイムズ」で連載していたというコラムを収録した新訳本は「世界史 vs 世界史」ってなエキサイティング本で、なんだかんだいっても金井美恵子先生の面白さは世界史的で、ついに! 河出文庫から真に世界史的傑作と呼ぶにふさわしい『フィネガンズ・ウェイク』の世界史的翻訳家・柳瀬尚紀先生による世界史的な翻訳が世界史的なポータビリティで出版されてしまったのだし、こうなったらカルヴィーノを文庫で全部出しちゃったらとっても世界史的! と期待に胸ふくらませもし、『世界にひとつしかない「黄金の人生設計」』とかいう書名はいかにもアレなのだけど、つまり世界史的な観点から人生を設計するにはどうすればいいかを示した世界史的な実用書であったのだ!!!

世界史的な事件を常に取り逃がしてしまうサブカルなんてほんともう糞だよ!

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