高校生必須科目 本・映画・音楽というページをふむふむ眺めながら、しかし僕は山出し・無教養の典型みたいないわゆるディー・キュー・エヌなので「こんなの高校生の頃に接するわけないし、いまならなおのことどんな顔して読めばいいのかわからない(© 高橋源一郎)ってなラインナップなので、つまりは僕はこの先もずっと文化から遠くはなれて生きていくしかない底辺層の負け組人生を甘受せざるを得ない人間の屑なのだなぁ ‘`,、(‘∀`) ‘`,、」などとブツブツつぶやきつつも、しかし実際問題このリストってばどうよ? とかなおもしつこく異議を唱えたくなったりもしてたのですが、そんなことよりもむしろ「読むべき本のリスト」的物件のうち、いまも気になっているものがある。

浅田は京大の大学院生時代、毎年門に立って新入生の新歓に、読むべき本のリストを配っていたという。経済学の研究に明け暮れることもなく、大学の新入生にマニュアルのようなものを作って配るというのは、本質的に彼が今だにやっていることと同じである。

[ review japan 『逃走論 スキゾキッズの冒険』レヴュ より]

この浅田ってのはもちろん浅田彰さんのことなのであり、以前 2ch で同じ話を読んだときは本だけじゃなくて映画や音楽についてもリストってたってことだったのですが、ともあれ、そのリスト見てみたいなぁ。誰かいまも所持してるひとはおらんのかね。や、入手したとしたところでどうしようってことでもないのですが…。あと、浅田彰さんによるブック・ガイド的書き物について、『逃走論 スキゾキッズの冒険』所収「地の最前線へのたび??ブック・ガイドの試み」の他、故・安原顕編集による『活字中毒者養成ギプス ジャンル別文庫本ベスト 500』冒頭の高橋源一郎さんとの対談「新教養主義のススメ」以外にも、なんかホイジンガ『中世の秋』は熟しまくった地中海ワイン風味云々いってたのがあったような記憶がおぼろげにあったりするのですが、それがどこに収められていた文章なのか思い出せないのだし、もちろん書棚を漁る気力はすでにない。

つぅか、僕はブックガイドがとっても好きなのですが、最近のブックガイド事情ってばどんななんだろう…? レコレコだかなんだかいう薄?いオサレ風味のものばっかなのかしらん(サイトがあるのですね -> recoreco.jp)。あとはメタローグ(っていまもあるの?)が年末に出すものとか? そんなんじゃなくて、工作舎が以前出してたブックガイド(これも書棚のどこかにあると思うが…見つからない…)ああいうのにぱらぱら眺め耽りたいものだ。とかゆいつつ、『知的新人類のための現代用語集』が出てきたのでついつい深入りしたり。つか、なに? 80 年代がどうたらとかいうオヤジ慰撫史観が流行っているとのこと、なんつかほんと糞だねとか思うのだけど、80 年代なんてどうでもいいのでとにかくまともな「いま・ここ」的ブックガイドを作ってほしい。ブックガイド = 80 年代 = プゲラ なんて逃げはナシで。てゆっか、別にブックガイドって 80 年代的なものでもなんでもないか…。90 年代だっていろいろあったし、僕が知らないだけでいまもあるんだろうなぁ。でもレコなんとかなんて「りさたん萌え?」とかいいつつ「芥川賞は年に 2 回」「へぇ?」なんてトリビアったりするような層的アレっつーか、どうでもいいや。

つかなんでこんなこと書いてるんだろう。そうだ、『知の技法』のせいだ。お昼ごろにふと『知の技法』が思い出されてムカムカムカムカしてきて、ともあれ、どういうテンションなのか自分でもさっぱりわからない。