カイカイキキギャラリーで行われているgallery’s eye -選ぶ力-に行ってきました。うつわノートの松本武明さんがディレクションする、ギャラリーによる「選択」を展示するといった趣向のイベント。
2015年2月にカイカイキキギャラリーにて、工芸やアートを扱う10軒のギャラリーによるイベントを開催いたします。各ギャラリーが推薦する作家の作品を一堂に会して展示販売するともに、昨今のオープン化したマーケットの状況に対して、あらためてギャラリーの役割を問うメッセージも含んでいます。イベントタイトルである「gallery’s eye ‐選ぶ力‐」にはギャラリーの選択眼の大切さの意味を込めました。各ギャラリーの選りすぐりの作品を通して、それぞれの眼を感じて頂ければと思います。この新しい試みにぜひご注目ください。
初日の昼過ぎに訪れたのですが、たくさんの来客で賑わっていました。参加したギャラリーは以下の通り。
- 桃居
- gallery yamahon
- 季の雲
- DEE’S HALL
- Jikonka Tokyo
- うつわ楓
- さる山
- feel art zero
- うつわノート
L字型のギャラリー内に、一方は生活により近い選択、他方は観ることにより近い選択というふうに分けて配置されていました。個人的には生活に近い方のうつわにより興味があるので、そちらを熱心に観ることに。yamahonは例によってセンスのいい選択ぶり、うつわノートは鈴木都、原田譲さんのうつわの素敵さが目立っていました。
そんな中で目を引いたのが、うつわ楓による藤田佳三さんの展示。特に安南手の向付が雰囲気も姿もすごくよくて「これだー」という勢いで、すぐに買ってしまいました。眺めてて、うっとりする心地いい感じだし、もちろん料理を盛るのに楽しく使えそう。