日記はScrapboxに移動しました。

2018年7月24日

先日、飲み会でT氏からおすすめされた『ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ (星海社新書)』を読んだ。Oculus Riftが出てきたあたりからの著者のVRへののめり込みも面白いし、これからの世界についての見立ても、実際にそういう方向になっていくのだろうなあと教えられた。ただ、VRのような、視覚や聴覚に偏重していると思える技術が広まっていった世界は、そんなにいいものだろうか……という気もする。ただひたすら、主観しかない世界。言語的な営為は、相対的にだいぶ軽いものになるんだろうなあ。まあ、先日、そういう話を論文に書いたりもしたのではあるが。

構想力やビッグピクチャを描くことについて自分自身の課題を感じていたところに、紺野登・野中郁次郎コンビによる『構想力の方法論』なんて本が出ているのを見つけ、読んでみる。例によって、な感じの内容ではあるが、とりあえず読み進めて、少しでもなにかよさを取り入れられたら……そうでもしないと、構想力なんてヒントもあんまりないわけだし。

しかし、やりたいことがいっぱいあってよいことだなあ。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *