TOKYOGRAPHIEのFUJIFILM SQUARE編へ寄る。深瀬昌久の展示は圧巻。関健作さんの作品は、作品としての評価はともかく、ブータン発のヒップホップとかアツそうだし、ヤバいな!という、ヒップホップ好きとしての素直な感想。林道子さんの狼をめぐる写真は、コンパクトながら、日本の古層を思い起こさせるよい展示だと感じた。
夜は、ジムでワークアウトした後、社に戻ってあれこれやってるうちに、同僚らによる「バ美肉てっくないと」が始まったので眺める。面白い。自分自身は、バ美肉でない形で、リアルもバーチャルもない状態に脱近代したいと思っているし、それが可能であろうとも思う。それはそれとして、バ美肉はいいなあ。
帰宅して、『マルセル・デュシャンとは何か』を読み始める。『マルセル・デュシャンとアメリカ: 戦後アメリカ美術の進展とデュシャン受容の変遷』の著者によるデュシャン入門。「階段を降りる裸体」からして、既存の様式や連続写真をレディメイドとして扱った作品という話が始まり、のっけからすごく面白い。