NHKプラスで、生前の志村けんについて、そのルーツを探るという番組が再放送されていたのを見る。

ダイヤモンド・プリンセス号の実態を暴露したことで有名になった岩田健太郎氏の『感染症は実在しない: 構造構成的感染症学』を読む。構造構成主義とやらはともかく、感染症はもとより病気というものを現象として捉え、社会的に構成されるものであるという原理原則を認識すること、そのことによってオートマティズムに陥ることなく、適切に患者にとって、社会にとっての有用性を見据えて対処するべしという主張はまっとうなことであると思う。

続いて、『選択と誘導の認知科学 (認知科学のススメ)』を読み始める。心理学や行動経済学の知見に基づき、人間の選択においていかに認知的環境(=選択アーキテクチャ)が影響を及ぼしているかという話をわかりやすく紹介する本。まだ途中だが、いくつかあるワインについて産地と品種を明らかにしつつ、産地でまとめた群・品種でまとめた群で選択させたのを比較すると、素人は選択肢の設計でバイアスがかかるのだけど、専門家はいずれにせよ何を選択するかが偏向しないという話があり、教養の実体化だなあと思う。

冷凍シーフードミックスを使ってピラフを作って食べつつ(炒めものじゃないとちょっと厳しいな)、MollydookerのThe Scooter Merlot 2016を飲む。以前飲んだShirazに比べると、なんというか普通な感じ。やや塩っぽい。その後、動画でも撮ろうかと思ってカメラの調整をしていたらHDMIケーブルが破損していてディスプレイに出力できなくなっており、iPhoneで撮ってみた。AirPodsだと音声がやっぱりきちんと拾えてなくて、マイクをちゃんと使うべきだと思われた。

その後、いくつか論文をサーベイして拾い読み。寝入り前に、Walshe, T., & Simpson, A. (2020). An Empirical Study of Bug Bounty Programs. 2020 IEEE 2nd International Workshop on Intelligent Bug Fixing (IBF), 35–44. https://doi.org/10.1109/IBF50092.2020.9034828を読む。HackerOneなどのバグバウンティプラットフォームのデータを分析した論文。