今般の事態になってから時間の進みがとてもはやく感じる。また、そのこともあってコロナ以前の世界が、ほんの数ヶ月前のはずなのにずいぶん前のことのように感じられる。そういう感じを覚えるひとは多くいるようで、どういう機序なんだろうかと思っていたのだが、同僚が「どんな映画や本よりも流れる風景こそが時の流れを緩やかなスピードに戻す」という文章を書いていて、深く納得した。

つまり、外界の何気ない刺激が思いのほか重要で、そういう情報のない記憶は圧縮されてしまう。その結果、時間が速く流れるように感じると。認知科学的な裏付けはともかくとして、確かにそういうことはありそうに思える。一方で、しかしそれが常態化した世界において、ではいかにすれば適切な情報量を持った生活を送れるのだろうか?という問いに答えていく必要があると思う。外界的な情報量が本当に必要なのかどうかはわからないが、いまの生活では人生の密度がスカスカになっていく気がする(本当にそうなのかどうかはともかく)というのも多くの人にとって確かなことではあろう。

結婚記念日ということで、豊洲市場の大元商店から取り寄せたまぐろとウニを用いたちらし寿司などをKが作ってくれる(酢飯までは僕が作った)。ワインはチリのピノ・ノワール。つまみ食いしたマグロによく合う感じ。とはいえワインは食べる前に早々と飲み干してしまって、食事の際はシャンパーニュ(ジャクソン・キュヴェ・742)を開ける。ややトゥーマッチだったか。それでもまあ、もはやだいぶ酔っているので関係なく飲む。その後、会社のひとたちとオンライン飲みをしたり、その模様をYouTubeライブしたり、ライブにきていた人々と飲んだり。だいぶ飲み過ぎた……。