朝、「[まとめ買い] ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~」を読む。言語学者が魔界の生物たちをフィールドワークしながら言語体系を探っていくという話。架空の言語に関するアイディアがたくさん披露されていて、それだけでも面白い。一方で、それらの生き物とは志向性を共有することが難しいという話が、ギャグみたいな感じで描かれるのだが、志向性を共有できずに言語的なコミュニケーションが実現可能なのだろうかとは思ったりもした。

東京都現代美術館で行われている、「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」を観に行く。エンターテイニングで、単純に楽しめる展覧会だったなあ。リサーチやスタディの産物も展示してあって楽しいのだが、作品をサステナブルな素材で作るためのリサーチというのは、アートというものが基本的には長く、できれば永遠に残るべきものであるとしたら、土に帰ることを前提に素材を検討するのは、ラディカルな考え方なのではないかという気もした。続けてコレクション展も観る。松江泰治さんの小名木川やMOTを撮った写真を収蔵しているのはさすがというべきなのか、注文で撮ったものなのか、作家が狙って撮ったのか。ともあれ、好きな松江泰治さんの作品。

ミュージアムショップで、カタログと『松江泰治ハンドブック』、および、オラファー・エリアソンのLittle Sun Diamondを買う。地下1Fのレストランで遅い昼食を取るが、かなり残念な感じで厳しい。

その後、喫茶店で『視覚の生命力――イメージの復権』を読んだりしたあと、Kの実家へ。夕食をごちそうになる。帰宅して、カメラを持ち歩いていて写真を撮っていたのでパソコンに取り込んだり、いくつか現像したりなど。望遠レンズがほしいなあと思っていて、SEL70300Gとタムロンの28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDとで迷う。とはいえあんま外に出ることもまだないだろうしなあという気持ちもあり、もうちょっと寝かせておくかも。その後、焼酎を飲みながら買ってきた本などを読む。