2020年12月27日

朝は研究室のゼミ。来月には研究計画書の素案を出してディスカッションするということになり、いよいよ差し迫ってきた感じがする。やっていかねばなあ。その後、ライブラリのメンテナンスなどでコミットをいくつか。

Kが表参道へ行きたいというので、でかける。ランチをCICADAで。ここではないどこかみたいなのに対する憧憬みたいなのはあまりないのだが、地中海世界に対するそういう気持ちというのは少しあったりする。ギリシャ世界の島々はもとより、カヴァフィスのアレクサンドリアやロラン・バルトのタンジール。レバノンやイスラエルは、昨今注目に値するワインを作っているところもよい。そういうこともあって、この店は食べ物とワインによって気軽に気分を満たせるのがよい。もちろん、出されるものは確かである。

その後、Kについてその辺の店を見てまわる。自分自身は、もうすっかり衣類にお金をかける気持ちなどは失せてしまって、あるものを着回してまかなってしまっているのだが。もちろん、気にいるものがあればほしいと思うだろうけど、そういうものを探そうという気持ちがない。最近話題になったジェラートピケの寝間着を買ってくれるというのでヒカリエまで足を伸ばしたが、上下セットがそろってないものが多く、買えなかった。

その後はKと別行動になり、お茶しながら仲正昌樹『フーコー〈性の歴史〉入門講義』を読み始める。2018年の講義から本にまとめたというものだというが、期せずしてタイムリーな出版になったように思える。その後、PARCOに寄って、空山基+H・R・ギーガーによる展覧会「H.R.GIGER×SORAYAMA」を観る。空山基さんの作品に魅力を感じることがないわけではないのだが、いまとなってはちょっと厳しいなという気持ちも同時にあったりもする。とはいえ、大きな立体作品には圧倒されるのも確か。ギーガーの作品も面白い。

帰宅して、ダムタイプの「2020」が今日までの3日間、YouTubeで限定配信されていたのを観る。もともとは3月に公演があるはずだったのだが、コロナで中止になってしまったもの。ぼーっとしていてチケットを買い逃してしまっていたのだが、結局観られなかったのものが、今回配信されたことで観られてよかった。しかし、これまでの作品同様に、池田亮司さんの音楽を聴いていると心地よい眠気に誘われ、半分ぐらい寝ながら観るという感じだった。別に退屈なわけではなくむしろ面白く観ているのだが、どうしても音につられてしまうんだよなあ。

ご飯を食べながら、NHKプラスで「光秀のスマホ」の総集編に秀吉編を加えた別バージョンのようなものを観た。以前の放送も観ていて、そんなに期待してなくてただ観始めたら思いのほか面白かったのだった。その後、小崎哲哉『現代アートを殺さないために: ソフトな恐怖政治と表現の自由』を読み始める。のっけからマウリツィオ・カテランの話から始まり、ホワイトハウスにキュレーターがいるなんて知らなかったし、面白いエピソード満載で引き込まれる。読み進めるのが楽しみだ。さらに、テオドール・クルレンツィスとムジカエテルナの演奏を、サブスクで聴き進める。なるほどこれはすごいなあ。

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