2021年2月19日

今日もKの仕事のリハーサルに少しつきあったりしていたのだが、対話型鑑賞を少しやってみただけで、これは面白いものだと感じる。そもそも、作品を観てどう思ったかと問われることがそんなにないことだろうし、「面白かった」などというまるっとした感想ではなくて、「どう感じたか」という問に答えようとすると、難しいものだ。自分がいかに抽象的なフレームで物事を観ているかかということがよくわかる。もちろん、感じたことを述べる事自体はできるわけだが、その前にたくさんの出来合いの言葉が自動的に立ち上がるのを感じる。そうしたノイズをいったん外して、自分の感じたことに向き合い、言葉にする。これもまた、アンラーニングの実践であろう。

夕食を食べながら、今週の「おちょやん」。「みつえ」が「ふくすけ」をあんなにも好きなことが、すごくあっさりとしたきっかけでしか語られず記号的な描写にしか見えないので、そこまでこだわるようなことなのか?と思ったりもするのだが、若い愛情というのはそういうものであるのかもしれないという気もするし、単にそういう脚本なだけという気もする。ちょっとわざとらしい話の落とし方ではあったものの、それはともかくしっかり泣かされる。

積み論文をひとつ読む。それ自体は直接参考になるというものではなかったものの、そこから着想を得てちょっと広がってきたことがあって、読んでよかった。そういうのがあるから、関連する分野はどんどん読んでいく必要があるのだなあ。さらさら読み流す分には、読めばわかるような内容のものなら英語の論文でもそこまで苦にはならない感じはするのだが、まあ単純にあれこれ読むのは面倒ではあるので関連が弱いものを避けてしまいがち。あまり手を広げすぎてもしかたがないが、まずは芋づる式に読んでいくようにしよう。

Elixirで数値計算するためのライブラリNxが話題になっているので、少しコードやドキュメントを眺めたりなどしていた。なにか簡単な学習をしてみようと思って設計を考えてみたのだが、どうにもOOP脳から抜け出せなくて、状態を持つようなオブジェクトで考えていたようなことをElixirで書くとするとどう設計するのがいいのかわからず、だいぶ手前で詰まってしまう。思えば、これまで書いたコードはごく簡単なものばかりだったので、ライブラリ的なものを書こうとするとまたちょっと違う感じになるよなあ。もうちょっとHexとかのコードを読んで、書き方を学ぶ必要があるなあ。修論のためのコードはElixirで書くつもりなので、そのためにももっと書けるようにならければ。

先日購入した『はじめての認知科学』を読んだ。日本認知科学会が出している「認知科学の進め」というシリーズの最初の巻。以前読んだ『選択と誘導の認知科学』がよかったので読んでみた。認知科学の背景や成り立ちを教えてくれたという意味ではよかった。認知科学そのものについては、話があちこちばらばらに出てきてまとまりにかけている感じがして、類書に比べるとあまりぴんとこなかったかなあ。ただ、このシリーズの特徴であるファシリテータの導入に寄って、わかりやすくなっているのは確かだろう。そういう本はもっと増えてほしいなあと思う。もっと他にも読み進めていきたい。

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