• 2021年4月20日

    引き続き研究について、もっとシンプルに課題をとらえようとあれこれ考える日。いまやろうとしている、先日計画書を出した内容について、そもそもはなにが面白いと思って始めたことなんだっけ?と考え直すと、初発のモチベーションを思い出すことになって、じゃあそれをもっと突き詰めてフォーカスして実現できるようなことを考えるべきではないかと思い直した。それで、技術的な実現可能性を検討するために、研究所のみなさんや同僚のエンジニアからもあれこれ教えてもらいつつ、情報をあつめて検証してみようというところ。助けていただいてありがたい。

    仕事の合間にそんなことをやっていて、夜になってからも引き続きやっていたり、夕食を食べながらまだみていなかった先週の「おちょやん」を観たりしていたら、そういえば今日が締め切りの仕事があったのだということを思い出して、とりかかる。やってはみたものの、なんかもっとこう抜本的に有効なことをやっていかねばならないのではないかという気持ちに苛まれるなあ。ちょっと今年はいい意味でもよくない意味でも分水嶺になるような予感がいろんな意味でしているので、よい方向に流れられるようにやっていかないとなあという気持ちがすごくする。そんなわけで1時過ぎまで。

    なにかひとつのブランドの服を常に全身着ているみたいな状況を作りたいのだが、自分のデザインに対するかなり限定された好みと、にもかかわらずフィットする服が少ないという体型のふたつの制約があり、難しい。秋冬の間は、衣服に関してはCarhartt WIPでそろっていることが多い。ただまあ、ベストな選択というわけではないからなあ(もちろん個別にはすごく気に入っているのもある)。ハイブランド的な感じでそろえるのに憧れるのだが……。

    と思っていたら、熱燗DJつけたろうさんから、彼がKAPITALYANTORを好んでそろえているという話をもらった。どれもかわいい!こういうテイスト方面は全然考えていなかったので、視野を広げてもらったという感じがする。ありがたい。国内ブランドもあれこれ見ていこう。

  • 2021年4月19日

    昨夜は、日記を書いた後にYouTubeで海部陽介先生と松岡正剛さんの対談「ツッカム正剛 0025夜 「海部陽介①”3万年前の人類はどうやって海を渡ったのか?”」【松岡正剛の千夜千雑】」(この動画はシリーズの1本目)や2B Channelの「なぜプリントを買うのは楽しいのか?」を観ていた。海部先生は、ほんとすごいなあ。

    夕食前に『深層学習の原理に迫る: 数学の挑戦』が届いたのでさっと読む。深層学習において、なぜ(1)多層であることがうまくいくのか、(2)パラメタ数が膨大なのに過学習しにくいのか、(3)損失関数が非凸関数であるのにうまくパラメタ学習できるのかという3点について伝統的な数学的とは相反する結果が得られていることについて、わかりやく説明を試みる本。わかりやすさのためにあまり詳細に説明しているわけではないが、イメージはつかめる。

    研究計画をうまく進めるためにはなんとか報告を出しておきたい研究会が今年も7月に開催されるということでアナウンスされたので、いよいよやっていかないとなあと思って、しばらく放っておいていたコードを取り出して、先日考えたアイディアの実装を試みる。まだできてはいないけど、やれそうな感じはする。しかし、これやって何が解決するんだろうかみたいな気持ちにはやっぱりなるなあ。そこんところをちゃんと考えないと。

  • 2021年4月18日

    今日も睡眠の質が低く、11時頃に起き出した。しばらく、『人間の本質にせまる科学: 自然人類学の挑戦』を読む。極めて面白い。

    Kが見たいものがあるというので南青山まで。CICADAで昼食をとろうと思ったが混んでいて入れず、青山ブックセンター近くのビルに入っているHARIOのカフェでカレーを食べる。その後、ABCを少しのぞいたり、ダイソンの路面店に行ったり。Kは、新製品の掃除機の購入を検討しているようだ。僕よりはKのほうが掃除への感度が高いのであまり口出しできるようなことではないのだが、機能面のことはともかく、個人的にはデザインがまったく好みに沿わないので、いまあるマキタの方が物としては好きではある。

    その後、表参道から裏原方面へ、渋谷川遊歩道をしばらく歩く。あちこちが空きテナントになっていて、驚く。以前行ったカフェへ寄ろうと思ったら、そこもまたなくなってしまっていた。外苑西通りまで出て、SHELFをのぞいた後、「ブレッツカフェ クレープリー」で休憩。店内は混んでいたがテラス席がちょうどひとつあいていて、タイミングがよい。前回はガレットとともにシードルを楽しんだが、今回はデザートガレットと洋梨のシードル。Kは、給仕をしてくれているムッシューとフランス語でオーダーをやり取りする。洋梨のシードルは、リンゴのシードルより雑味がすくなくコクはあるけどスッキリしていて、これからの季節にぴったりな感じ。

    帰宅して、お酒を飲んだこともあり2時間ほど眠る。その後、最近Kがハマっている野菜スープを作って食べながら、「青天を衝け」を観る。尊皇攘夷にかぶれた栄一が、志士として目覚めていく過程を、この数話では描いている。それ自体への評価はともかくとして、そうした活動が後の人脈につながっていき飛躍のきっかけになるのは人生の妙である。しかし、幕末の話にはあまり興味がないので、早く明治の話をしてほしいと思う。その後、お茶しながらあれこれと考え事をする。

  • 2021年4月17日

    昨夜、ワインを近頃にしてはけっこう飲んだからか、睡眠の質が非常に悪かった。具体的には、自分の研究とよく似ている研究の概要だけが発表されていて、肝心の論文はどこにあるんだと探し回る夢を見たりして、途中で少し目が覚めたり寝相が悪くなったりしていた。それで、11時過ぎまで寝てしまう。

    雨が少し降っているが、でかける。お茶しながら『ファインアート写真の見方』を読み終える。日本における写真市場の歴史であるとか、世界のオークション事情についての、過去事例を踏まえた情報などは、貴重であると思われた。また、写真のコレクションについての本は日本語ではほとんどないので、その意味でも役に立つものではあろう(紹介されている作家は普通のひとには買えるような値段ではないが)。

    NADiff a/p/a/r/tへ寄って、『幽霊の真理―絶対自由に向かうために 対話集』、『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』、『写真分離派II 写真の非倫理』を買う。また、森山大道さんの「森山大道写真集成」第5回配本関連の展示が地下ギャラリーで行われているのを軽くのぞいてみた。森山大道さんの写真は本当にすごいと思うけど、ちょっとどうにも強過ぎて、あまりまじまじとは見られないと思う。

    その後さらに、喫茶店に寄って『天才たちの日課』を読む。面白い。取り上げられる人々は、物書きがほとんどなので、「日課」の中心となる仕事を行う場所は家であることが多い。濃淡はあるが、思いのほかきちんとルーティンを作っている(本で取り上げるぐらいだから当たり前ではあるが、有名な物書きがこれだけ取り上げられていて、それぞれに興味深いルーティンがあるのは、イメージを覆すに十分だろう)。こういう本を読みたかったという気持ちがする。しかし、アンフェタミンを使っているという記述がけっこうあって驚く。中でもポール・エルデシュとアイン・ランドが印象的。創作のためというよりは、いまでいうADHD的な状況を改善するために使っていたということもあったりするのかもなあ。

    帰宅すると、『人間の本質にせまる科学: 自然人類学の挑戦』、『対訳 フランス語で読む「失われた時を求めて」』が届いていた。

    この2日実家へ帰っていて戻ってきたKが作ってくれた夕食を食べながら、「ズームバック×オチアイ」の第3回を観る。今日は環境について。SDGs的なスコープでいうと、もちろん提起されている課題について期間内に解決を図っていくことに対して賛同するわけだが、スコープをもう少し広げて地質年代的スケールで考えると、いずれ数万年すれば氷河期がくるわけだし、地球だって別に人類だけのためにあるわけでもなく、気候変動や環境問題というのは人類ならぬ地球にとっては別にたいした問題でもないだろうとも思える。そういう意味でエコロジーなんておこがましいといってた学者がいたような記憶もある。しかしまあ、違うスコープの話をぶつけても議論にならないので、それはそれ、である。

    『人間の本質にせまる科学』を読み始める。最近、『情報の歴史』を読み始めたこともあり、あらためて人間の起源や進化についての興味がわいているところ。

    明日から、どういう習慣を作っていけばいいか、あらためて整備していこう。

  • 2021年4月16日

    昨晩は、日記を書いたあとに思い立って、Build Your Own Text Editorの写経を始めた。自前でエディタを作っていくチュートリアル。知らない話がたくさんでてきて面白い。必ずしも全部理解したわけではないが、とりあえずコードを書き写していくと動くので、面白い。やりきるまで、ぼちぼち継続していこう。

    今日は朝からおしゃべりしっぱなしでけっこう疲れた感じだったが、それぞれにある程度の方向性に進捗が見られてよかったのではないか。こうやって、どんどんひとと話していくのはやっぱりいいなと思うので、ざっくりでも機会を積極的に作っていくのがいいのではないかとあらためて思ったりした。そういうのをサボってはいけないなあ。

    昨日に引き続き、昼休みにさくっとジム。例によって、トレッドミルで最大の傾斜(15%)をつけて、4km/hで30分歩く。今日は、結構慣れてきて普通に歩く分には多少楽になってきたところがあるので、歩行フォームに気をつけて、膝を意識的に高く上げることでストライドを広げるのと、前傾姿勢をできるだけ垂直にすることを意識して歩いてみた。そうすると、同じことをやっていても身体の使い方の違いで負荷も変わるようで、最後の10分はかなり心拍も上がっていい感じ。

    研究所で教えてもらった「IoTの柔軟な相互運用性を実現するソフトウェアアーキテクチャの提案」という論文を読んでいて、こういう風に考えていけばいいんだなあと気付かされたところもあったので、自分の研究についても本質的かつ最小限の課題は何で、それを解決するにはどうしたらいいかということについて、モデリングをしっかりやるということをする必要があるなあと思ったりした。なんか飛び道具みたいなことをやろうとしがちなのだが、ちゃんと足元からやっていくことがだいじだなあと思ったりする。

    今日は久々に酒を飲む気分になったので、ロバート・モンダヴィのソーヴィニョン・ブランのもの(エントリーラインの安物だけど)を飲んだりしていたら、修論計画でやろうとしていたことについて設計をどうしようか考えていたことについて、こうやったらうまくいきそうみたいなアイディアが出てきた。たまには酒を飲んで発想を広げるということも必要だなあと思ったりした。まあ、酒を飲んだことが理由なのかはわからないが、いろんな刺激を入れていくことは必要だろう。

  • 2021年4月15日

    確定申告の締切日。Kの働きによって今年も無事出すことができた。ありがたし。ネットで提出できるはずなのだが、マイナンバーカードのパスワードがわからなくなってしまっていたのを再設定しないとと思いつつ忘れてしまっていたので、朝、税務署まで出向いた。提出自体はすんなり完了。

    そのまま近くのパン屋さんで朝ごはんを食べる。天気がよくて暖かいし、気持ちがよい。起きたときに窓を開けると、東向きなので太陽の光が差し込んで来るのだが、外を歩くと風も感じるし、部屋で太陽の光を浴びるのとは、体や頭の起動具合がやっぱり異なる感じ。

    昼休みに軽くジム。トレッドミルで15%傾斜、4km/hで30分歩く。さらにストレッチ。今日は、前回に比べると少し楽だったなあ。最後の10分は、姿勢を意識的に真っ直ぐにして、足もしっかり踏みしめる感じで歩いたらちょっと疲れが出た。ストレッチは、前回よりは硬かった。むしろ、前回がけっこうほぐれた感じがしていて、調子によるんだろうか。

    研究会で同僚からもらったコメントについて考えていたら、少し面白そうなアイディアがでてきたので、そちらも少し掘ってみてもいいかもなあと思って、実現可能性を確かめることにした。そもそもいろんな前提知識が足りていないので、データフロー周りのツールを触ってみようと思ってApache Airflowを動かしたり、GCPのCloud Composerのクイックスタートをやってみたりなど。

    技術的な試行のメモは、こうしてZennに書いておくと良さそうだなということがわかった。雑にメモっていけるのでいい感じ。しかし、いまのところ考えたことの実現可能性があるのかはまだ全然わからないなあ。このあたり、あれこれ触れていかないと。

  • 2021年4月14日

    昨夜は23時頃には寝入ってしまってそこからずっと朝まで寝ていたのだが、目覚ましがなってもしばらくうだうだしていて、十分に眠れたという感じがしない。アイマスクがボロボロになってしまって装着感が悪くなってしまったのを新調したのだが、そこじゃない感じ。

    月曜日にジムで軽く懸垂したのとトレッドミルで傾斜をつけて30分歩いたのとで、背中と太ももの表・裏の筋肉痛があって、今日もまだ残っている感じ。けっこう効いているのだなあ。今日まで休んで、明日からまた再開しよう。

    会社で、4月にいわゆる新卒入社した人々の自己紹介プレゼンを聴く機会があったのだが、みんな優秀だし、文化的な活動をしながらも行動力もコミュニケーション力も高くて、新しい時代の人々だなあという感じがする。これは自分ももっとやっていかないとマジでヤバいなと思わされた。素晴らしい。どうしたらよいか、あれこれと考えた。自分のこれまでの趣味嗜好にとらわれずに、もっと視野を広く持つ必要がまずはあるのではないかと思う。

    そういえば、昨日「「古きは潔く捨てよ」“アンラーニング”がベテランエンジニアの価値を左右する【GMOペパボ・栗林健太郎】 – エンジニアtype | 転職type」という記事が出たのだった。先日もエンジニアtypeさんから記事が出たのだが、一度のインタビューで2本記事ができてお得。これらの記事やちょっと前のWantedlyさんの記事を担当していただいたライターさんは、インタビューも上手だし上がってくる原稿もほとんど手直しが必要なくて、めちゃありがたい(他のライターさんだと、ひどい場合は大幅に書き直す感じになることもしばしば)。

    MacBook Proの移行はだいたい終わったのだが、そういえばスキャンした電子書籍のファイルとか写真データとかも移行しなければと思って、Thunderboltケーブルを購入してファイルを転送した。やっぱりThunderboltだと速いなあ。いままでWi-Fiでやってたんだろうか。

    夜はCTO協会のミーティング。先日、ここ1年ほどワーキンググループの一員として関わっていたレポートがリリースされたので、振り返り。あまり力になれなくて反省しきりだなあ。

  • 2021年4月13日

    やっぱまだ寝起きがよくない感じ。目覚ましで普通に起きられはするものの、パッと起きようという気分ではないなあ。要改善。と思ったのだが、昨夜は2時過ぎまでMacBook Proのセットアップをしたりしてたからか、と思い出した。

    ここ数ヶ月ほど、Kが三浦大知さんにハマりまくっている。最近新曲を出したのでプロモーションをあちこちで行っているのだが、今日もNHKの番組に出演するということで観ていた。三浦大知さんといえばフォルダーの頃から観ているわけだが(もう20年以上前の話だ)、ソロになってからは楽曲に課題があるのではないかと感じてあまり追うことはなかった。最近はよくなってきているみたい。

    その後、「趣味どきっ!」という番組でめじろ台と駿河台の坂について特集しているのを観る。特にめじろ台を中心に扱っていて、駿河台はほとんど女坂・男坂ぐらい。めじろ台の扱いについては要を得た内容で、とてもよい。東京の坂でめじろ台近辺は一番好きなところなのだが、2年ぐらいあのへん行ってないなあと思ったりする。

    あれこれやりながら新しいMacBook Proのセットアップを並行していやっていたのだが、とりあえずElixirのコードを書けるところまで持ってきたあたりで疲れてきて、終わり。ベッドで『ファインアート写真の見方』を眺めているうちに寝入ってしまう。

  • 2021年4月12日

    内容は覚えてないが夢ばかりみた感じで、睡眠の質がよくない感じ。朝の散歩も行けず。昼休みにジムへ。今日から再開。とはいっても筋トレは懸垂と腹筋以外はしないようにして、有酸素運動とストレッチを主にやるようにする。トレッドミルで傾斜を最大値(15%)にして、4km/hで歩く。思いのほかきつくて10分ぐらいでもうやめようかなと思ったのだが(マスクをしているせいで息が苦しいし)、とにかく歩くのに集中しようと思って30分やり通した。その後、軽くストレッチ。1年ぐらい前に比べたらだいぶマシになってきたなあ。しばらく続けてみる。

    研究を進めないとと思って、Paperpileにあらたに「修士論文」というフォルダを作って、研究計画を立てるためにためてあった文献から、確実にリファレンスするだろうものだけ選り分けて移動した。背景的な文献(イントロで引用するようなもの)を除くと5本しか残らなかったので、もっとちゃんとサーベイしないとだめだなと思って、まずはそれらの論文のリファレンスからめぼしいものを見ていく。さらに広げるためには、それらの文献を引用しているものも見ていきたいのだが、どれもカンファレンスペーパーやジャーナル論文だけどあんまり引用されていなくて、自分のやろうとしていることが、あまり意義のないことなんじゃないかという気もしてしまう。

    そんなことをしつつ、会社支給のMacBook Proのセットアップを並行でやる。リモートになって、マシンの送付と返却も郵送で行えるようになって、すごい。しかし、新しいマシンなのに起動にやたら時間がかかったりして、かなり不安な状況。

    AxonをGPUで動かしてみたいと思って、GCPとAWSでGPUを積んだインスタンスを借りようとしたのだが、GCPはなんかわけわからんし、AWSもインスタンスを起動できるようにするために問い合わせが必要だったりして、なんかめんどいなー。Pythonで機械学習して遊ぶだけならGoogle Colabを使えばいいのだが、AxonなのでElixirを動かす必要があって、それで普通のVMを用いる必要がある。面倒だから、もう自分でマシン組むなり買うなりするほうがいいんじゃないか?などと思ったりもするが、それはそれで邪魔くさいしなあ。とかいろいろ面倒くさがっていること自体がよくないよなあと思ったりする。

  • 2021年4月11日

    夢で、バスを降りたいのにドアを開けてくれず発車されてしまったり、パリに旅行に行くのに途中でパスポートを忘れたのに気づいて飛行機に間に合いそうもなくて途方に暮れたりなどして、寝覚めがあまりよくなかった。今日はそんなこともあって11時過ぎまで寝ていた。

    東京人 2021年4月号 特集「シティ・ポップが生まれたまち」1970-80年代TOKYO」を読む。はっぴいえんどの大滝詠一を除く4人中の3人や、松任谷正隆さんなど、東京の中の東京出身の人々が築いた、昨今でいうシティポップの歴史的な起源について、うらやましく思ったりもすることもあったのだが、松本隆さんのインタビューで「風街」と彼が呼ぶ南青山界隈の昔について読んでいても、あまりそういう気持ちを感じなくなっていて、どうしたことだろうかと思ったりした。まあ、自分がいろんなことを知ったということもあるだろうし、未来にしか興味がなくなってしまったということもあるだろう。

    久々に自転車で散策。高橋是清翁記念公園へ。その前を通り過ぎたことはあったけど、あらためて中に入って是清翁の銅像を眺めたりした。政治にたずさわった人々に範を求めるとしたら、高橋是清や後藤新平がそういう人々になるのだが、ふたりともある種の社会改良の技術の専門家であり、そこからスケールを大きくしていったという共通点があるなと、ベンチに腰掛けてしばらくぼーっとしたりしながら思ったりした。そういう意味では、自分の志向性とも共通するところもあるのかもしれないし、その2人に範を求める気持ちも故のないことではないように思えた。

    さらに赤坂を散策。稲荷坂、丹後坂、牛鳴坂あたりをうろうろする。その後、お茶しながら杉本博司『アートの起源』を読む。最近、また杉本さんの作品や文業に触れて覚える感興が変わってきたように思う。

    夕方、書店に入って本を見分していると、Kから電話があり、これから夕食を取るのでどうかという。近くまできていたので店に立ち寄って、食事。以前にランチで訪ねた時にとてもよかったので、またきたいと思っていた店。どの皿も完成度がかなり高くて、とてもよい。その後、しばらく散歩した後、喫茶店に入ってコーヒーを飲みながら、書店で買った『ファインアート写真の見方』を読む。アートとしての写真についての現状を解説する本。そのへんを追ってる自分としては、至極当たり前のことが書かれているようにも思うが、こういう本が求められているのだろうか。

    帰宅して、先週と今週の「青天を衝け」を観る。草彅剛さんは、このドラマで男を上げたなあと感じる。しかし、徳川家茂と井伊直弼ラインが完全な悪者として描かれているのだが、実際のところどうなんだろうなあ。