• 2021年5月28日

    仕事を終えた後、森美術館へMedia Ambition Tokyo 2021を観に行く。いろいろ作品があった中でも、Fragment Shadowが特に印象に残った。「Fragment Shadowは複数プロジェクター映像が合成される巨大な投影空間において、幾何と色彩を高精度に計算することで、光を遮断することで生まれる影の色彩を計算し、影として投射される身体表現を物理的に変化させる」という説明があるのだが、これを読んでもなんのことかわからないし、実際体験してもどうやってるんだこれ!と驚くばかり。単にびっくりするだけでなく、体験としてただただ面白い。その後、4月に再開したTHE MOONでお茶。

    書店で『科学を語るとはどういうことか 増補版』、「BIRDER 2021年 06月号」を購入。全社は、2013年に出た本に新たな対談を追加した増補版。気になってはいたけどなんとなく読む機会を作らないでいたのだが、この機会に読んでみようと購入。後者は、ミミズクがかわいかったのでつい買った。あとでみたらKindle版も出てて、しかも少し安い。今後は気になったらそっちを買おう。フクロウについてもっと知りたいという思いがある。フクロウには特別な魅力があるなあ。昭和初期のマルクス主義理論家の福田和夫は、戦後はフクロウに傾倒して本を出したりしていたのだが、そのあたりも読んでみたいなどということを思ったりする。

    その後、『科学を〜』をひたすら読む。かなり迫力のある議論がされていて面白い。しかし、物理学者氏のいうことにもかなり共感するところがあるのだが(というか、自分自身はどちらかというとそちらに近い)、どうしても哲学者の問題意識を理解しようとしないところはなんでなんだろうなあと思う。そこを理解しないなら、宇宙がどうのとかいってるのだって役に立たない重箱の隅という意味では同じようなことになってしまうんじゃないかなあと思うのだが。また、哲学者氏のいう、結論がなんであったとしてもそれへ至る議論の良し悪しは判断できるという話にも、頑として趣味の問題のひとことでかたづけてしまうのも残念。

    そういえば『三体 III』がリリースされていたので買ったのだった。読み始めるべきか、よしておくべきなのか……。本もどんどん増えていくし、やりたいこともたくさんあるし。それにしても、今日も落合陽一さんの作品を観ながら、彼の圧倒的な生産性(とそれを可能にする一端としてのハードワーク)を思うと、自分などなにも真剣に取り組めてないのではないかと反省する。でもまあ、ああいう動きを真似したってまったく何も続かないのもわかってるのだが。でも、もうちょっとアウトプット志向を強めて、ひたすら期限に追われるみたいな仕組みにすれば、いまよりもっとやれるはず、とも思う。