技術・組織的取り組みについて話をきかせてくれと連絡してこられた方がいたので、1時間とってお話をする機会を持った。見知らぬ人にあまり会うこともない状況なのだから、単純にひとと話すというだけでも何かしらいい面もあるのだろうという気もする。もっといろんなひとと話しできるように、何かできるといいなあ。
集めていた論文を読み返したりすることで、何をやろうとしていたのかを思い出したりした。考えているところを作ってしまえばなんとかなるかなあという感じもするので、とりあえずやっていけばよさそう。
韓国語学習について、やっぱり書かないと憶えられないよなあとアタリマエのことを思う。いまやっている教科書が、書き込み式なのでその意味ではいい感じ。今日から会話編に入ったので簡単な文章が出てくるようになったのだが、読むのも書くのもかなり疲れる。脳にストレスがかかっているのを感じる。しかし、何度も繰り返していると少しすんなり進むようになって開放感が出てくる。しかし、次の単元に入るとまた戻る。それを続けていくと、少しずつできるようになっていくはず。久々の感覚。
夕食を食べながらBTSのMVを観る。いまだにメンバーをほとんど憶えてないので、あらためてちゃんと見分けられるようにしようと思って、紹介動画を観る。少しずつ憶えられてきたけど、まだ何人か区別がつきにくい人がいる。桑田真澄さんのご子息的なメイクのひととして憶えていたJ-HOPEさんが、なんかすごくいいひとそうな感じで、推せる。BTSもみんないい感じだなあ。尊い。
「2021年初夏の陣 – 宮台真司 × 西田亮介 × 東浩紀」を観る。5時間あるので、おしゃべりな3人の話についていける限界の1.5倍で再生しているのだが、まだ全然終わらない。内容は非常に面白くて、現状認識についてはほぼ同意するところ。というか、このひとたちの大きく影響を受けているのだから当たり前ではあるけど。また、どうしたらいいのかという話については、東さんがますますローティ的になっていくことに共感を覚える。
書き忘れていたが、数日前に「バキ道 8」、「バキ道 9」、「テロール教授の怪しい授業 3」、「ブルーピリオド 10」を読んだ。「バキ道」はもはやマネリスム(悪い意味ではなくて美術様式としてのそれの意味で)の域に達していて、安心して楽しめる。「テロール教授」は周囲のひとがおすすめしているのもあって読んでいるのだが、ちょっと乗れないのだよなあ。
「ブルーピリオド」は、藝大の学生のアイデンティティや美術教育についての青春ストーリーとしては面白いのが、アートとのからみがよく理解できない。主人公がアートかぶれ的に、有名アーティストに対してネガティブな判断をしていたのは、結局は実存に回帰してしまうことへの皮肉な伏線みたいな感じなんだろうか。主に出てくる学生は自分のことしか見ておらず、それはそれで真剣な悩みではあるのだが、そこからアート、すなわち人類の可能性を広げる公共性へ向かう時は来るのだろうか。それとも「そんなことより実存だ!」ということになるのだろうか。