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2021年6月20日

朝、10時頃に目が覚めた。ちょっとだらだらしてしまったが、実装の続き。どうにもうまくできないことがあったのでとりあえず置いといて、先に進める。目処が立ったので残りは午後やることにして、ご飯を食べつつNHKプラスで「ドキュメント72時間」を観る。今回は、スカイツリーのそばにあるという献血会場。カフェみたいにきれいな空間で驚く。来ているひとが、気負いなく公共心がある感じで、心を打たれる。献血しよう。最近はYouTubeばかり観ていてNHKプラスを観ていなかったのだが、面白い番組はあるので、観るべきものは観ていきたい(気付けるようにしたい)。

散歩ついでに書店へ。『未来派: 百年後を羨望した芸術家たち』、『Spectator Vol.48 パソコンとヒッピー』、『新版 口を鍛える韓国語作文-語尾習得メソッド【初級編】』を買う。さっそく、お茶しながらSpectator誌を読む。パソコンがヒッピーというかカウンターカルチャーの流れから出てきたみたいな切り口はアナクロな感じもするのだが、しかしいまだからこそオルタナティブな道具のあり方と、それを活用した生き方みたいなことが構想されて然るべきなんだろうなあという気もする。というかまあ、普通にこの辺の話にはやっぱり興奮させられる。コンピューティング史への憧憬がある。

帰宅したら『28言語で読む「星の王子さま」 世界の言語を学ぶための言語学入門』が届いていた。タイトル通り、『星の王子さま』を各章ごとに異なる28の言語で訳しつつ、それぞれの言語についての勘所を説明するというヤバい本。今年ベスト級なのは間違いない。第1章は70ページほどの言語学入門なのだが、これが要を得た解説でとてもよい。28言語を相手にする本だけあって、音声学の解説も具体的な言語をあげて音を示しているし、その他の項目についても同様に言語の具体例を用いている。普通の言語学入門だとそのあたりが一般的な説明に終止しがちなので実感が湧きづらい。その意味でも、既に成功しているのであった。

夕食を食べながら、NHKプラスで「ニューヨーク LGBT運動の夜明け」というドキュメンタリーを観る。「ストーンウォールの反乱」を蝶番にして、それ以前のマイノリティへの抑圧が強固だった時代と、それ以降の時代について、運動に関わった当事者のインタビューを中心に語られるという内容。

その後、朝の続き。今週末でとりあえず公開できるところまでもっていきたいと宣言していたので、残りの実装をなんとか終え、ドキュメントを書いたりした。まだバグがあるような感じがするが、残りはまた明日。とりあえず、不十分とはいえ、やると決めたことをちゃんとできたので、気分はよい。

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