眠りの質がよくなかったが、10時半ごろまで寝るには寝ていた。Kが行きたいというので、久々に近所の中華料理屋さん。ここは、広東風のやさしい中華で、とてもよい。京都で好きだった系統の中華料理屋さんを思い出す。ランチメニューの排骨麺と、サイドメニューでザーサイ、春巻。あとビールも一杯飲む。
散歩がてら、新宿へ。お茶しながら『マンガ 一晩でわかる中学数学 実社会で役立つ数学力を身につける』を読む。もしかして、中学数学からしてわからなかったりするのではないか?と恐る恐る読んでみたが、このあたりはまあ普通に大丈夫そうであった。2/3ほど読む。それにしても、この店のソファが体に全然合わなくて、全然リラックスできなかったなあ。時々そういうところがある。
さらにうろうろ散歩。歌舞伎町を歩く。ちょっと前に話題になっていた「トー横」のあたりも歩いてみたが、特に面白い感じはなさそう。昼間だからというのもありそうだけど。行ってみようと思っていた場所があいてなかったので、区役所通りのバッティングセンターで一周バットを振ってみたり。若者でごった返している。
お茶しながら、撮った写真をインスタへ。新宿に全然来なさすぎて、むしろ懐かしい感じになる。先日、渋谷の桜丘の飲食店のあたりにも同じことを感じたりした。
その後、紀伊国屋書店へ寄る。耐震工事だとかで、1・2階に大規模な工事が入っていて、レイアウトも変わっていた。コンピュータ・理工書が8階になっていた。まあ、紀伊國屋にいく時はいつも、エレベータで上まで上がって、階段を使って降りながら各階を見ていくということをもう26年ぐらいやっているわけなので、別にどの階にあっても変わらないのだが。あれこれ見ながら、自分の関心のあること、直近でやる必要のあることを頭の中で整理して歩く。
帰宅して、紀伊国屋書店で買った長沢慎一郎『The Bonin Islanders』を眺める。小笠原諸島の父島に暮らす、いわゆる「欧米系住民」の人々と文化や歴史を記録した写真集。小笠原諸島については、吉岡乾『フィールド言語学者、巣ごもる。』を読んで興味を抱いたのであった。そこに、ちょうど著者が10年以上をかけてものしたこの作品が出てくるというのは、個人的にとてもタイムリーなつながりを感じる。この島々の、二転三転した歴史の複雑さには驚かされる。
夕食をとりながら、NHKプラスで吉田勝次さんが取り上げられていて、洞窟の話をしていたのを観る。。彼の『素晴らしき洞窟探検の世界』と『すきあらば、前人未踏の洞窟探検 洞窟ばか』には大きな感銘を覚えたものだった。しかし、本で紹介されていた死にかけエピソードがあまりにも怖すぎて、寝ようとしている時などに思い出して、まるで自分がその状態になりかけているような思いになり、息苦しくなったことも何度もある。面白いけど、怖すぎる。
このひと月の忙しさがある程度ひと段落した後、今日は終日うろうろしたことでリフレッシュもしたし、これからやるべきことに取り掛かろうという体勢にもなってきたので、明日からはまたあれこれやっていこう。