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2021年11月9日

朝30分の研究タイムは、研究ではなく原稿作業の方をやる。まずは参照すべき文献をそろえて読むところから(といってもそんなにあるわけでもないけど)。6年前にN氏が書いた文章を読んで、上手いなあと舌を巻く。その後、1 on 1やら定例ミーティングやら。昨日の議論した結果を、自分の担当領域のところへ落とし込む。上手く伝えられていたらよいが。大きなビジョンと着実な実行を両立させていかねば。

昼休み、久しぶりにジムへ。トレッドミルの最大傾斜である15度で、4.0/kmで30分ほど歩く。歩きながら、英語動画を聴く。音楽を聴くよりこっちの方が退屈しなくていいな。筋トレの時は音楽の方がいいだろうけど。その後、少しストレッチをしたのだが、広い場所がやたら寒いので、早々に退散。ちょっとやり方を考えねば。

そうしているうちに、動画がレコメンデーションの結果としてスティーブ・ジョブズのスタンフォード講演に移ったので、不意に数年ぶりに聴くことになった。この話は、部分的なのを含めるともう何度聴いたかわからないぐらい聴いているのだが、その度に胸に込み上げるものがある。ジョブズは父親と同じ年齢で、Apple Iは1976年にリリースされたから自分の生まれ年と同じ。そういう年代的なものもあるし、あまり上手く言葉にできないが、とにかく琴線に触れる。良いタイミングで聴き直せたなあと思った。リスニングとスピーキングを鍛えているところでもあるので、暗唱してそっくりに話せるよう練習してみるといいのかも?と思ったり。

夜は、CTO協会の定例ミーティングや、新しく会員になった方々のオンボーディングイベント。オフラインイベントの段取りみたいなのも増えてきつつあるところなのだが、そういうの苦手なんだよなあ。イベントの方では、CTO協会についての導入的な説明をしたり、その後の懇談会的なところであれこれとおしゃべりしたりなど。

疲れてきたので、少しごろごろしながら「NFTアート」を特集した「美術手帖 2021年 12月号」を読み始める。どういう内容なんだろうなあと不安があったのだが、クリプトカルチャーの文脈を押さえる内容のインタビューが多数含まれていて、予想以上によい特集だった。昨今のバブル的な投機に対して否定的なり肯定的なりの態度をとったところで、いずれにせよ技術的な内容はもちろん、NFTの本義であるクリプトカルチャーを理解していなければ、踊らされているだけであることには変わりない。ただ、技術面に疎い人は、この特集では何もわからないのではないかという気はする。

雑誌原稿は、編集者さんが現時点でのPDFでの出力を出してくれたので、みなで分量確認。思いのほかスペースがなくて、超過してる感じ。僕のところはリード文ぐらいしか書いてないので超えることはないのだが、リード文と見出しだけで1.75ページ使っていて、全体で3.5ページなので既に半分になっている……。どうまとめたものかということで、ちょっとフォーカスを練っていく。

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