2021年11月13日

昨晩は、頭痛を堪えつつヘミングウェイのA Movable Feast(邦訳だと『移動祝祭日』)を読み始めた。結構読めない、というか、単語が難しいわけではないけど意味が取れないところはあるが、面白い。眠くなってきたので寝ようとすると、頭痛とあいまって英文が頭にたくさん浮かんできてうなされる感じになって、なかなか寝付けなかった。朝10時頃に目が覚めたが、睡眠の質が悪くて、まだ眠い。しかし、近所の学校が文化祭でわーわーいってるので再び寝付くこともできず、ベッドでごろごろしながらヘミングウェイの続き。

Kと昼食を食べに、駅前まで出かける。気になっていた中華料理屋さん。いざ入ってみるとちょっとだいじょうぶかなという気持ちになってしまったが、出てきたものは美味しくて、よかった。その後、ちょっと離れたところにあるコーヒーショップまで行って、コーヒーをいただく。美味しい。最近、あらためてコーヒーをちゃんと淹れて飲みたい気持ちになっているが、いつもそう思ってやってみてもすぐやめてしまうので、インスタントコーヒーでも飲んでろ、と思って止す(インスタントでも、別の飲み物として、それはそれでいい)。

久々にNADiff a/p/a/r/tへ。あれこれ見ていると、東京都写真美術館で松江泰治さんの展覧会が行われていることに気づいて、とりあえずそちらに行かねばという気持ちになって、何も買わずに出た。ヒト・シュタイエルの新刊を買うつもりだったのだが。ポール・グロイスの新刊は売られていなかった。まあ、後でAmazonで買おう。歩いて写美まで。地下で吉田志穂さんの展示を観た。

まずは2階で行われている「松江泰治 マキエタCC」を観る。これまでに順光で撮ったオーバーオールな都市と模型の作品を再構成したもの(新作や未発表作もあるとのこと)。額装が、幅の広い木枠のものでされていて、かつ大画面だし、もはや宗教画的な崇高さすら感じる。模型を撮った作品も、その非現実感によってそのような感じに拍車をかけている。

続いて、3階で「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol. 18」。とりあえず観ておくかという感じだったのだが、NADiffの展示ではあまり感心しなかった吉田志穂さんの展示がとても良かったし、何より山元彩香さんの展示に衝撃を覚えた。構図やライティング、被写体の服装やポーズなど、どれをとっても完成度が非常に高い。「新進作家」という枠ではなかろうと思う。一方で、そのような完成度で作品化している被写体と取り巻く状況についての批評的な関心についてはよくわからず、ただただいいと評して終えてしまってよいのだろうかという気もする。2階のNADiffで、松江泰治さんのカタログ、山元彩香さんの写真集We are Made of Grass, Soil, Trees, and FlowersIMA Vol.36を購入。

お茶しながら、山元彩香さんの写真集を眺め、ヘミングウェイの続き。その後、帰宅して夕食を作る。Kは明日に試験のある色彩検定の準備でずっと勉強している。豚肉と野菜の炒め物、アサリの酒蒸し、なめこの味噌汁。食べながら、ウガンダで「ベーシックインカム」(とはちょっと違うと思うけど)の社会実験をした模様の海外ドキュメンタリーを観る。前向きに投資に使う事例が多かったようで、ポジティブな結果を示していた。さらに、「72時間」でドローン練習場の模様を少し観た。

その後、買ってきた写真集と雑誌を眺める。IMAは毎回面白いが、今号も非常によかった。これだけビジュアル的にもわかりやすくて、批評的な関心にもきちんと答えてくれるリーダブルな誌面を提供し続けてくれているのは、とてもありがたいことだ。

そんなわけで、今日は締め切りを片付けるべく進めようと思っていたが、何もしなかった。明日頑張る……。

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