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2022年1月11日

昨晩は、だいぶ遅くなったのですぐ寝ようと思ったのだが、山本兼一『利休にたずねよ』の初めの方を読んでしまって、3時過ぎまで。それで9時には起きられず、半頃になってようやく起き出して、お茶を点てて飲んだ。瞑想はできず。朝30分の研究タイムでは、学位申請関連書類の準備。思いのほか提出物が少なくてよかった。あとは修論を仕上げて、先生に了承もらえば終わり。もちろん、それが一番大事なのだが。その後、いくつかミーティング。

昼休みに直近3日分の日経新聞と、「週刊エコノミスト」「週刊ダイヤモンド」「週刊東洋経済」の3誌に目を通す。とはいっても、全部で30分ぐらい。目ぼしいところをパラパラ眺める感じ。その後、出社してまたミーティングなど。合間に、今年の技術に関する方針についての文書を書き始める。頭の中にあるのを書き出していく感じなので、集中さえできればすんなり書ける感じ。さらにCTO協会のミーティング。帰宅して、同イベント。

21時にもろもろ仕事を終えて、金井久美子・金井美恵子『鼎談集 金井姉妹のマッド・ティーパーティーへようこそ』を読み始める。冒頭の蓮實重彦さんの回からして面白いのだが、一番よかったのは武田百合子。『富士日記』などの文章も素晴らしいが、この人は本当に魅力的な人だったんだなあとわかる、ものすごい話の運びぶり。山田宏一さんや篠山紀信さんの回もいい。

馬鹿でものを知らず、感受性が鈍くて記憶力が悪いと、スクリーンに映ってるものが見えないしテキストそのものを読めないから、それらの「表層」を見過ごして、無駄に深刻ぶってありもしない「深層」を深読みしてしまうというのが、蓮實重彦さんの『表層批評宣言』その他に通底する批判なのだろうと思うが、このふたりの会話はまさにその意味において「表層的」である。久しぶりにそういうことを考えたりして、我が身を省みた。

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