朝30分の研究タイムから。ジャーナルの事前アドバイスで「「設計と実装の複雑さを低減する」といってるのだから、それらについて定量評価する必要がある」というもっともな助言をいただいており、どうするか少し考えてみたりしていた。比較した手法が、ソースコードを公開していない中でどうしたらよいのだろうと、詰まっていたのであった。ちょっと研究から離れて、この仕組みを実際に使うべくメリットを売り込むとしたらどうするか、という観点で考えてみるといいかもという着想を得た。
その後、夜までミーティングや1 on 1など。その後、隔月で開催されている「K-Ruby#29 LT&もくもく会」に参加。今回もLTをした。しかし、LTの持ち時間の最大値として示されていた10分ぐらいで話したかなと思っていたら、結果的には15分ぐらいだったようで、反省。内容は、ここのところElixir関連でやったことをZennにまとめていた記事の紹介。今回はスライドがないので、動画を撮ってYouTubeにアップしておいた(サムネ的なものを雑に作ってみた。いかにも素人動画という感じである)。
夕食をとりながら、NHKプラスで「日本人のおなまえ」の最終回を観る。というか、Kがわーわーいいだしたので何事かと思ったら、最終回であるという旨の案内を見て驚いていたのであった。食事時にiPadでNHKプラス経由でNHKの番組を観るということをこの数年続けているのだが、その中でも継続的に観てきた番組だし、面白い内容が多かったので残念である。今回は総集編。また別の切り口で、こういう番組をやってほしいなあ。
花粉症で思考にもやがかかった感じなのと、体のだるさみたいなのも少しある状況が続いていて、決定的にしんどいわけでは全くないが、微妙な状態が続くのが嫌という感じ。
机に向かうのも面倒で、ベッドに入って千葉雅也『現代思想入門』の続きを読む。現代思想における「脱構築」三題噺としてのデリダ、ドゥルーズ、フーコー、その源流としての形相と質料の相剋の変奏としてのニーチェ、フロイト、マルクスについて紹介したのち、ラカン、ルジャンドルと続くあたりまで。極めてわかりやすい。しかし、実はそのリーダブルな外観にそぐわない過激なことを言っているはずで、そこが著者のバランス感覚として興味深いところである。