昨晩は寝たのが遅かった、というか、朝まで起きていたので、昼頃に起床。準備して出かける。
「情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ キックオフシンポジウム」に参加するために青山学院大学へ。正門すぐ脇の総研ビルというところ。最上階が広いホールになっていて、登壇発表と、座席をぐるっと囲んでのポスター発表の2本立て。ついた時にちょうどポスター発表が始まって、同僚のK君の発表を始めとして、ひととおり全部眺めていく。興味の近いところで面白い内容があったので、少し質問したりもした。若い学生さんがほとんどという印象。ポスター発表というのも、インタラクティブで面白そうだなあ。
お茶しながら、アイシア=ソリッドさんの動画「(1) 【Axって何だろう?】行列とベクトルの積は電車の乗り継ぎ【行列②行列とベクトルの積】」、「(1) 【雑談配信】みんな、内省ってやってる?【価値関数と方策を更新しよーっと】」を観る。行列とベクトルの席を、行列の縦方向のベクトルを電車の向かう方向、かける方のベクトルを駅数とみなして、座標平面上を動かして見せるという例が、とてもわかりやすくて感心した。内省の方は、こうやって日記を書いてはいるのだが、内省というよりは記録の面が大きいので、そういうのもやる方がいいのかもなあと思ったりもする(が、公開前提じゃないと続かないんだよなあ)。
その後、歌舞伎座へ。四月大歌舞伎の第三部「ぢいさんばあさん」、「お祭り」の二本立て。若い頃の伊織(片岡仁左衛門)とるん(坂東玉三郎)夫妻がイチャイチャし始めるので、るんの弟(市川隼人)がそわそわし出すあたり、とても面白い。急展開してからの、37年後に夫妻が再開する三幕目は、時間の経過と変わらない愛情の対比に心を打たれる。人生の物語だ。続いての「お祭り」は、玉三郎さんが若い者を2人従えての踊り。芸者の姐さんを、綺麗でもありカッコよくもありという若々しさで演じる。最後に客席に一礼するところの所作の見事さに、グッときた。
夕食は、昭和通りを挟んだナイルレストランでいただく。ヨーグルトカレーを注文。スラ・ヴィンヤーズのシラーズが置いてあったので、グラスでいただく。単体で飲むと、ジビエのような臭みのある独特のワインなのだが、インド料理と相性抜群。奇跡的なワイン。少し足りなくて追加したチキンマサラがすごく辛くて、大汗をかいた。
帰宅して、「半沢直樹」シリーズ2を観始める。昨日、観てる場合じゃないと書いたのだが、むしろこの後にもっとスケジュールがやばくなってからよりも、今のうちに観ておくほうがリスクが低いのではないかと思ってのこと(といういいわけだが)。前半の話は、最初から猿之助さんが飛ばしまくっていて、香川照之さんとの澤瀉屋の従兄弟対決(ストーリー的にも顔芸的にも)を繰り広げ、歌舞伎好きにはたまらない。後半の話は、どんでん返しは多いのだが、展開の意外性は薄くて、ちょっとだるかったかなあ。ひたすら観続けて、朝7時まで。