日記は栗林健太郎のScrapboxに移動しました。

2022年5月28日

朝10時頃起床。昨日買ったChim↑Pom展のカタログを眺める。こちらは第1巻ということで、今回の会場の模様はこれから刊行される第2巻に収録されるとのことである。13時からは、虎ノ門の第二会場で開催されているChim↑Pomの展示を観に行く。こちらは、例のピカチュウ的な「スーパーラット」が展示されている。著作権上の問題で、どうしても森美術館の方では展示できなかったとのこと。動画がふたつ流されているだけという展示ではあったが、都会のネズミとして「排除されても駆除されない」というアティテュードを掲げる様は、感動的ですらあると思われた。

新橋の方へ歩き、お茶しながら『ちゃぶ台返しの歌舞伎入門』を読む。この本は、歌舞伎のさまざまな要素について、通説というか紋切り型的な表現を、一応取り上げはしつつも実際はこうだろう、ということをはっきり書いてくれるのがとても良い。2冊目の入門書という感じか。

その後、東京駅まで行き、丸の内の丸善で本を物色する。濱口竜介他『カメラの前で演じること』、「ユリイカ2018年9月号 特集=濱口竜介――『PASSION』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』…映画監督という営為」、「東京藝術大学大学院映像研究科第二期生修了制作作品集2008」、小佐野重利『絵画は眼でなく脳で見る――神経科学による実験美術史』、服部文昭『古代スラヴ語の世界史』を購入。

また、猿之助さんに『猿の眼 僕ノ愛スル器タチ』という著書があるのを知り、Kindleで購入。うつわの趣味もとてもよい。どの点をとっても凄すぎて、猿之助さんに対する敬意がますます高まった。芸が素晴らしいのはもとより、リーダーシップがあってイノベーティブで、しかも教養豊か。圧倒的存在だと感服する。

帰宅して、Amazonプライムで濱口竜介「寝ても覚めても」を観る。非常に緊密なショットの構成は見事で、最後の方の走る二人を俯瞰で捉えたロングショットには感動を覚えたりもしたのだが、先日「ハッピーアワー」を観たばかりの身としては、あの素晴らしさ、衝撃に比べると少し見劣りを感じてしまう。続けて、昼に購入したDVDに収められている「PASSION」を観る。レストランでの会話における切り返しの連続で気分が悪くなってもう観るのをやめようかと思ったりもしたのだが、なんとか最後まで観る。濱口的要素というものがいくつかあるのだなあということを思う(出たり入ったり、速いテンポで急に関係性を動かしたり)。

さらに「ユリイカ」の濱口竜介特集を読む。

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