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2022年6月5日

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準備して、国立劇場へ向かう。Kのお母さんと、半蔵門駅の入り口で待ち合わせ。今日は小劇場での催し。途中、楽屋の窓が大きく開いて丸見えで、中の人と目が合ってしまった。気まずい感じ。賑わっているロビーをうろうろしていると、Kが「あれ、幸四郎さんじゃない?」という。マスクをしているが、目力のすごいスーツの男性が劇場からロビーに歩いて出てくる。幸四郎さんがわざわざこんな人だかりの前に出てくるものかね?と思っていたのだが、やっぱり本人で、意を決した風に「お初にお目にかかります、ってちゃんといいなさい」と、子供に挨拶をさせる母親などもいた。

今日観にきたのは「第5回日本舞踊 未来座 =才(SAI)= 日本舞踊『銀河鉄道999』」。元はというと、Kのお義兄さんのところで働いている方が出演するからということで、それならば観に行ってみようとチケットを購入したもの。日本舞踊にもこのところ大いに興味を持っていたので、ちょうどいい。漫画を原作にしていることもあり、2.5次元舞台のような雰囲気もありつつ、群舞を中心に流麗な音楽・照明構成された華やかな舞台は、踊り手の基礎技術の明らかな高さも相まって、非常に楽しい。「光星」という群舞をする集団の中の一人が、姿も表情もひときわ輝いているので、調べてみると松島昇子さんという方であった。注目していきたい。

Kのお母さんを三越前まで送った後、「グリル満点星」で昼食。あれこれ注文し過ぎてしまったが、ゆっくり食べる。今日は、僕もKもそろってiPhoneを忘れて出てしまったのだが、暇つぶしという意味では不便はしないのだが、タクシーや電車に乗る際にSuicaが使えないのが一番面倒だった。食事をした後、電車で帰る。僕は少し寄り道をして帰ることにする。お茶しながら『ちゃぶ台返しの歌舞伎入門』の続きを読んで、読了。

帰宅すると、あれこれ届いている。山本貴光『マルジナリアでつかまえて2 世界でひとつの本になるの巻』、宮尾登美子『きのね(上)』『きのね(下)』「歌舞伎名作撰 壇浦兜軍記 阿古屋」。ソファに埋もれながら、『マルジナリア〜』を読む。前作に引き続き、こんな本の読み方、使い方があるのかと驚くし、自分自身ももっと本を読みたくなる素晴らしい書物。ひたすら読み続けて、読了。

さらに「阿古屋」を観る。筋などは知ってはいても芝居を観たことがなかったのだったが、ちょっと弾いてみせるというレベルではなく、かなりガチで演奏するので驚く。「玉三郎が語る『阿古屋』」によると、養父の12代守田勘弥にいわれて20歳の頃には演奏はできるようになっていたとのことで、驚く。その後あれこれあって、6代歌右衛門に認められて勤めたのが97年、47歳の歳。この記事にもある通り、児太郎などに伝授しようと教えているのだという。

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