日記はScrapboxに移動しました。

2022年6月18日

,

10時頃起床。まだ右首筋からの頭痛がわずかに残っている。激しい頭痛にはならないかもしれないが、ずっと痛みの元が残っているのは非常に気分がよくない。

肩こり対策のためにも自転車に乗ろうと思って整備してもらったので、ポタリングに出かける。皇居前広場まで出た後は、ぐるっと内堀をゆっくり回る。千鳥ヶ淵から番町の方へ出て、永田町から赤坂へ。普通に走ったら1時間もかからないだろう道のりを、あれこれ考え事をしたり、写真を撮ったりして、2時間かけて回った。ポタリングはやっぱり最高だなあ。楽しい。

夕方、六月大歌舞伎「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を観るために歌舞伎座へ。別の演目をやるはずだったのが、仁左衛門さんが帯状疱疹で休演となったため、急遽変更されたもの。2週間ほどで準備したというが、玉三郎自身は長くやってきたとはいえ、もっと登場人物の少ないものをやれば楽だったのではないかと思える、大きな芝居である。

玉三郎さんの演じるお園が物語を回していく。世話焼きのお節介さと、花魁に気に入られないと御座敷に呼ばれないからという狷介さを持ち合わせたベテラン芸者としての立ち回りは、始終おかしい。一方で、歌舞伎的な台詞回しから外れると、ほとんどコントのような感じに聞こえる。しかし、そう思えてしまうのはいいことなのかどうか。一方で、河合雪之丞演じる亀遊は歌舞伎的な台詞回しで、17歳の可憐な花魁に見えるのだった。

帰宅して、渡辺保『戦後歌舞伎の精神史』の続きを読む。実際に本人が観たのだろう場面であっても、子供の頃だろうしほんとにそこまで思ったのかねと思えるような実体験に基づく語りや、知り得ないような内面を見てきたかのように描くことなど、学問的な著作を期待すると肩透かしを食うのだが、それはそれとして歴史小説みたいなものだと思えばまあ面白い。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *