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2022年7月24日

昨晩は、エリック・ロメール監督「飛行士の妻」を観た後に就寝。ロメールの映画は、なぜか今まで一本も観ていなかったのだが、濱口竜介監督経由で観なければならなかろうという気持ちになった。若い頃に観てもよくわからなかったのではないかという気もして、いま観るというタイミングでよかったのだろうという気がする。

なぜかチャンネル登録をしていなくてずっと見逃し続けていたYouTubeチャンネル「哲学の劇場」の最新エピソード「人文的、あまりに人文的#116 注目の新刊」を観る。面白そうな本があれこれ紹介されている。中でも『認知行動療法の哲学ーストア派と哲学的治療の系譜』に特に興味を惹かれた。ストア派的な自己修養みたいなことには関心があって、それが認知行動療法と結び付けられているのは、きっと面白い話になるだろうと思える。

お茶しながら『知られざるコンピューターの思想史 アメリカン・アイデアリズムから分析哲学へ』(Amazonでは売られてないのかな?)の続きを読む。こういうのを読んでいると、学問というものに対する憧憬を思い出すなあ、と思ったりしたのだが、一応いまは研究者の卵ではあるのだから、憧れてる暇があったら自分の研究をやらないとなあと思い直したりした。2ヶ月ぐらいほぼ何もしてないので、そろそろ再開しないと……。

神保町へ。東京堂書店で新刊や、アイヌ関連本などをチェックする。三木那由他『言葉の展望台』、石原真衣・編『記号化される先住民/女性/子ども』、トーマス・バー・他『能動的推論:心、脳、行動の自由エネルギー原理』、加藤博文・編『いま学ぶ アイヌ民族の歴史』を購入。その他、Amazonのマーケットプレイスで小長谷有紀『ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫:アーカイブズの山を登る』、Kindleで阿部真人『データ分析に必須の知識・考え方 統計学入門 仮説検定から統計モデリングまで重要トピックを完全網羅』、Michael Wooldridge『AI技術史 考える機械への道とディープラーニング』を購入。

帰宅して、夕食をとりつつ「鎌倉殿の13人」。しばらく揉め事続きか。

既に次号予告されているのだが、WEB+DB PRESSのためにWeb3特集を準備していて、その原稿の校正に入っているところ。編集者さんのレビュー対応と、もうちょっと見直して表現を改めたりする作業。先日、Web3解説本が炎上していたのだが、こちらはどうなることやら。

『言葉の展望台』を読了。言葉が伝わってしまったり伝わらなかったりする様々な状況について、きめ細やかな感性とハードな哲学的議論の両方でもって論じるという、稀有な本。非常に面白い。まだ消化しきれていないところもあるが、これからものを考える上でのアイディアの種みたいなものをたくさん得られた。

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