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2022年7月28日

今日も1 on 1やミーティングなどの日。社長との1 on 1もあり、懸案事項についてあれこれと話す。いい感じにやっていけそうなこともあって、よかった。

夕食をとりながら、NHKプラスで「新・にっぽんの芸能」の「今“古典芸能系”マンガがアツい!!」という特集を観た。いくつか古典芸能を扱う漫画が紹介された中で、世阿弥の少年時代を描く『ワールド・イズ・ダンシング』に興味を惹かれたので、Kindleで買っておいた。『花よりも花の如く』というのも気になるところだが、現代の話なら普通に能そのものを観る方が面白いんじゃないかという気もして、どうするか迷うところ。

小長谷有紀『ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫:アーカイブズの山を登る』を最初の数十ページ読む。著者の個人的な回想も交えつつ、ときおりくだけた文体になったりもする、不思議な梅棹紹介本。面白い。

買った『ワールド・イズ・ダンシング』を読む。観世流の子供として生まれた鬼夜叉(のちの世阿弥)が、室町三代将軍・足利義満の元で能楽師として成長していく話。キャラクタ造形は、突飛なようでいて監修者によると的を射ているとのことで、面白い。ただ、つながりがよくわからないコマの流れが多くて「どういうこと?」と読み返す必要が何度もあり、読み進めるのに時間がかかる。

監修の清水克行氏のコラムで、驚くべきことが書かれていた。同朋衆といえば、文化・芸能によって将軍に使える世襲の職といった説明が日本史の教科書などではされているが、近年の研究では否定されているのだという。つまり、同朋衆とは、単に将軍の身の回りの世話をする者たちで、その中にたまたま文化・芸能に通じたものがいたこともあるだけというのが実態だという。さらには、観阿弥・世阿弥父子は同朋衆ですらないのだと。その辺りも読んでみたいものだなあ。

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