日記はScrapboxに移動しました。

2022年7月30日

昨夜は、日記を書いた後、成田美名子『花よりも花の如く』(既刊20巻)をKindleで購入して読んでいた。気づいたら明け方。それから12時過ぎまで寝て、起きた後はさらに『花よりも〜』の続き。能楽師の成長話。能の演目に絡めながら人間ドラマを描く、少し長めのエピソードで構成されている。それ自体もいいのだが、単純にストーリーの出来が素晴らしくて、1話読むたびに感嘆を覚える。

散歩に出る。お茶しながら、会田誠『性と芸術』の続きを読み、読了。「犬」の話は半分過ぎで終わり、後半は別の連載エッセイの収録。こちらも性的な事柄にまつわる話。前半の話と関連するところも多くあり、これらふたつで自作解説ということで併載しているのだろう。アーティストとしての批評性と、それだけではない割り切れなさを表現しようというアティテュードはよかった。後半の話では、生物学的な差にジェンダー問題を還元しかねない話も少しあり、そこだけ余計なんじゃないかと思ったが。

ジムへ。AirPodsを忘れてしまったので、ジョギングはなし。肩周りを中心にやった後、レッグプレスもやる。すると、右膝がやや痛む。ジョギングでのダメージなのかなあ。負荷を70kg程度におさえて、回数を増やすようにした。その後はストレッチ。主に股関節まわり。かなり固くてほぐすのに苦労したが、あれこれやってるとだんだん動くようになっていく。今日は少しやり方を変えてみたら、可動域が少しだけ広がったように思えた。ちょっとずつでも進歩があるとうれしいものだ。

帰宅して、さらに『花よりも〜』の続き。その後、夕食をとりつつ、「にっぽんの芸能」の「坂東彌十郎と見る「鎌倉殿」と歌舞伎」を観る。「鎌倉殿の13人」は歌舞伎役者がたくさん出ているが、その話だけでなく、北条時政や梶原景時など、演目によってキャラクタが違う登場人物についての話や、もちろん曽我兄弟の話など、歌舞伎とのつながりについての解説も多くあり、とてもいい。また、彌十郎さんが何かの演目の梶原景時をやる上で、他の演目のキャラ設定を気にするかと問われ、それぞれ別の話なので全く気にしないと答えていたのが印象的だった。

小長谷有紀『ウメサオタダオが語る、梅棹忠夫:アーカイブズの山を登る』の続きを読み、読了。梅棹忠夫については継続的に興味を持ちつつ、たまに思い出して読んだりするぐらいなのだが、今回は、数ヶ月前に読んでいた山崎正和的な文脈(戦後の大物知識人的な意味で)で気にかかっているところ。現代ではもはやそういう関係はありそうもない。ともあれ、梅棹の巨大さにあらためて感嘆するばかりである。

Kがずっとフジロックフェスティバルの中継を観ていたのだが、22時からコーネリアスの復活ライブということで、一緒にみる。Mic Checkから始まり、メドレーのようにして曲をつなげていくオープニングから、心奪われる。映像もとてもいいし、METAFIVEの「環境と心理」をやるという驚きもあったり、ひたすらカッコよくてとてもいいライブだったなあ。最後に、サングラスを外して挨拶していたのもグッときた。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *