GMOペパボ株式会社(以下、ペパボ)では「GMOペパボ株式会社 採用サイト」にある通り、エンジニアを全面的に絶賛募集中です。しかし、「全面的」といわれてもメリハリがなくてよくわからない感じだと思うので、ペパボのCTO的な観点から紹介したいと思います。どこが「CTO的な観点」なのかというと、端的にいうと全体の中で僕が特に推しているということです。
ITmedia NEWS「「勤務地条件廃止」で応募者急増 GMOペパボが2日で“全社リモートワーク化”できたワケ」でも取り上げられたように、全国どこででも働けるフルリモートの環境も整っています。そのあたりもぜひご検討の際に考慮いただけると幸いです。
データエンジニア
まずは、シニアデータエンジニアです。ペパボでは、Bigfootと呼んでいるログ活用基盤を運用しています。Google Cloud Platformのデータ基盤系コンポネントを中心に用いつつ、社内のサービスにおけるデータの収集・分析・活用を実現するために、必要とあらば積極的にツールを作って作り上げています。詳細については、ペパボ研究所によるブログポスト「ペパボのログ活用基盤「Bigfoot」を Google Cloud Platform に移設しました – ペパボ研究所ブログ」を御覧ください。
このポジションは、VPoE兼技術部長の@hsbt率いる技術部技術基盤チームに所属することになります。また、Bigfootはもともとペパボ研究所の面々で構築したこともあり、研究員かつデータサイエンティスト(でありつつ、上記の基盤移行をほぼ独力で成し遂げたスーパーデータエンジニアでもある)@HirokaZaitsuとともに仕事をする機会が多いでしょう。これまではminneでの利用が多かったところ、全社展開するに際して広く力を募りたく募集開始した職種です。ふるってご応募ください。
SRE(Site Reliability Engineer)
次に、SRE(Site Reliability Engineer)について述べます。ペパボは、もともとレンタルサーバーのロリポップ!やムームードメインというホスティングの会社であることから、インフラの運用に関する技術を事業上の大きな強みのひとつにしています。そのこともあり、OpenStackを用いて構築したプライベートクラウド基盤(社内ではNyahと呼んでいます)によってサービス提供を行っています。また、昨今では、AWSとのマルチクラウドやKubernetesによるコンテナ化を通じて、コスト面と可用性とを両立するインフラ基盤を実現しています。
昨今、世の中ではDX(Digital Transformation)などということがいわれるようになってきました。それでいうとペパボは、これまでもSMB(Small and Medium Business)を中心としたDXを支援してきたともいえます。すなわち、インフラ運用的な観点からいうと、いまがまさに攻め時。可用性を中軸に、サービスの安定性を高めていくことが必要です。ペパボが歴史的に強い分野であるInfrastructure as Codeやコンテナ技術をフル活用して、安定稼働するとともに、変化につよいアーキテクチャを実現してくださる仲間を求めています。こちらもまた、ふるってご応募ください。
ECサービスのWebエンジニア
コロナ禍の巣ごもり需要の増加により、特にEC関連のサービスに多くのお引き合いをいただいております。ECの伸展はこれからますます進んでいくと見込んでいます。日本のEC化率は「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました (METI/経済産業省)」によると2019年時点で6.76%です。2020年はさらに伸びていると思われますが、それでも本来あるべき姿からするとまだまだという状況でしょう。ペパボは、大きくいうとホスティングとECの会社です。そのEC領域を占めるカラーミーショップ、minne、SUZURIの各サービスにおいて、Webエンジニアを積極的に募集しています。
特にカラーミーショップについて述べます。Senior Engineering Leadのけんちゃんくんさんが「ポストコロナの商売を支えるカラーミーショップのアーキテクチャ – ペパボテックブログ」で書いている通り、アーキテクチャ面での大きな取り組みを予定しています。また、サービス面においても複数の大規模なプロジェクトを計画しており、まさに「ポストコロナの商売を支える」取り組みを本格化させようとしているところです。僕としても、技術的(「ペパボ EC テックカンファレンス – EC サイトの開発の裏側大公開 – 資料一覧」をご参照ください)にも事業的にもここが勝負時と、力を入れて取り組んでいるところでもあります。ECはこれからますます面白くなると思います。
おわりに
冒頭で「CTO的な観点からの推し」について述べるといいましたが、推したい募集はもちろん「全部!」ではあります。しかし、それだとあまりにも長くなりすぎるので、このポストでは泣く泣く3つにしぼって紹介しました。エンジニアについて、その他の職種についても広く募集していますので、以下のページからぜひご自分に合った内容をご覧いただき、応募してくださるとうれしいです。