多人数で情報を分類・共有する仕組みである folksonomy の有用性が説かれて久しい。
ソーシャルブックマークが普及を推進してきたように、これまでfolksonomy は Web ページに対して主に適用されてきた。いわゆる wisdom of cloud である。
しかし、そもそも画像共有サイト Flickr が folksonomy を広めたように、folksonomy が有用なのはなにも Web ページだけじゃない。一歩進んで、ひとだってタグ付けし得るリソースなのではないか?と発想を転換してみたときに見えるものがある。
このサイトはまさにひととひととがタグによって結びついていく、新しいタイプのソーシャルサービスだ。Google Maps などもうまく利用されていて、Web2.0 時代のお手本のようなサイトでもある。
「ひとにタグ付けするなんて!」という常識を少し踏み外して、思考を抽象化してみることによって新しい発想が生まれるかもしれませんね。
Tagalag
http://www.tagalag.com/
タグによってひととひととが結びつく。