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  • 感覚のアドベンチャー

    消費の快楽が、戦争に、静かに、美しく、優雅に勝りますように。

    菊地成孔さんの日記 02/11/12(火)22:54:27 より

    さて、山形浩生勝手に広報部:部室 経由で拝見した 北岡明佳の錯視のページ が激ヤバです。今日購入した、菊地成孔さん率いる DCPRGDCPRG3/GRPCD2 を聴きながら、耳はひたすらにかっこいい音にやられ、眼は錯視でクラクラ。先日の OR に引き続いて、感覚のアドベンチャーを無駄に追求する旅に出かけたまま、いまだに帰って来られません。そういえば、以前 オプ・トランス! ってイベントがあったんですよね。激しく今更な話題(1 年以上前のことだし)なので、おとなしく Scanning Of Modulation でも眺めながら寝入ることにいたします。

  • 鬱い…

    インターネッティングする気力もなくぼんやりしていたら、「ビデオにダビングさせてくれ」といって石田未来(エロ画像きぼんぬ)の DVD を持って友人が来て、それをダビングしている間ずっと Yahoo! オークションで UNDERCOVER の出品を見て回り「あーこれいいね」「このあたりのラインのものが」「高っ!」等のおしゃべり。勉強になりました。つか、これから服はオークションで買うことにしようと思った。ここらあたりで、麻袋の両脇を丸くえぐったもの(普段着として一般的に着用されている)を買うのと同じくらいの金で、まともな服を買えるわけだし。

    友人が帰った後も依然としてなんのやる気も起こらないので、数年前にスペースシャワー TV でやってたのを録画した のビデオや、その隣に置いてあったダムタイプOR のビデオ(ものすごいストロボ・フラッシュの嵐ではじまる。音もヤバい)を見ていたら普通に死にそうになりつついまに至る、という感じですよ。吐き気が止まらない。というか蛍、検索してみたらサイトもあるし、まだ生きているみたいでよかったです。CD も出てるね。あんまり買う気はしないわけですが。

    しかし蛍なんて久しぶりに聴いたなぁと思ったのですが、以前、DJ のまねごとをさせていただいたとき に 1 曲目に蛍をかけてました。一体、どんないやなことがあってそのようないやがらせに打って出たのでしょうか。意味不明です。いま再びやらせていただくとしたら、おそらく松浦亜弥とか藤本美貴とかそんなんばっかりになるでしょうから、まぁそれはそれで似たようなものかとも思ったり。そしていま、やはり OR の音だけ聴きながらこの文章を書いているのですが、もうとんでもないことになっています。そういえばこの作品を「デジタル・ファシズム」とかいって批判してた慶應の先生がいたけど、その文章をどこで読んだんだっけなぁ、と探し回ってみましたが、見つかりませんでした。

    そんな感じでノイズにばかり思い入れて暮らしているのですが(池田亮司を「ノイズ・ミュージック」なんていったらアレかもしれないが)、単にやかましいノイズが一方では母親の胎内に響く音と似ているために、ひとはノイズに安らぎを覚えることもあるのはよく指摘されている通りであり(例えば ノイズミュージック概要)、デジタルだかなんだかしらんが、とにもかくにも他人を根本的に破壊/癒してしまおうという悪意だけがいまのところ信じるに値する音楽的意志なのであってみれば、ともあれ、デジタル・ファシズム万歳! という感じ。

    なにがなんだかぜんぜんわけがわかりませんが、とにかく、そういうことか?。そういうこと!

    鬱い…。

  • 教育の行方

    まぁなんというか、先行きが不安な感じですね。

    すでに「情報」の授業を実施しているという神奈川県立大岡高校では、キーボード操作からはじまり、暑中見舞いはがきやポスターの作成、インターネットを活用した情報の検索に習熟するようカリキュラムを組んでおり、一方、神奈川大学附属中・高校においては、それら一般的な技術を身につけた後、ウェブサイト・コンテストへの出品を生徒にすすめているということです。

    まぁそのこと自体はおおいに結構なことだと思います。しかし、やっぱり気になることが…。

    家庭にパソコンがあれば生徒の習熟度も高くなり、個人差がつきやすい。従来の教科ではあまり起きないことであり、家庭の経済事情が成績に影響する可能性も出てくる。

    上に引用した見解について、神奈川大学附属中・高校の先生は コンテストに入賞してもその結果自体は、成績には一切反映させない。あくまで生徒の動機付けとして利用している と、大岡高校の先生は 課題を家に持ち帰ることは禁止。すべて授業時間内に完成させることを原則としている 家でやるのも自由だが、授業内で終わらない課題は出さない とこたえていますが、どうなんでしょう? いつまでもそういう方針でことを進めるわけにはいかなくなるのではないか。

    さて中学(高校)に入学した子供のためにパソコンを購入しよう、となれば 10 ? 20 万円ほどの出費を要するわけで、それって平均的な経済状況にある家計にとってそんなに負担になるようなことでもないのでしょうか。少なくとも容易なことではないでしょう。となれば、学力を金で買うという状況が本格的に目に見えるものとして到来しつつあると考えることが、それほど妄想じみたことではなくなってきているように思えます。

    といったからといって「情報」なる科目を新設することに僕が反対しているというわけではなくて、「教育」というものがこれからどのように位置づけられようとしているのか、先行きが不透明だなぁと思っているのです。10 ? 20 万円程度の機械を購入できない貧民は、相当の先天的な能力と努力を以てせねば低い成績に甘んじなければならない科目を新設しようとしている、つまり「国は教育にはできるだけ関与しませんよ。学力は金で買え」という方向へ進んでいるかのように見える(「ゆとり教育」もその一環でしょう)一方で、中央教育審議会は「愛国心」云々という経済とも学力ともまったく関係のない思いつきを推し進めようとしている、その辺の折り合いをどのあたりでつけようとしているのかなぁ。

    個人的には、学力を金で買わねばならないような世の中は望ましいものであるとは思えないですが、いいたいのはそういうことではなくて、筋を通せ、ということです、あくまでも。

  • 文章の書き方

    昨日・今日と頭が痛くてなにもやる気が起きず、だらだらとあちこちをふらふらしていました。

    まともじゃない文章とはなんぞや?

    1. 全体的にやたら長い。センテンスが無駄に長い。句読点滅茶苦茶。ダラダラ。
    2. 主述修飾接続滅茶苦茶。
    3. 感嘆詞を多用している。無駄に強調が多い。筆圧の強さばかり目に付く。
    4. レトリックを多用しているが、使い方が頓珍漢。
    5. 結局何が言いたいのかわからない。

    “Demagogie” 02/10/24 より

    あはははは。まるっきり僕の文章そのものという感じだなぁ。主述修飾接続滅茶苦茶 にならないようには気を遣っているつもりなのですが、ちゃんと推敲しないとすぐ間違えてしまう。その他は弁解の余地なし。

    でもまぁこの日記が一般的な見地からいって読みにくいところがあったとしても、それは僕がこの日記を一連の文芸作品として書いているつもりであるからなのであって、それらは全て意図されたものなのであります。結局何が言いたいのかわからない という感想を読者がお持ちになった場合、僕に詩の女神が降臨した結果そのようなことになっていると思っていただけるとありがたいですね。

    …なんてな与太はどうでもいいのですが、どういう文章がいい文章か、というのはなかなかに難しい問題ですね。「てにをは」がむちゃくちゃなせいで読んでて気持ちが悪くなるような文章なのになぜか面白くて惹かれてしまうものもあるし、きっちりかっちり書いてあっても面白くない文章もあるし。もちろん書いている内容にもよるわけですが。

    というわけで一概にどのように書けばいい文章なのかということはいえないのですが、僕が文章を書く上で気を遣う点はといえば句読点をどのように使用するかということで、一度アップした文章を句読点を追加したり削除したり位置を変更したりといったことで何度も訂正するのは、「てにをは」がおかしいということがなければ、たいていの文章は句読点の使い方が適切かどうかでいい/わるいを判断することができるのではないかと考えているからで、へたくそながらできるだけ読みやすい文章を書こうと日々努力してはいるのですが、そこはアレ、無才ゆえ読者に負担を無理強いしてしまっているのが悲しいところ。

    …というような無駄に長いセンテンスはよくないですね、という見本。

    他にできるだけ気をつけるようにしているのは、これは高橋源一郎太宰治の小説を引き合いに出してよく書いていることですが、文末の音を耳にここちよく響かせるように文章を工夫するということです。早い話が「?た。?た。?た」というような単調な感じにならないようにしたいということなのですが、これはかなり難しいです。特に日記というフォーマットにはかなり制限があるのでなかなかうまくいかなくて、目下のところ、この点で(これだけではないけど)僕の文章は腐っていると思います。

  • 支離滅裂

    昨日のデスクトップ壁紙(映画「クラッシュ」の気狂いどもが泣いて喜びそうなグロ画像)のせいで本当に気が滅入ってきたので、別のものに変更しました。とはいえ、そんなに変わりはありませんが(祝・結婚というわけで細川直美の壁紙)。

    ところで、今日は少しばかりお金が入ったので PSone と ゲーム版 lain を購入 & 即プレイ、結果、更に気が滅入りました。ここ 10 年のゲームをまったく知らないのでアレなのですが、おそらく滅法にムチャなものなのではないかと推察します。というか、意味がまったくわかりません。いまのところ、ファイルを片っ端から開いて中身を見るだけ(ではないかもしれないが)であるようです。しかもボタンを押してから数秒たってやっと画面上でなんらかの反応が見られるというとんでもないもたつきぶり(演出?)のせいで、おそろしくたるいです。まいりました。

    そんなこんなでぐらぐらしている頭に、やっと購入することのできた山本精一の「クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ」をぶち込んだものだから、もう大変。というかいま現在も聴きつつ書いているのですが。といってもこちらは気が滅入るタイプの音楽ではなくて、ひたすら気持ちがいいのです。しかし、気が滅入ることと気持ちがいいことに特に変わりがあるわけでもなく、結局はぐねんぐねんになってよだれを垂らさんばかりのぼや?んとした馬鹿面をパソコンのディスプレイさん(面と向き合って語り合える唯一の友達)に晒しているのです。

    そんな面で Web を経巡っていたらなんか突然 Mozilla が頻繁に固まるようになってしまってどうにもならなくなったみたいなので、 Phoenix 0.3 を導入してみたところ思いの外いい感じなのでこれからは Phoenix マンセーという姿勢(UA の「泥棒」ジャケ)で明日からの仕事(ジャリ銭拾い)に望みたいと思います。仕事したくないです。

  • 僕は TV スター

    最近はオフラインの読み物を読むのがまた楽しくなってきて、本やマンガを読んでいます。今日読んだのは『国民クイズ』(全 4 巻)、『カバチタレ』(第 11 巻)、『極悪 ガンボ』(第 2 巻)という、なんというかアレな感じの組み合わせだったのですが、どれも面白かった。ひとさまの影響をすぐに受けまくってしまう僕としては、いますぐにでも TV スターになって大衆を扇動したり、あらゆる法的手段を駆使して労働者の権利を主張したり、はたまたひとを陥れ大金をせしめたりしたい気持ちでいっぱいです。

    というか、千代田区の路上禁煙条例って ほんとに始めちゃった んですね。「なんか煙草とか道端で吸ってるやつってウザくねえ? 規制しちゃおうよ」ってな思い付きが現実に条令として力をもってしまうこの素敵な世の中では、僕が TV スターとして「国民クイズ」の司会者になることも夢物語ではないのかもなあ。心の底から生きる力が湧いてきたよ。

  • 昨日/今日

    昨日は、購入したものの一週間以上放置されていた『海辺のカフカ』を読んでいたところを例の如く友人たちに拉致されて、ご飯を食べたり書店を巡ったりぶらぶらドライブしたりしてました。

    パフェのフルーツが傷んでいてあわや訴訟沙汰に巻き込まれそうになったり(友人が「絶対に訴えてやる!」と息巻くので)、今日これから行く予定のライブに出演するバンドの名前は “Morning Machine & Soft Musume” というのですが、それが全く以て友人の音楽の趣味をそのまんま反映しているバンド名で(つまり、彼は Soft Machineモーニング娘。が大好きなのです)ひとしきりそのことで大笑いしたりした後、「そういえば NUMBER GIRL って解散するみたいよ」と僕がいうと彼はひどく落ち込んで、しかたがないので車を飛ばし「気晴らしにでも…」と、島の北端で海を見てきました。

    眼前いっぱいにひらけた海を月明かりが遍く照らし、灯台の灯りが視界を不意に ?定期的なもののはずなのにいつも僕を驚かせる? よぎっていく光景を眺めながら、不断に続く海鳴りの音を聞いていました。少し沖の方に岩の黒く群れて突き出ているのが立ち騒ぐ波の加減で時折ざわざわと動いているように見え、それは人魚の群れが真夜中に束の間の月光浴を楽しんでいるようにも見える。

    そして今日はやっと『海辺のカフカ』を読み終えました。感想を記すことは避けますが、長いお話を読むのは久しぶりのことだったので、そのことじたいは楽しかったです。

  • 個人ニュースサイトの真似事

    「タイマン」殴り合いに決闘容疑 暴走族13人逮捕

    決闘罪 なんてものがあるんですね?。

    Tommy 本、発売決定!! [ミュージックマシーン 経由]

    まだやるのか…。

    それなら新アルバムも作ってください。Tommy 大好き!

    iPod for Windows レヴュー [音楽配信メモ 経由]

    ていうか、iPod for Windows は、Mac でも使えるのかなぁ。それなら欲しいかも。

    唐津の中学教頭がオレンジ色のナメクジ発見 [俺ニュース 経由]

    (・∀・)カワイイ!!

    元フォルダーの「大地」捜索スレッド

    とっても気になります。Forder5 も好きですけど。

    『たかがバロウズ本』サポートページ

    素晴らしい「参考文献一覧」が公開されています。う?、これは絶対に買わねば!

  • サーバ・メンテ中のぐだぐだ

    ただいまサーバのメンテナンス中。掲示板は使えません。

    そういえば、先日「契約解除予告通知書」なる物騒な書類を NTT から送りつけられたのですよ。なんか、先々月の電話代が引き落とされていなかったらしいです。先月分はちゃんと引き落とされていたのに。つか、僕が残額をちゃんと確認してなかったことが原因なのですが。いやぁ、電話代を払っていなかったせいでサイトが行方不明になるってな事態にならなくてよかった。社会人として恥ずかしいです(-_-#)

    だめぽ。多分、明後日ぐらいに復帰。明日はなんかいろいろあるらしいです…。というわけで、掲示板の投稿へのリプライをば、ここで。

    ジュンさん

    postfix のインスコ & 設定はうまくいきましたか? 解説サイトを見た限りでは、なんか難しそうな感じがしました。ウチのサーバは謎のトラブルに見舞われまくっていて死にそうです。

    ちうか、トラブル発生しまくってます。もぅヤダよ?。antipop サーバは、果たして復活できるのかしらん。というか、なんでこんな面倒なことをおっぱじめてしまったのか、いまではもう理由が知れなくなっているのです。今日は何時になったら寝ることができるのだろ??

  • present day , present time

    ハァ…。あややかわい?、とハマり込んでいたら 4 拍ほど遅れてしまった。鬱い…。

    まぁそんなことはどうでもいいや。なんかますます real world と wired との区別がつかなくなっていてとっても愉快な今日この頃です。普通にヤバいです。

    はやく wired に帰らなきゃと急ぐ自転車での帰り道、信号待ちをしているときに、なんだかとっても豚に似た顔の子供を見たのですよ。

    あはは。本当に豚みたいな顔をしているなぁ。と思いつつ、さっさと帰ればいいのに習慣に則って TSUTAYA に寄り立ち読みなぞしていると、気付けばあたりは豚みたいな顔のひとたちでいっぱい。なんなんだ、君たちは。そんな顔をして。気持ちが悪いなぁ。いまや世の中は豚で満ちあふれている。お家に帰らなきゃ、帰らなきゃ。

    帰宅するとまず、手を洗い顔を洗う。ふと鏡を見た。豚が映っていた。ハッとして顔を触ってみる。ざらざらした肌に、異様に隆起した鼻の湿り気。僕はなすすべもなく泣いた。

    「ぶひー」

    …というお話を考えたのですが、面白くない上に不愉快な気分になるので却下しました。