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はじまりの記憶 杉本博司

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I saw a documentary titled はじまりの記憶, which features Hiroshi Sugimoto. I was so impressed by the movie.

I’ve been thinking of him sort of weird and odd; his works always make me kind of uneasy. His photos blur and emit something doomful aura. I think he is, so to speak, a speculator. He surfs on a wave of modern art capitalism better than anyone and he’s been releasing polemic works during decades.

音楽を担当した渋谷慶一郎さんのATAK018のジャケットにもなった有名な建築写真シリーズなどに見られるぼんやりとしたテクスチャは、ドキュメンタリを見るまでずっと、ポストプロセスでそうしているものだと思っていたのだけど、そうではなくて、撮った時からそうなのだということを知って、面白く思った。

What I was impressed the best is his attitude toward his art; he insisted art should be scientific and computable, and in parallel, his art includes something supernormal things. He looks like a head of small factory when he’s making a photo using artificial electric lightning. From such a earthy view point, the story reaches his first memoir about ocean, which is widen over the human-wide scale of memories.

Anyway, I was stimulated by the movie a lot. I won’t forget that influence from it and make it help myself for some of my work in the future.

"serial experiments lain TV-BOX" を購入 & 視聴

昨日、待ちに待った “serial experiments lain TV-BOX” が amazon から到着したので、さっそく見始め、つーか 13 話を一気観しちゃいましたよ! 二度目の視聴なので、当然のことながら初見の時ほどのインパクトはないものの、やっぱり面白い。サイバーパンク好きにはたまらないお話ですよね。

serial experiments lain TV-BOX
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lain の廉価版 DVD Box セットがリリースされるとのこと

オタク vs サブカル」なんつって、一部で微妙に盛り上がったり盛り上がらなかったりした中、「エヴァンゲリオンの最終 2 話にぶちぎれたのがオタクで、それもアリなんじゃね? つったのがサブカル」なんて話を聞いて、オタクってのはなんて狭量なひとたちなんだろうとか思ったりした昨今、そんないけすかないサブカル野郎がエバンゲなんかよりむしろもっとずっと熱狂的に好みそげってニュアンスを感じたりもした serial experiments lain 周りが再燃? なんかよくわかんないけど amazon での価格が 10,080 円なんてな驚きのプライスで box セットが再発されるらしいってのを知り、さっそく予約しておきました。

以前出てた DVD は全部で 3 万円ぐらいで、いくら好きでも DVD にそんな金をかけられるほど富豪じゃないので諦めていたら、なんか突如、って印象。なんかの文脈があっての話なのかもしれませんが。画集 “yoshitoshi ABe lain illustrations” も新装版つーかなんつーか、ともあれ出るようです。こっちも欲しいなぁ……と、不意に lain 熱が再燃しちゃって困ってたりする日々。ともあれ、見返すのがいまから楽しみでしかたがない。

serial experiments lain TV-BOX
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「スウィングガールズ」が素晴らしい!

激しく遅れ馳せながら、「スウィングガールズ」を観ました。なんかいろいろあってまったくの楽器未経験者がビッグバンドをやることになって、さらにいろいろあって云々(つまりは、あらすじを説明する気がまったくないということです!)ってな映画なんですが、やぁ、よかったですねこれは。ストーリは粗が目立ち過ぎるし、面白くもなんともない小ネタを連発する監督の独りよがりが本当に心の底からムカツクのですが、まぁしかし、そこらへんの女の子にビッグバンドやらせるって話だけでもう傑作決定ですよ。若い女の子がわーきゃーいってるだけで、感涙です。

というわけで、感極まった勢いでサントラを購入してしまいましたよ。演奏は吹替えではなく、出演者たち自身によるものであるとのことなのですが、まぁ、サントラで聴くとちょっとどうかってな演奏ぶり…。しかしそんなことはどうでもいいじゃないか! 音楽の良し悪しはそんなことで決まるんじゃない! スウィングするのがジャズなんだよ! まぁ、僕が好きでよく聴くのはフリージャズだったりするわけですが(全然スウィングしねぇ…)。

DVD「花とアリス」の、通常版と特別版の相異点について

「花とアリス」、再見」にて、メイキングは観ないので通常版でよかったんだけど、それしかなかったので特別版を購入しましたなんて書きましたが、大間違いですよ! パッケージにそんなことなどまったく書かれてなかったので気づかなかったのですが、とりあえず流しっぱでちらちら観てたら、メイキングとともにネット配信ヴァージョンの短篇が収録されてるじゃないか! 危うく、観ないで放置するところだった! そんな重要なことはもっと目立つように書いておいてくださいよ…。

というわけで、「花とアリス」の DVD を買う方は、通常版より特別版を買うのがいいかも、というお話でした。

「花とアリス」、再見

先日観て感想を書いた「花とアリス」を、観終えた瞬間からそうだったのだけどやっぱりまた観たくなってて、しかしそれなりにお値段が張るので我慢していた DVD を結局は購入しまったり。メイキングは観ないので通常版でよかったんだけど、それしかなかったので特別版を購入しました。んで、再度観賞して、やはり感動。

せめてそれが可能な場所では、もう美しいものだけを見て生きることにしたので、こんな感じで問題ないとむしろ開きなおってしまいたいものです。

「花とアリス」

花とアリス

花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)のふたりの女の子が、仲良かったり微妙に争ったりする映画。なんかソレっぽい(だけの)映画を撮り続け、個人的にはまったく好きになれなかった監督なのですが、「リリイ・シュシュのすべて」により、この年頃の女の子を撮らせたら世界的にあり得ない才能を発揮することをしらしめた、岩井俊二監督作品。花とアリスのやりとりや、記憶喪失ということにされてしまってふたりに翻弄される「先輩」がそこにからんでくるところもいいんだけど、やっぱ「岩井監督 + 蒼井優」のコンビは最強!!!

素晴らしいところが数多くあったのですが、特に挙げると、バレエスクールの仲間たちがきゃーきゃーゆってはしゃぐシーン、浜辺でアリスがいった冗談に花がキレてつきとばしたところアリスが逆ギレしてとっくみ合いになるあたり、そしてなんといっても記憶喪失の「先輩」に花のさしがねで偽の記憶を注入していくアリスが、その実、父親との想い出をなぞっていくところで、最後に想い出の「ハートのエース」を先輩に差し出されるところは、もうね、いまこれ書いてる最中も思い出し泣きしちゃうほど素晴らしい。

先述した通り「リリイ・シュシュのすべて」で「もしかしたら?」と思ったのですが、今度ははっきりいえる。岩井俊二は本当に素晴らしい。

サム・ペキンパー監督「わらの犬」

わらの犬

映画の DVD を買い始めるとキリがないので避けてまわっていたのですが、なんか「わらの犬」の DVD が再発されてるのをついついサッと手に取ってしまい、そのまま購入。

んでもってさっそく何年かぶりに何度目かで観たわけですが、やはり最初観たときと同じような衝撃を受けたのでした。昔の日記ではよく書いていたことですが、僕がなんらかの作品を鑑賞する上でもっとも重要視することは、それがどれだけ自分の感情を揺さぶってくれるかということで、「わらの犬」を観ることはほとんど苦行というほうがいいような、心の底からムカツク、苛々する、なにものにも代え難い負の感情まくりなことなのですが、だからこそ素晴らしい。観てて、こんなにも腹が立つ映画は他にはあり得ない。「癒し」や「心地よさ」から考え得る限り遠くはなれた映画なのですよ、これは。てゆうかよ、芸術に「癒し」とかなんかしらんがそういうものを求めるなんて、俺(一人称が変わったのは俺の決意の表れだ!!!)は絶対に認めない!!! 芸術なんて感情が揺れ動いてなんぼのものだろう? 違うかい?

ところで、サム・ペキンパーの映画はどれもが「巨大な悪に虐げられた結果ブチギレて悪を皆殺しにする」という構造をもっているのですが、「わらの犬」はその中でも悪の存在ぶりが本当に、心の底からおぞましく、腹立たしい。しかし、ただ一方的に対立するだけではなくそこにスーザン・ジョージが大変にアレなかたちでからむことにより、もうね! なんともいえないつらい展開になるわけですよ! 具体的には、実際観ていただくしかないのですが、っていうか観ればいいじゃんすか!

ともあれ、やっぱり「わらの犬」が僕のオールタイムベストである事実は浮動不動であるということで決まり!

黒沢清・監督「ドッペルゲンガー」

ドッペルゲンガー

ここ半年以上ずーっとずーっとずーっと観たい観たい観たい観たいと思い続けてきた黒沢清監督作「ドッペルゲンガー」がようやく DVD でリリースされたので、観ることができました。黒沢監督作を観た後はいつも同じようなことを書いている気がしますが、もうね、ほんとヤバイ。

ドッペルゲンガーっていうと「私家版医学用語辞典」にてその概要が解説されているような「ドッペルゲンガー」を思い起こすわけで、というか、そういうお話なんですけど、そんなの正直どうでもいい、っていうか、まぁなんでもいいじゃないか! とにかくすげぇ。オールタイムベスト級の作品でした。

映画の感想とか、ほんとどうでもいい。ひとつのカット・ひとことのセリフが世界をがらっと変えてしまうあの瞬間のすごさを説明するのは僕には無理だし、っていうか、無理じゃないひとなんてほとんどいないはず(蓮實先生がなんといってるのかは知りたいけど)。「ドッペルゲンガーとは云々」とかゆっても、この映画のすごさを説明することにはまったくならないし。かといって、そのタイトルから容易に推測される通り、この作品は「ホラー」といえばそうだしまぁそういうスリルが物語を駆動しているってのは確かなんだけど、僕がヤバがってるのはそういうことに対してだけではなくて、もちろん役者の演技はすべて素晴らしくてそゆとこも感嘆しましたが、なんつかもう説明のしようがない、っていうか、って、いま 3 つぐらい「例えばこういうシーンが云々」と書いたけど削除。

なんども同じことを書きますが、まぁなんでもいいじゃないか。ともあれ「あらすじ」とか読んで「へぇー」とかいうような映画じゃないことは確か、つーか、そういう映画かもしれないけど、そんなことはどうでもよくて、ともあれすごい。ヤバイ。ヤバかった、というのを僕自身のために記録しておけばそれでいいや、という文章ですよ、これは。

「マトリックス・レヴォリューションズ」

「マトリックス・レヴォリューションズ」を観ました。最高に素晴らしく面白かった。

© 2020 栗林健太郎

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