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  • 「24 アワー・パーティ・ピープル」

    24 アワー・パーティ・ピープル

    24 アワー・パーティ・ピープル」を観ました。マンチェがどうのとかいわれてもニューオーダーすらまともに聴いたことがないのでアレ過ぎてるという文化的貧困ぶりなのですが、ともあれ僕はこういうかつて栄華を極めた存在の盛衰を描く映画が大好きなので、出てくる固有名詞がさっぱりわからないにも関わらず、大変に楽しめました。最初は赤字続きだった「ハシエンダ」というクラブが次第に大きくなって客がたくさん入るようになりさぞ大儲けしたことだろうと思いきや、客が盛り上がっているのは店が提供する酒によるものではなく巷の売人から購入するエクスタシーによるもので、そのせいで店の売り上げは全然のびなかったのだというエピソードが面白かった。

  • 「ストーリーテリング」「青の炎」「ハードエイト」

    ストーリーテリング

    「ウェルカム・ドールハウス」「ハピネス」(どちらも傑作!)のトッド・ソロンズ監督作「ストーリーテリング」を観ました。なんつーか、粗筋を書いても誤解を生むだけってなアレ過ぎる話で(いや、ほんとに書きようがない…)、まぁその辺はこの監督の作品を見たことがあるひとはわかると思いますが、ともあれ今回も笑ったり蔑んだりしつつ、結果、やっぱり救いがない、そんな感じ。現実なんてそんなもの。しかし、そうでない映画なんて観る価値があるのだろうか。あと、なんか聴いたことのあるベルセバ曲がかかってるなぁと思ってたら、1 年以上前にサントラを買って聴いてたし…。いよいよダメになってきました。

    青の炎」は…なんともいえないなぁ。多分、アレだ。単に僕が二宮嫌いだからまったく思い入れを持てなくて駄作だと感じてしまうということなんだよ。純粋に鑑賞すれば大変に素晴らしい映画なのだろう。そうだよ! そうに違いないよ!!! ところで、「青の炎 [松浦亜弥コレクターズエディション]」なんてのもあって、やはりファンとしては買うべきかーと迷ったけど、買わなくてよかった…。

    ポール・トーマス・アンダーソン監督の長編処女作「ハードエイト」は、まぁなんというかそんなに面白いものでもなかったけど、やはりこの監督の大物ぶりというか大作感というか、なんというか巨匠的ゴージャスさの片鱗が垣間見えたりして、大変に楽しめました。

  • ダブルダイナマイトのヤケクソ映画塾

    ダブルダイナマイトのヤケクソ映画塾の第 2 回目は、中原昌也さんがゲストだってんで観てみましたよ。てゆか、そんなコンテンツがあること自体、初めて知ったのですが。「大矢雅則さん + てらさわホークさん = ダブルダイナマイト」ということらしいのですが、なんつーか、アレ過ぎ。いや、「映画秘宝」を読んでる人にはおなじみの名前ではあるけど。

    てゆか、ひどかった。映画の話などほとんどせずに中原さんがダジャレまくったり、構成作家が特殊メイクのスタジオの取材をしたビデオを見ながらただただ駄弁るだけ(「これからはもっと革新的な特殊メイクを追求していただきたい、顔からちんぽが生えまくってるとか!」等)。爆笑しながら、結局 1 時間ちょっとを最後まで観てしまいましたよ。

  • 黒沢清監督「アカルイミライ」

    黒沢清の最新作「ドッペルゲンガー」がヤバい! という噂なので、襲来に備えて(といっても、DVD 化された後にしか観られないけど)まだ観てない過去作を観ておこうってんで先日は「回路」を観てそのあまりのヤバさに叩きのめされ果てたのですが、今日は「アカルイミライ」を観ました。観終わって、なんかちょっと復活した。

    おしまし。

  • 黒沢清監督「回路」

    中盤あたりまでは「あー、怖いよー」とか思いながら観てたのですが、終盤はもう唖然、呆然、インターネット大戦争!!! みんなひっくるめて恐ろし過ぎる映画でした。

  • 映画、あるいは感情のレッスン

    観たばかりの映画が素晴らしいものであったかそうでなかったかを即断するのは僕にとっては大変に難しいのですが、観終わった DVD を返却に或いは単に散歩に出かける時の、そとの光、なんかキメてんじゃねーかっつーぐらい輝いている時は素晴らしい映画を観た後のこと、つまりその光で判断するのです。

  • 「ユリイカ」「アヴァロン」

    「アヴァロン」については、実際には先週の月曜日に観たものなので、すでに内容を憶えてない…。主人公の女のひとがヴァーチャル・リアリティの中で戦争したりしてたら、それがマトリックスだということが判明して、ほんじゃマトリックスを倒そう! と決意して終わる話だった気がする。ま、大筋においてだいたいそんな感じ。つまり、つまんなかった。

    「ユリイカ」はもうねぇ、素晴らしかったなぁ。

  • 「ピンポン」「クラークス」

    ピンポン

    なんか悪評しか聞かなかったし、原作を 30 回以上は読んでるほど思い入れのある作品が映画化されたものであるとなれば、まぁそんなに期待することはなくて、TSUTAYA が 100 円レンタルしてるのにたまたま気付くことができたので借りてみたってなやる気のなさだったのですが、てゆっかコレ、面白かったよ、普通に。特に、ペコが改心してヒーロー見参する後半はずっと感涙まくり。しかしながら、映画がよかったというよか単に「ピンポン」のお話が好きなだけってな気も…。音楽の使い方の酷さといったらなかったしね。

    「クラークス」は、文化系男子にとってトラウマストな恋愛映画「チェイシング・エイミー」の監督であるケヴィン・スミスの 94 年に制作された処女作。しがないコンビニ店員に次々と災難が襲いかかる一日を描いたってな感じのコメディなのですが、いちいちエピソードが面白くて笑えます。

  • 庵野秀明監督「式日」

    式日

    面白かったねぇ。とはいえ、観ることをひとに勧めようとは思わないけど。

    まぁいろいろと寒い点はあったけど(先行きが見えなくなったアニメ作家が故郷にかえってぐだぐだする、とか)、そんなことはどうでもよくて、作中のモノローグにて現代の映画その他を含む表現もろもろについての批判めいた言辞が聴かれるのですが、この映画をイイ! というひとの中には僕みたいに藤谷文子の素晴らしさに打ち震えただけってなキモい奴が多いのではないかと思うのだけど、それもそのはず、だって次から次へとあんだけ繰り出してこられたら、ねぇ。そういうのって、けっこうキツい矛盾だよなぁ。そしてそれは消費者のせいというだけのことではないはず。

    結論としては、藤谷文子が本当に素晴らしかったことを繰り返し述べまくりたい、ということで。

  • マイケル・ムーア監督「ボウリング・フォー・コロンバイン」

    ボウリング・フォー・コロンバイン

    やっと見ることができましたよ、って、「ボーリング・フォー・コロンバイン」。見てる最中「うわぁ…」「すげぇな、おい…」とか、そんな感じでただただうなるばかり。アメリカという国はいろんな意味で面白いというかすごい国だなぁと思った。

    ゆきゆきて、神軍 」(傑作!)みたいな突飛なメンタリティのひとが突撃まくりなドキュメンタリー映画なのかなぁと予想していたのですが、そういうところもあるけど基本的には非常にシリアスな映画だった(って、銃社会の問題を扱ってるのだから当たり前か)。でもやっぱり笑える。

    あと、マット・ストーンがなんかタランティーノみたいになってたのに驚いた。