• 2021年6月6日

    この日記にも書いている通り、最近は韓国語を勉強している。もともとはK-POPの歌を一緒に歌いたいという動機から始まったのだが、いまではより一般的な興味に基づいてやっている感じになっている。ちょっと前から、YouTubeの韓国語講座のような動画を観ているのだが、集中して本数を観ていくと、動画による学習効果は高いようで、身に付きやすい感じがする。

    もともとポリグロットと呼ばれるひとたちに興味があるのだが、思い出してそのあたりの動画を観てみたら、韓国に住んでいるポリグロットやK-POPがつなぐポリグロットコミュニティみたいな動画などもあったりして、興味をひかれた。そこから、韓国語に関わらずポリグロットの人々の動画をひたすら観る流れになり、延々観ることになった。ポリグロットのひとのみで集まるカンファレンスとか、VR Chatにおける多言語実践の様子とか、面白い話が盛りだくさん。

    多言語を次々に話す動画はすぐに見飽きたので、どうやってそれらを身につけたのかというtipsを英語で話すものを観ていく。2倍速で何時間も動画を観続けていたら、英語のリスニング能力が急に開花した感じになって、ほとんど完全に聞こえてるんじゃないかというぐらい聞こえるようになってきた。まあ、言語に関する動画なので、話し方がきちんとしているというのはあるだろうけど。それでも明らかに聞こえがよくなっているのは確かで、ブレークスルーという感じがする。

    丸善ジュンク堂書店で松本克己『ことばをめぐる諸問題: 言語学・日本語論への招待』、「IMA Vol.35」を買った。前者は、上記した通りのポリグロットへの興味の背景にある、言語の系統や歴史・地理的な分布への関心について、先日来その面白さをまた思い出した碩学の本。系統を調べるのに、言語そのもののみではなく、遺伝子的な特徴も利用する手法は面白い。人類学とも近接していくのだろう。「IMA」の今号は、箱入りで付録も2つついていて、豪華な感じ。内容もいい。

    ひたすら動画を観まくっていたら、過集中状態になっていたのかテンションがおかしな感じになってきて、ヤバい。用事を終えたKと待ち合わせの場所に向かうと、Kの知り合いの方々もいたので少しおしゃべりしたりなど。あまり変にならないぐらいのテンションに制御したりする。しかし、あまり知らないひとと話すというのに苦手意識がある(特にたくさんの人々がいるようなところだと)のだが、いい歳してそういうのも恥ずかしいので克服したいと思っているところ。

  • 2021年6月5日

    世田谷美術館へ「アイノとアルヴァ 二人のアアルト」を観に行く。アルヴァ・アアルトについては、2018年に神奈川県立美術館で行われた展覧会以来だが、今回はアイノ・アアルトについてもフィーチャーされた企画。アルヴァに注目されがちだし、実際、共作であるにも関わらずアルヴァのみを激賞したフランク・ロイド・ライトの発言にあるように、アイノについては相対的に軽視されてきたのだろうけど、本展示では彼女の貢献が明らかにされたのはよかったように思う。また、家具についてのアイノの作品を取り上げつつ、19世紀以降の家政の効率化について図表でまとめてあった内容に感銘を覚える。そこにはテイラーの科学的管理法も流れの一環として取り上げられており、家政の効率化とマネジメントとがともに時代精神による産物だったことを示している。

    その後、桜新町の小川珈琲ラボラトリーへ。10人ほど並んでいた。20分ほど待って入店。コーヒーとともに、昼食をとってなかったのでビーフハンバーグ、フムスのサンドウィッチ、シュークリーム、ソフトクリームを注文。コーヒーはもちろん、食べ物がどれも美味しくて、驚く(ハンバーガーを美味しいと思うことがあまりないので。お腹が空いていたこともあったのだろうけど)。店は照明がかなり暗く、シックな雰囲気ではあったものの、客は大学生と見られる女性が多い。また世田谷美術館に行くときにぐらいしか来ることもないだろうが、家の近くにこの店があったらいいんだけどなあと強く思う。

    引き続き、三軒茶屋へ寄ってお茶しながら「SEEMILE II, 韓国語 基礎文法編」の続き。12回分観終えたので、次は「韓国語能力試験用 For Japanese」を観始める。いずれも2倍速。どんどん流し観していくのがいい感じなように思う。また、等速でだらだら観るより、倍速にする方が読むときも集中できる感じがする。その分疲れもするのだけど。さらに、移動の間はDuolingoの続き。あまりよくわからずに勘で答える箇所が減ってきているように思える。早くひと通りの文法をやって、単語を憶えていけばいいというフェーズに持っていきたい。帰宅して、さらに『新装版 できる韓国語 初級I』の続き。こちらは書き込み。書くのはやっぱり脳に負担がかかるなあ。疲れる。

  • 2021年6月4日

    最近は事業に直接関わるような動きが多くなってきている。あれこれ見ていてそれぞれに面白みがある。事業も自分も伸ばしていけるチャンスなので、どんどんやっていきたいところ。

    YouTubeで韓国語入門動画を出しているseemileを観る。まずは基礎文法編を6回分、倍速で観る。動画はそれはそれで印象に残るようで、その直後にDuolingoでもならった文法が出てきたこともあって、知識が定着しつつある感じがする。「効率的に新しいことを学ぶ方法」に書いた通り、入門教材をいくつもとっかえひっかえしながら読むという方法を韓国語学習に置いても実践している。Kindleで流し読みする、スキマ時間にDuolingoをする、紙の本に書き込む、YouTube動画で学ぶというのを並行してやっていて、いろんな刺激を入れるようにしている。ひたすらやっていけばそのうちニューロンがつながっていくだろう。

    K-POPに関する新刊の『K-POPはいつも壁をのりこえてきたし、名曲がわたしたちに力をくれた』を読んだ。この本は、有名な人々から注目すべき人まで、総花的に取り上げている。ひと組につき数ページの分量なのでエピソードが少なくていまいち頭に入らないのだが、この本に載ってる人々を聴いていくインデクスにはなるかもしれない。読みながら、バンタンのアルバムやYUKIKAさんの曲を聴きつつ、ストレッチ。日本人のYUKIKAさんが韓国語でシティポップ風な曲を歌うのはベタ過ぎる感じはするけど、悪くはないのかも?いや、どうなんだろう。

    そういえば前回TOEICを受けてから3年半ぐらい経過してしまっていた。ほんとは毎年受けたいところ。コロナ禍もあって混乱していたので受けられていなかったのだが、そろそろやっておこうと思ってWebサイトにいってみたら、2年ログインしていなかったらユーザ登録しなおしとのこと。潔い設計だ。登録し直してみたが、次回は8月22日でまだ申し込みが始まってない。暑い最中なのはちょっと嫌だけど、受けるようにしよう。英語の勉強自体は特にしていないが、NHK World Newsはできるだけ毎日聞いているし、リスニング力は伸びてる感じもするので、さっと900点取りたいところだなあ。

  • 2021年6月3日

    【速報!/ユーザー還元】早川書房の電子書籍1500点が50%OFF、夏のKindle本セール開催中!|Hayakawa Books & Magazines(β)」にある通り、早川書房からKindle本1,500冊が半額セールになっており、ひと通りみていった。その結果、10冊ほど購入。もうちょっとサイバーパンク的なものが出ていれば買ったのだけど。それでもまあ、先日の講談社祭りの時に何十冊買ったのかわからないぐらい買ったし、Kindle本がたまりにたまっているのだった(早川書房のも、買おうとクリックしたらすでに買っているものがいくつもあった)。

    そんなわけで、これ以上積んでも……という気もするが、人生において積ん読が減るという状況がこれまで一度でも会っただろうか、いやない(読む速度より買う速度のほうが速いから)というわけで、気にせず買うしかないのであった。積ん読に対する意識は、普通のひとと我々(誰)とでは多分根本的に違っていて、我々(誰)の積ん読に対する意識(無意識)は、家にゴミをひたすら集めてゴミ屋敷をひたすら大きくしていかざるを得ないひと、みたいな感じで、なんらかの症状の発露という感じがする。読む・読まないに関わらず、買わずにはいられないという感じ。それでも自分などはまだだいぶマシなほうだろう。

    田中克彦『ことばは国家を超える―日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義』の続きを読み、読了。若い頃は青年文法学派的な信条が強かったという著者が、言語類型論のアプローチと、ウラル・アルタイ語やツラン主義の可能性を引き出すべく論を述べる本。印欧語族以外の「その他」的な扱いとしての、歴史的な周縁性みたいなところにはあまり実感はないのだが、ユーラシアの歴史を思うとそれも理解できる。また、単純にユーラシアへの憧憬みたいなのもあったりする。「祖語」のような架空概念よりも多様な言語の交通による「言語同盟」に起源を求めるビジョンはユーラシアの広い平原的であるし、確からしさも高いことであるとも思われた。

  • 2021年6月2日

    昼から渋谷。病院へ寄ったあと、オフィスへ。3ヶ月ぶりぐらいかな。

    夕食を食べながら、Kが観ている韓国ドラマを横から眺めたりしていた。なんか弁護士の話。Kが知り合いから次はこれを観るのがいいとおすすめされていた中の一本。やっぱり巨悪と戦う系の話っぽいが、設定や演出にやや特徴がある感じ。たまに漢語系の単語(浄水器:정수기)がいくつかと、タメ口を意味する반말という単語が聞き取れたりした。しかし、脳のネットワークがかなりスカスカという感じ。日本語が100だとしたら、英語が50ぐらいで、韓国語は0.01みたいな感じか。伸びしろがある。

    研究について、歩いている時にこんな感じの設計にしてこういう道具を使っていくと面白いのでは?みたいなことを考えていたら、楽しくなりそうな感じになってきた。進めなければと思いつつ、なかなか手につかず。かわりに、最近のSEOで話題になっているCore Web Vitalsのような、UXにおけるテクニカルな指標と計測について、知識のキャッチアップを行った。今どきのサービス開発は、いろいろと考えるべきことが多いなあ。その分、世の中が進歩したということなんだろう。

    注文していた福本和夫『フクロウ―私の探梟記』が届いた。福本和夫といえば、『近代日本の批評』で例外的に高く評価されていた戦前のマルクス主義理論家。戦後は文化史を研究しつつ、梟の愛好家・研究者でもあった。なんか梟という存在に自分自身も強く惹かれるということがあって、福本のこの本についてもずっと気になっていたのを、ついに入手したのであった。

  • 2021年6月1日

    技術・組織的取り組みについて話をきかせてくれと連絡してこられた方がいたので、1時間とってお話をする機会を持った。見知らぬ人にあまり会うこともない状況なのだから、単純にひとと話すというだけでも何かしらいい面もあるのだろうという気もする。もっといろんなひとと話しできるように、何かできるといいなあ。

    集めていた論文を読み返したりすることで、何をやろうとしていたのかを思い出したりした。考えているところを作ってしまえばなんとかなるかなあという感じもするので、とりあえずやっていけばよさそう。

    韓国語学習について、やっぱり書かないと憶えられないよなあとアタリマエのことを思う。いまやっている教科書が、書き込み式なのでその意味ではいい感じ。今日から会話編に入ったので簡単な文章が出てくるようになったのだが、読むのも書くのもかなり疲れる。脳にストレスがかかっているのを感じる。しかし、何度も繰り返していると少しすんなり進むようになって開放感が出てくる。しかし、次の単元に入るとまた戻る。それを続けていくと、少しずつできるようになっていくはず。久々の感覚。

    夕食を食べながらBTSのMVを観る。いまだにメンバーをほとんど憶えてないので、あらためてちゃんと見分けられるようにしようと思って、紹介動画を観る。少しずつ憶えられてきたけど、まだ何人か区別がつきにくい人がいる。桑田真澄さんのご子息的なメイクのひととして憶えていたJ-HOPEさんが、なんかすごくいいひとそうな感じで、推せる。BTSもみんないい感じだなあ。尊い。

    2021年初夏の陣 – 宮台真司 × 西田亮介 × 東浩紀」を観る。5時間あるので、おしゃべりな3人の話についていける限界の1.5倍で再生しているのだが、まだ全然終わらない。内容は非常に面白くて、現状認識についてはほぼ同意するところ。というか、このひとたちの大きく影響を受けているのだから当たり前ではあるけど。また、どうしたらいいのかという話については、東さんがますますローティ的になっていくことに共感を覚える。

    書き忘れていたが、数日前に「バキ道 8」、「バキ道 9」、「テロール教授の怪しい授業 3」、「ブルーピリオド 10」を読んだ。「バキ道」はもはやマネリスム(悪い意味ではなくて美術様式としてのそれの意味で)の域に達していて、安心して楽しめる。「テロール教授」は周囲のひとがおすすめしているのもあって読んでいるのだが、ちょっと乗れないのだよなあ。

    「ブルーピリオド」は、藝大の学生のアイデンティティや美術教育についての青春ストーリーとしては面白いのが、アートとのからみがよく理解できない。主人公がアートかぶれ的に、有名アーティストに対してネガティブな判断をしていたのは、結局は実存に回帰してしまうことへの皮肉な伏線みたいな感じなんだろうか。主に出てくる学生は自分のことしか見ておらず、それはそれで真剣な悩みではあるのだが、そこからアート、すなわち人類の可能性を広げる公共性へ向かう時は来るのだろうか。それとも「そんなことより実存だ!」ということになるのだろうか。

  • 2021年5月31日

    最近、会社のNotionで日報を書いている(「みんなの日報」という、全社共通の日報データベースがある)。日報といっても、その日にやったことを書くというよりは、考えみたいなのをひとテーマで書く感じの、ごく短いエッセイみたいなもの。この日記では仕事上で思ったことみたいなのは書けないから、ごく簡単にでも日報を書いておくのはいいことであるように思われる。

    夕食を食べながら、NHKプラスで「ファミリーヒストリー」を観る。今日は森進一さんの回。ルーツのことも、「おふくろさん」で有名なお母さんのその後のことも知らなかったので、胸を打たれた。しかし不思議なのは、番組では森進一さんが歌を好んでいた様子がなかったのに、親戚のすすめでオーディションを受けたことから突然歌手になったかのように語られていること。にもかかわらず、デビュー曲からかなり特徴的なスタイルを披露している。どこで身につけたのだろうか。不思議だ。

    BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか』の続きを読み、読了。2018年の「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」までの全曲解説が分量としてはメインで、それを補完する著者のコラムや、音楽業界関係者のインタビューから構成されている。どれも学びが多い。BTS、どんどん好きになっていくなあ。こうやって人々もハマっていったのであろう。僕は歴史的な文脈込みでの受容というアプローチを採るので、やっぱりヒップホップつながりだとか、K-POPの歴史だとかからの語りに惹かれるなあ。

    田中克彦『ことばは国家を超える 日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義』を読み始める。韓国語を学んでいるところでもあるので、アルタイ語族という意味では、韓国語学習の一環であるともいえるだろう。音韻法則のアプローチにとらわれている現在の言語学に対して、言語類型論からアプローチする著者による説がどれほどよいものなのかはまったくなんともいえないのだが、『世界言語のなかの日本語―日本語系統論の新たな地平』に心惹かれる者として、日本語の古層を明らかにするアプローチに近いのはそういう方向なのではないかという気もする。

  • 2021年5月30日

    昨日の上巻に続いて、今朝から『三体III 死神永生(下)』を読み始める。もうだいぶ進んでいるのにまだまだ展開していく感じで、どこまでやるんだこれ、という感じ。すごい。

    昼は、Kの友人らとおしゃべり。楽しいひととき。しかし、本の続きを読むため、夕方頃に先に帰る。

    その後、お茶しながら『三体』の続き。ひたすら読み続ける。さらに帰宅したあとも延々読んで、読了。いやー、すごかった。「これだけでも一作できそうだ」という規模の大ネタを、ひたすらつぎ込みまくってくる感じ。しかし、非コミュの登場人物が最終的にもっと違う形でストーリーに影響を与えるのではないかと予想、というか、そうでないとおかしくないか?と思っていたところが全然違っていたので、穿った見方なんだろうか……と思ってしまった。

    『三体』は物理ネタが満載なので、すぐ影響を受けてしまう自分としては、やっぱり物理についても学んでいくべきなのではないか?と思ったり。高校までは好きな科目だったのだが、それ以降離れちゃってるからなあ。なんか基礎的な教科書をやってみてもいいのかも。

    時間喰いな本をやっつけたので、明日からはもろもろやるべきことを進めていかねば……(どうせ近いうちに耐えられなくて読んでしまうので、それならさっさと読んでおくほうがいいという判断)。

  • 2021年5月29日

    先週リリースされた『三体III死神永生(上)』を購入して読み始めた。全2作と違って、今作は重厚な設定語りがしばらく続くのではくのっけから飛ばしてる感じで、いきなり引き込まれる。面白い。

    昨日Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD(A056)が届いたのもあり、外を散歩しつつ試し撮りしてみようということで、先週に引き続き新大久保へ。先週読んだ本で少し知識もついたので、めぐってみたかったところを歩く。しかし、やっぱり街中でひとの多いところで撮影しようという気にはあまりなれなくて、あまり撮ることもなくただ歩くだけな感じ。行ってみたかった場所やお店などは少しまわれたので、それはそれでよかった。

    街中ではあまり撮らなかったが、公園での撮影は楽しくて、あれこれ撮った。もう暗くなるところだったのであまりよく撮れなかったけど、なるほどこういう感じになるんだなーというのがいくつかあってよかった。

    帰宅して、ひたすら『三体』の続き。上巻を読み終えたがすぐには続きに行かず、今度は『BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか』を読む。ここ3日ぐらいBTSのMVを古い方から観ているのだが、この本では2018年ぐらいまでの全曲解説がメインになっていて、CDリリースでの聴き込みがはかどりそう。実際、読んでるとどんどん聴きたくなる。まあ、批評というよりはただただ礼賛してる感じなので、音楽批評だと思うと評価を下げざるを得ないが、ファンブックだと思えばそれでいい。

  • 2021年5月28日

    仕事を終えた後、森美術館へMedia Ambition Tokyo 2021を観に行く。いろいろ作品があった中でも、Fragment Shadowが特に印象に残った。「Fragment Shadowは複数プロジェクター映像が合成される巨大な投影空間において、幾何と色彩を高精度に計算することで、光を遮断することで生まれる影の色彩を計算し、影として投射される身体表現を物理的に変化させる」という説明があるのだが、これを読んでもなんのことかわからないし、実際体験してもどうやってるんだこれ!と驚くばかり。単にびっくりするだけでなく、体験としてただただ面白い。その後、4月に再開したTHE MOONでお茶。

    書店で『科学を語るとはどういうことか 増補版』、「BIRDER 2021年 06月号」を購入。全社は、2013年に出た本に新たな対談を追加した増補版。気になってはいたけどなんとなく読む機会を作らないでいたのだが、この機会に読んでみようと購入。後者は、ミミズクがかわいかったのでつい買った。あとでみたらKindle版も出てて、しかも少し安い。今後は気になったらそっちを買おう。フクロウについてもっと知りたいという思いがある。フクロウには特別な魅力があるなあ。昭和初期のマルクス主義理論家の福田和夫は、戦後はフクロウに傾倒して本を出したりしていたのだが、そのあたりも読んでみたいなどということを思ったりする。

    その後、『科学を〜』をひたすら読む。かなり迫力のある議論がされていて面白い。しかし、物理学者氏のいうことにもかなり共感するところがあるのだが(というか、自分自身はどちらかというとそちらに近い)、どうしても哲学者の問題意識を理解しようとしないところはなんでなんだろうなあと思う。そこを理解しないなら、宇宙がどうのとかいってるのだって役に立たない重箱の隅という意味では同じようなことになってしまうんじゃないかなあと思うのだが。また、哲学者氏のいう、結論がなんであったとしてもそれへ至る議論の良し悪しは判断できるという話にも、頑として趣味の問題のひとことでかたづけてしまうのも残念。

    そういえば『三体 III』がリリースされていたので買ったのだった。読み始めるべきか、よしておくべきなのか……。本もどんどん増えていくし、やりたいこともたくさんあるし。それにしても、今日も落合陽一さんの作品を観ながら、彼の圧倒的な生産性(とそれを可能にする一端としてのハードワーク)を思うと、自分などなにも真剣に取り組めてないのではないかと反省する。でもまあ、ああいう動きを真似したってまったく何も続かないのもわかってるのだが。でも、もうちょっとアウトプット志向を強めて、ひたすら期限に追われるみたいな仕組みにすれば、いまよりもっとやれるはず、とも思う。