2021年12月10日

朝30分の研究タイムは、修論をやろうと思ったけど原稿の方のイシューがたくさん残っているので、そちらの整理。12日までに片付けないとならない。その後、社内インタビュー企画の収録や、エンジニアミーティングなど。隙間時間に原稿の続きをやって、自分の章についてはほぼこれで完成というところ。ゲラが上がってきたら、また全体を通してレビューして、細かいブラッシュアップをしていく感じかな。

夜は、機会をいただいて、四谷の「くすのき」へ。天ぷらというものがそんなに好きではないと思っていたのだが、こちらのをいただくと、観念が変わるなあ。極めて繊細なテクスチャと、さっぱりとした油。加熱の妙により、素材の旨さを引き出している。あれこれいただいてどれもそれぞれに美味しかったのだが、ブロッコリーの新芽、蓮根、山牛蒡といったあたりの素材の味の引き出しぶりに、こちらの天ぷらの肌理細やかさを最も感じた。また、いただいたワインも美味しくて、シャンパーニュ、2000年のムルソー、2017年のムルソーといただく。山牛蒡と後者のムルソーのマリアージュが完璧。

引き続き『これからはじめる フランス語入門』を読んでいるところ。全然知らなかったという知識はないのだが、記憶しているわけでもないし、ましてや使えもしないので、ちゃんと繰り返し頭に叩き込んでおかないと駄目だなあ。英語についてはわりと記憶できるのだが、他の言語だとそうもいかないのは、やはり修練が足りていないのだろう。とりあえずこの本をひととおり通したら、作文もしてみるようにしようと思う。フランス語を実際に使うまでまだ間があるだろうが、それまでに少しは使えるようにしておきたいなあ。

2021年12月9日

朝30分の研究タイムは、修論に戻ってきて体裁を整えるところから。見出しを細かく入れていく。また、IOTSで出した論文では実装についてまったく触れなかったのだが、修論ではそのあたりも書いていこうと思っているところ。午後の研究会で、ジャーナル化に向けてのアドバイス制度の概要についても教えてもらったので、その後どういうふうに進めていくかについても当てがついて、よかった。着実にやっていって、きっちり成果を出していかねば。

今日も夕食を作成。先日、ラムステーキをレンジのおまかせ機能的なもので焼いたら、スチームがかかって水っぽくなってしまったので、今日は手動で再チャレンジ。オーブンで時間を適当に合わせてやってみたのだが、なかなかうまく焼けない。そもそも、オーブンとグリルとがあるのだがどう違うのかと思ったら「オーブンとグリルの違いとは?知っておきたい機能と使い方」という記事にある通り、熱し方が違うようだ。ラムステーキをオーブンでやるなら、もっと時間をかける必要がある。もうちょっと試してみないといい塩梅がわからないなあ。

フランス語をDuolingoでずっとやっているのだが、やっぱりある程度まとめて文法知識を入れないと抜け漏れが多いので、あらためて文法書を読もうと思って久松健一『ケータイ〈万能〉フランス語文法 実践講義ノート』の再読を始めた。それと合わせて、寝る前にKindleで大塚陽子『これからはじめる フランス語入門』をさっと眺めているところ。なんか目標がないと張り合いがないから、仏検受けるとかする方がいいのかなあ。あるいは、『星の王子様』関連の本がたくさんあるから、フランス語でちゃんと読むようにするか。

2021年12月8日

朝、Twitterで流れてきた須藤靖さんのスライド「マルチバース的世界観」をベッドの中で読み始めたら盛り上がってきて、研究タイムに入ったけどそのまま読み続ける。宇宙なんてたくさんあるんじゃないか?と思うこと自体は簡単だが、もしマルチバースなのだとして、それがどのようにあるのかというのは非常に難しい問題だろう(原理的に観測し得ないのだし)。また、エヴェレットの多世界解釈のような考えは、なんとなく面白い感じはするが、それが実際にはどういうことなのかは想像に余りあることだ。

その後、Meetyで2名と面談。いろいろ質問をされたり、それに受け答えしたりしている中で、自分でも考えが見えてくるところがあったりして、ありがたい。まあ、コロナ禍で初見の人と話す機会が減っているということもあり、単純におしゃべりする機会があるのはありがたいことだ。その後、出社して面接など。

夕食ののち、ひたすら原稿の続き。レビューコメントをたくさんいただいたので、ひたすら打ち返していく。ありがたいことである。いくつか致命的なミスも指摘してもらって、非常に助かった。例によって、Centeredでフロー状態に入って進めていく。めちゃくちゃありがたいアプリである。途中、参照の必要があってTwitterを見ていたら、速攻で「今Twitterを見る必要ある?」とツッコミがきたりして、すごい。

今日はやや長めに睡眠時間を取れたからか、一昨日・昨日の疲れっぷりに比べるとだいぶマシな状態だったように思う。やっぱりちゃんと寝ないとダメだなあ。

2021年12月7日

朝、Kとの用事があって7時半頃に起こされる。30分の研究タイムは原稿の続き。自分の原稿のレビュー対応をしなければならないのであった。しかし、やや乗り切れず。その後、また家の用事などした後、夜までミーティングや1 on 1など。なんかやたら疲れている感じで、テンションが上がらない感じ。睡眠不足が続いているからだろう。ちょっとちゃんと寝ないとなあと思っているのだが、先週後半の頭痛以来こんな感じ。回復するようにしないとなあ。

YouTubeの英語動画を聴きながら、夕食を作成する。とはいってもごく簡単に、ラムステーキをオーブンで焼いて、鰹のたたきとホタテをサラダと一緒に盛り付け、白菜とネギのスープを作っただけ。ラムステーキが、どうもレンジの操作のせいなのかスチーム焼きみたいになっていて、それはいいのかもしれないが水が滴ってしまっており、味がぼやけてしまった。食べながら、「ズームバック×オチアイ」を観る。

続きをやらないとなあと思いつつ、あまり気乗りしないので「ゆる言語学ラジオ」の「言語学者が手加減せずに喋るとこうなる【福田先生雑談回1】#80」を観る。さらに、そのシリーズに出ている言語学者・福田純也氏の書籍『外国語学習に潜む意識と無意識』を少し読み始める。

今日はさっさと寝て、明日やろう!

2021年12月6日

昨夜は遅くまで原稿のレビュー対応をしていたのと夕方少し寝たりしていたのとで、あまり寝付けず。浅い眠りの後、10時半頃に起床。その後、ミーティングなどの後、出社。さらにミーティングや1 on 1など。

夕食をとりながら、「ブラタモリ」を観る。今日は富山。諏訪、松本、糸魚川ときてからの富山で、いい感じのつながり。とても面白い。富山もいいところそうなので、いってみたいなあ。

睡眠不足もあってやたら疲れているので、ベッドでごろごろしながら本を読む。読みさしていた黒田龍之介『外国語の水曜日再入門』は、旧版の内容に加えてラテン語に関するコラムシリーズが巻末についていて、そちらも面白い。ラテン語は、新書の入門書を読んだりDuolingoで少しやったぐらいだが、面白いのでもっとやっていきたいなあ。いまは日常的に英語音声を聴くのと、Duolingoでフランス語をやっているぐらいなのだが、もっとちゃんと勉強するようにしたい。まずはフランス語をしっかりやるところから。

さらに、寝る前に村端五郎・村端佳子『第2言語ユーザのことばと心―マルチコンピテンスからの提言―』の続きを読み、読了。従来の第2言語習得に関する研究は理想としての「ネイティブ」に対する差という形でアプローチされていたが、第N言語を学ぶことによるオリジナルな言語獲得につながるというマルチコンピテンスという近年の研究をまとめた本。自分自身の英語力の不足についてもっとやらないとなあと思うところが多いのだが、それはそれでマルチコンピテンスなんだと思って、やっていこう。

2021年12月5日

昨日に引き続き、頭が痛い。今回は、凝りというわけでもないような気もするが、でも首が張ってもいる。

WEB+DB PRESSの原稿レビューをするが、あまり進まず。その後、大学院のゼミが始まるので、進捗を報告するスライドを用意して修論の進め方について相談。なんとなく理解できた感じもするので、あとは進めていくだけ。その後、ロキソニンが効いてきたのもあって眠くなってきたので、鎮静のために寝る。

2.5時間ほど寝たのちに起きる。夕食をとりながら、クレー射撃選手の宮坂七海さんに取材した「ろうを生きる 難聴を生きる」を観る。続けて、「バリバラタイムズ」で頚椎損傷して首から下がほとんど動かない方が、スマホのドラクエのために旅行をする話。こちらも、「障害」というのはマジョリティによる社会との対比からなることであって、決して本質的なことではないとあらためて思った。

レビューの続きをしなければならないのだが、鎮痛剤を飲んでゴロゴロしたりしていたせいか全くやる気が出ず、漫画を読んで過ごす。昨日の続きで『白土三平異色作品集 泣き原』。こちらはあまり感心せず。さらに、『ムシヌユン』や『ナチュン』が凄すぎた都留泰作さんが今連載している『竜女戦記』を読み始める。前2作に比べるとあんま乗れないなあ。なんでこういう設定にしているのかもよくわからないし。所々、作者らしい面白さがあるのだが。

日付が変わったあたりで、こうしてはいられないと、ようやくレビューに取り掛かる。Centeredでフロー状態入って、2章分のレビュー。それだけやるのでも2時間近くかかって、時間かかり過ぎだ。でも精読しながらやっていくと、時間かかるんだよなあ。あまり細かいところに気を取られないようにやっていっているつもりではあるのだが。そして、自分の原稿がまだ終わっていない。明日はそっちもやらねば。

2021年12月4日

朝、先日のJAISTオフ会であった方からの、機械学習プロジェクトについての研究に関するインタビューを受ける。半構造化インタビュー。あれこれと話をする。1時間ぐらいかなと思っていたら、けっこうボリュームがあって、1時間半ほど話した。

江戸東京博物館へ「特別展「縄文2021―東京に生きた縄文人―」」を観に行く。いかにも博物館らしい説明満載の展示で、とても勉強になる。あまり意識していたなかったのだが、集落の再現ジオラマでお墓が真ん中にあるので、死者をそのように扱うあり方は、ヤマト的な日本とはずいぶん違うと思われた。また、PDFとしても配布されている東京の縄文遺跡の多さにもあらためて驚く。

ミュージアムショップでカタログを買ったのだが、そこで『古代戦士ハニワット』という漫画が紹介されていて、その荒唐無稽な設定に驚いたので、後でKindleで全巻まとめ買いした。せっかくこの辺りに来たのだからということで、恵比寿のお店で働いていた人が門前仲町に新たにオープンしたお店に寄ってお茶しつつ、読む。めちゃくちゃ面白い。さらに人形町へ足を伸ばして、お茶の続きをしたり、すき焼きを食べたりなど。

『ハニワット』は、面白いは面白いのだが、縄文的な古層をヤマト的な神道勢力が収めるという基本的な構図に対しては、しかし当然作者はその辺りわかっていてやっているのだろうけど、最終的にヤマトの末裔としての現代社会が反省した結果として、縄文的古層についても融和的に取り込んでいこうというラストになるのだとしたらそれはそれで予定調和だとも思えて、土偶が徹底的にヤマト的なものを破壊しまくってほしいという気もする。ともあれ、めちゃくちゃに面白くて興奮。

その漫画のそれぞれの巻には後書きがあって、6巻のそれで今こそ白土三平を読むべきという主張がされており、マルチスピーシーズ人類学的という紹介がされていたのが気になって『バッコス』を購入して読み始めた。一体全体、白土三平という人はなぜこんな話を描いたのだろうかという、ガルガンチュア的なスカトロジーと絶望的なまでにただ自然に左右されるだけの人々と、そこからのアシッドなサイケ革命とその挫折という、世界文学的な作品。大きな衝撃を受けた。

2021年12月3日

朝、9時ごろに起きて散歩。喫茶店でコーヒーを飲みながら、昨晩から読み始めた『第2言語ユーザのことばと心―マルチコンピテンスからの提言―』を少し読む。せっかく散歩しても、Twitterを眺めて終わっては意味ないので、本を読むことにした。その後、30分の研究タイムでは修論の図表を整理したりなど。さらに、定例ミーティングなどなど。午後から出社。原稿の赤入れをしたり。もっと早くからやっておくべきだった。

夜は、会社のバータイムに少し顔を出した。グループ他社の方々も関わってくださっての大きなプロジェクトが終わったのもあり、そちらの方々もいらっしゃって挨拶したりなど。ありがたし。その後、お茶しながら研究関連についてあれこれ話したりなど。いくつか進めようとしていることがあるので、それらについて段取りをつけていく。

また、自分の研究の定量評価についても考えて、アイディアが思い浮かんだのでよかった。大工事にはなりそうだが、実行できたら論文としてもっとよくなりそう。修論に盛り込めるかなあ。そっちは今ので出しておいて、ジャーナルに向けてのアドバイス制度に出す分があるので、そちらでじっくり進める方がいいかという気もする。今の段階でまだできてないものをぶっこむのも厳しそうだし。

明日は原稿のレビューと、自分の担当箇所も最後の一押しするところをやらねば。

2021年12月2日

朝、散歩しつつ喫茶店でコーヒー。今日はなんかあんまりリラックスできなかったなあ。もうちょっとルーティンとしてのブラッシュアップをしないと。単にコーヒーを飲みながらスマホでTwitter見たりしてると、あんま意味がない。その後、30分の研究タイムでは修論の続き。からの、各種ミーティングや研究会などなど。

夕食をとりながら「ゆる言語学ラジオ」の第二言語学習論についての動画を観る。このシリーズでは、福田純也さんという研究者の方が出てきて、最新の知見をあれこれと紹介している。言語によって認識に影響が及ぶというのが双方向に見られるとか、反応の身体的な表出に対しても影響を及ぼすとか、人間の認識がいかに言語によって作られているかわかる例がたくさん出てきて、非常に面白い。福田氏の本『外国語学習に潜む意識と無意識』と紹介されていた村端五郎・村端佳子『第2言語ユーザのことばと心―マルチコンピテンスからの提言―』を購入した。

修論は、昨日は1章までだったが、その後の章をコピペしていって、図表などがエラーになったりしていたのを修正していき、とりあえず最後までできた。目次等も合わせて20ページぐらい。他の修論を見た感じだと、少なくとも40ページぐらいにはしといたほうがいいんだろうなあ。8ページの論文のためにぎゅっと詰めて書いているので、もうちょっと開いていけそう。まあでも、あとは形を作っていけばなんとかなりそうだなという感じはあって、気楽に進めていけそう。次のテーマに向けてのことをやっていこう。

研究テーマということでいうと、上記のツイートに書いたが、やっぱりErlang/Elixirは面白いし、その話を突き詰めていきたいと思う。やっぱ単純にどんどん繋がっていくのが面白いんだよなあ。一方で、世界は繋がりを分断する方向にも動いていて、それはそれで考えものではある。

2021年12月1日

今日は早くは起きられず。天気も良くないのでまあいいか。朝30分の研究タイムは、12月に入ったので予定していた通りに修論を始める。まずは、LaTeXテンプレートの準備から。ひととおり書ける状態になるまで持っていく。Bibtex周りで苦戦したが、とりあえずあとは書いていくだけというところまでいった。次は、IOTS2021の論文をはりつけていく作業。

昨日からの凝りと頭痛はまだ少し残っていて、ロキソニンを飲む。それでも治らないので、昼過ぎにまた追加で飲む。「ロキソニンSクイック」を初めて試してみているのだが、いつも使っている「ロキソニンSプレミアム」とは成分が少し違うみたい。やっぱそっちを買ってきて常備しておくことにしよう。いずれにしても、効き目が弱くなってきているのは確かである。結局、その後も微妙に治らず、ようやく寝る前ぐらいになってほぼ完治。一度痛くなると、2日間ダメになるなあ。そんなわけで、今日も夕方頃キツくなってきて、2時間ほど寝る。

夕食後、イギル・ボラ『きらめく拍手の音 手で話す人々とともに生きる』を読む。いわゆるコーダ(Children of Deaf Adults)の著者による本。「コーダ」という言葉を知って救われた気持ちになったとういこと、そこからこの本にもつながる活動が始まっていくあたり、聾文化におけるコーダの重要性についてあまりよくわかっていなかったが、切実なこととして認識した。同名のドキュメンタリも見てみたいなあ。ご両親が揺るぎなく強くある姿に、心打たれるところである。同じようなあり方は他の本でも何度も読んでいて、それが文化たる所以なのかもと思ったりもする。

もう一つ、現代思想編集部・編『ろう文化』も届いた。こちらは、現代思想誌の別冊で出ていたものの書籍化。これが出たときに「ろう文化というんだなあ」ぐらいのことを思った記憶はあったが、障害者運動的な文脈のもう一つの何かなのかぐらいに思ったままずっとこれまできていたのだが、様相はもっと全然違うのであった。今や古典的な文献となったこの本を、今あらためて読むのである。