MonthJune 2020

2020年6月30日

上半期最後の日。打ち合わせなどなど。夜は「オープンイノベーション論」の授業。来週は「あなたの業界におけるこの20年間のイノベーションについて」というお題でプレゼンをするという内容。時間見つけて、しゅっと書いておくようにしよう。その後、外出してお茶しつつ、昨日から読み始めた『RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる』の続きを読む。その後、落合さんのYouTubeを観ていたら、日記なりなんなりを紹介しながら話すというスタイルをやってみてもいいかもなあと思ったので、OBSを使って真似してみようと思っているところ。

2020年6月29日

Kが短期入院することになり、病院へ見送る。いったん帰宅してからしばらく仕事をした後、引き受けにまた病院へ。いろいろ無事に終わって帰宅。オムレツを食べたいというので作ったのだが、全然うまくできなくて悲しい。オムレツ、いつも勘で適当に作っているので、もっとちゃんと作り方を定型化しないとだめだなあ。味はまあわるくはなかったのだが。ああいう手わざが必要な料理は苦手だなあ。

少し外へ出て、お茶しながら『詳解ディープラーニング 第2版 (Compass Books)』の続きを読み、読了。ひと通り大枠をつかめたのでよかった。さらに論文を読む。最近ちょっと考えていることについての先行研究。入り口としてふたつの論文をみつけたのだが、ひとつは書かれている内容もよくわかるし面白いのだが、もうひとつは前提知識が足りなくて全然わからない……。まあ、わからないことが何かはわかったので、調べて理解していけばいいのだが。帰宅して、さらに論文の続き。

昨年亡くなった瀧本哲史さんが2012年に行った講演が期間限定で全文公開されているのを読む(日記を書いている時点では最初のふたつのみだが)。瀧本さんって、内田貴先生のところの学士助手出身なのだよなあ。すごいエリート。そういうバックグラウンドもあってのああいう本や発言なのだよなあと思うと、すごいなあと気後れしてしまいもする。身近な人々の海藻によるとずいぶん面白いひとであったようだ。

2020年6月28日

午前中は「自然言語処理論」の授業。応用編にはいって身近な話題が多くなり、理解が進みやすいように思える。しかし、昨晩かなりの量のお酒を飲んだせいかあまりよく眠れていなくて、眠い……。正午過ぎぐらい、授業が終わる頃になってようやく眠気がとれてきた。やっぱお酒飲むと睡眠の質は下がるなあ。飲まなくても、6時間ぐらいだとあんまりちゃんと眠れてる感じがしないのだが、飲むとさらにマイナスが大きくなる感じ。8時間ぐらい寝ればあんま変わらないのかも知れないけど。

今日の午後はフリー。去年のtonotoでの個展をインスタで観て以来気になっていた渡辺遼さんが白日さんで明日まで個展をやっているということで、行くことにした。前回の個展でも出していたような四角いオブジェは見当たらず、中に石ころだかなんだかが入ってて音がなるオブジェがたくさんある。いろいろ欲しいものはあったのだが、ワイヤレスマウスみたいな形をした、持ってみていい感じだったものをひとつ購入。

浅草橋から水道橋へ移動して「いわしくらぶ」へ。初めての店。そこで休憩しつつ、『詳解ディープラーニング 第2版 (Compass Books)』を読む。朝の授業で自然言語処理に関する深層学習まわりの話が出たときに、Slackチャンネルで推薦されていた本。とりあえずざーっと眺めてみて、勘所をつかむようにする。というわけで、さくさく2/3ほど目を通した。夕食の食材を買ってから帰宅して、今日はα7IIIを持ち歩いていたので(数ヶ月前に買ったPeak Designのストラップをようやく使うことができた。とてもいい感じ)、撮った写真を現像してインスタにアップしたりなど。

Kが蕎麦とタラのホイル焼きを作ってくれた。夕食の後、先週あたりに少し考えていた件について関連論文を探して読む。2019年、2020年に新しい手法がいい感じの国際会議に通っていて、題材としては悪くはなさそうな感じがする。よく読んで、そこから積み上げられることを見つけられたら何かできるかなあ。簡単に研究所のNotionにメモしておく。さらに「落合陽一録」の第7回を観て、やっぱライカのM型ほしいよなあという気持ちになる。しかし、そうなるとそれはそれで落合さんのようにレンズ買いまくりたくなるんだろうし、ヤバいよなあ。

2020年6月27日

朝から「自然言語処理論」の中間テスト。今回は、前回に比べるとだいぶできたのではないか。最終試験の範囲は馴染みのある応用系の範囲なので、これまでよりももうちょっと点数が取れそうに思える。なんとか情報系の単位を2単位確保していきたい。しかし、今年の9月までは必然的に持ち込みありのテストなので、ふだんよりはずっと楽だろうなあ。秋が大変そうだ。まあ、いま取れる分取っていかねば。そして、午後からは研究室のゼミ。今日は特に話すネタもないので、人々の発表に対してあれこれ質問したりする回。自分のも進めていかねば。

ゼミが終わってしばらく仮眠した後、夕食にKが行きたいというシンガポール料理の店へ。プーリアの白ワインをボトルで注文して飲みながら、カニのスイートチリソース炒めやチキンライスなどを食べる。この店は旨いなあ。なんか、以前はこうやって旨いご飯を食べるのは日常的な行為だったわけだが、いまこうしてみると、久々に貴重なことをしているのだなあという気持ちになった。これがどれだけ続くのかはわからないのだが。などと話しつつ、ボトルを空ける。

さらに、先日宮崎駿さんのドキュメンタリーを観たからか、Kがジブリの映画を観たいといいだし、ちょうど東宝シネマズでやっているのを観に行く。今日は「風の谷のナウシカ」。僕も20年以上ぶりに観るだろうか。観始めると、やっぱりぐっとくる。また、今回はサントラのシンセ感みたいなのが耳についた。ランララの歌もあれこれバージョン違いを使ってこっているし、音楽的にも面白い映画だったのかなあ。強く印象に残るものであるのは間違いないとは思うのだが。そんな感じで、思わず非常に楽しむことになった。

帰宅して、YouTubeでも観ようと思ってアプリを立ち上げたら、松任谷由実さんの1976年のコンサート映像なんてのが上がっていて、思わず観耽ってしまう。この頃、22歳にしてこの世界観ができあがっているのはほんとに驚異的だとあらためて思う。松任谷由実さんについては『愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家』が非常に面白い。その頃の感じによさを感じるところもあるなあ。ひたすらセンスが圧倒的な人々が自然に、濃くつながっていく様子。さらに、おすすめ動画で菊地成孔さんが新宿をウロウロするだけの映像「戒厳令下の新宿」が出てきたので、Ca’ Bottaの白(これもまたアパッシメントしている)を飲みながら眺める。

2020年6月26日

朝、Magic Keyboardが届いたので、さっそく使い始める。一度ケーブルをMacにつなげたらペアリングが済んで楽だなあ。ライトニングケーブルなのがよくないところなのだが、電池がけっこう持つようだから常につけてる必要もないし、遅延したりもいまのところないし、楽ちんだ(HHKBはそもそもうまくペアリングできなかったので常にケーブルつけてた)。HHKBの深いストロークから、そもそも平べったいキーボードのペナペナキータッチで、だいぶ楽さがある感じ。しかし、こっちのほうが疲れないような気もするなあ。もともと使っていたMacBook Proのキーボードと同じ感じだから、すぐにタッチタイピングで使い始められるのはいいところだ。

経営合宿の2日目。今日の議題は午前中に終わったので、午後からお休み。昼は、Kが気になっているというラムバーでランチ。ラテンアメリカ関連の本がたくさん置いてある。その中にあった、Steidlから出ているロバート・ポリドリの写真集Havanaに感銘を覚える。その後、Kが仕事の関連で行きたいといっていた国立近代美術館で開催中のピーター・ドイグ展を観に行く。コロナで中止になっていたのが再開し、さらに10月まで会期延長されることになったとのこと。美術館が久しぶりだったのもあるだろうけど、とてもよかったなあ。いい絵がたくさんあったのだが(木々の間に見えるユニテ・ダビタシオンの絵とか)、直前にロバート・ポリドリの写真に感銘を覚えていたこともあり、「ラペイルーズの壁」にひときわ惹きつけられた。カラフルなペンキが南国の陽射しで剥がれ落ちた様子。

その後、Kと別れて神保町へ。お茶しながら『ことばの発達の謎を解く (ちくまプリマー新書)』を読む。先日来読んでいる『心を知るための人工知能: 認知科学としての記号創発ロボティクス (越境する認知科学)』の補助として、そもそも子供の言語発達がどうなっているのかについてあらためて知ろうと思って読んでみた感じ(というのと、先日のちくま新書のセールで160円ぐらいだったのもあって買ったのであった)。いろいろ知らないことを知れてよかったのだが、機械による言語獲得への道はだいぶ遠いのだなあというのがあらためてわかった。とはいえ、谷口先生のやろうとしていることはともかく、自分のやりたいこと的にはいったんその辺はスキップして、単語の切り出しは所与とするわけだが、単語の「意味」を認識させなければならないのは同じ。その時の意味とは何か、をどう定義するかがポイントになるなあと思ったり。

ご飯を食べた後、ピーター・ドイグについてあらためてググったり、カタログを眺めたり。星野太さんの論考が参考になる。全然バックグラウンドを知らずに観ていてマイク・ケリー感やホラー映画的なノリを感じていたのだが、最後の方に映画を上映する取り組みをやっているとのことで自作のポスターをたくさん制作しているものが展示されていて、やっぱそんな感じなんだなあと思ったり。さらに、ロバート・ポリドリのWebサイトを見たり。いいなあ。写真集もほしい。

さらに、鹿児島メンバーと飲み。

2020年6月25日

朝、メールがきて研究室の配属が正式に決定した。すでにSlackやゼミにも参加している第一志望のところに無事決まった。

経営合宿の1日目(合宿といいつつ、オンラインでのディスカッションであり、もちろん泊まったりもしないのだが)。いつもどおり各事業の計画と進捗のレビュー、中期計画についてのディスカッション。自分も持ち分について発表をして、あれこれフィードバックをもらう。もっとよくしていけるイメージができてきて、よい感じ。その後、参加者でオンライン飲み。昼休みにワイン屋さんにでかけて、Ca’ Bottaのワインを買う。ここのワインはアマローネ以外もアパッシメントしていて、めちゃくちゃ好み。安いラインもすごく美味しくて、大好き。さらに、白もアパッシメントしているものがあるとのことで、そちらも買った。

ずっと座りっぱなしで疲れたので散歩に出て、お茶しながら『武器としての「資本論」』を読む。『資本論』の現代的意義を、特に若い人に向けて生活的な実感をもてそうな形でわかりやすく説明していて、よい本だと思う。どういう立場でメッセージを受け取るかというのは読む人によって異なると思うが、現状の世の中の成り立ちの歴史的な経緯を、説得力のある話として知ることができるだろう。その後どうするかは読むひと次第だが、自分とてはわりとストレートに受け取っている。その一方で、資本の信託を受けて仕事をしている身としては、それはそれでちゃんとやりたいし、そのことも世の中をよくすることにつながるだろうとも思っている。

会社で能力的にやっていけなくてなぜか地元に帰ることになるのだがろくな仕事がなくて、もう少し頑張っておけばよかったと後悔する夢を見て嫌な気分で目覚める朝や、色々立ちいかなくなってホームレスとしてどうやって生きていけばいいのか、行政を活用する知識を活かそうとか思うことがよくある。いまの職務についてからということではなく、前の会社にいた頃から間欠的にそういうことがある。とはいえ自分の能力を悲観しているということでもなく、そういうことはあり得ないことではないという認識がたまに夢などの形で出てくる。頑張ってやっていけばいいことなので、保守的になることもない。ただ、そういうことをたまに思うことがあるという感じ。

2020年6月24日

今日も朝から資料作り。夜中までかかってようやく目処がついた。明日からは経営合宿(いつもは合宿なのだが、今回はオンライン。合宿とは……)。

2022年から高校で「情報I」の授業が必修科目(「情報II」は選択)になるということなのだが、「高等学校情報科「情報Ⅱ」教員研修用教材(本編):文部科学省」として無償で公開されているのを知って眺めてみたら、思いのほかレベルが高くて、今後の新しい人々はこういうのをみんな学んでやってくるのだなあと、うらやましい思い。しかし、自分が高校生の頃にこの教材に出会ったらどう感じたのだろうか。もしかしたら、もっと早くからプログラミングが好きになったのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。

最近「アイスの実」にハマっていて毎日食べている。梨とピンクグレープフルーツがお気に入り。さらに今日、コンビニで「濃い抹茶」味を見つけたので買って食べてみたら、舌触りや歯ごたえがなともいい感じで、めちゃ旨い。さっぱり感はフルーツのものには負けるけれども。これはいい。昔はなんかちょっと重い(?)感じで嫌であんまり好きじゃなかったのだが、最近食べてみたら美味しかったんだよなあ。食わず嫌いみたいなものだろう。

HHKBはいいのだけど(主に見た目が)、ストロークが深いのがやっぱいまの自分的には気に入らない、というか、やたら肩がこるので、Magick Keyboardを試してみようと思って注文した。Macのキーボードはそんなに嫌いではないし(好きでもない)。リモートワーク環境を整備しはじめたらひたすらお金を使い続けてしまうというのは多くの人々が陥っている罠だが、自分もその例にもれず、だいぶお金を使っている……。まあ、その過程でいろいろ勉強できたこともあるにはあるのだが。

昼間にCTO協会関連のアンケートを投げ、途中経過を観ながらあれこれ考えこんだり。夜はレポートの方のミーティング。もうちょっと時間とるようにしていかないとなあ。

2020年6月23日

今日も朝から論文購読会、からの習慣をあれこれこなしたり、ここ数日作っているスライドの続きをやったりなど。途中、ミーティングやらなんやらであまり進まず、結局また夜に日付が変わる頃までやる感じ。うーん、難しい。

YouTubeで町田康さんの映像を観たのだが、だいぶいい感じにお年を召したお顔つきになっておられて、しかし話し方はあまり変わってないようにも思え、不思議な感じがする。最近『しらふで生きる 大酒飲みの決断 (幻冬舎単行本)』という本を出していて、自分も読んだのだが、酒をやめたら「生産性が高い」みたいなことをおっしゃっていて、町田康さんが生産性という言葉を使うのはなんか合わない気もするなあと思ったりもした。

2020年6月22日

朝、非常に悲しい知らせ。しかたなし(といって片付けられることではないのだが、そうとしかいえない)。いまできることをしっかりやっていかねば。

週末から引き続きの資料作成。これまでずっと頭の中で考えてはいたものの形にできていなかったアイディアや考えをダンプしては、バラバラの材料を構造化して絵にしていく。なぜこの作業をもっとはやくからやっておかなかったのか、という気もするが、しかしこのタイミングだからできるということもあるだろうとも思える。もっと大きくビジョンを描いて、作りたい世界を実現していくのである。

研究所のM氏の論文がジャーナルに採録されることが決定し、非常にうれしい。興奮。条件付き採録からブラッシュアップして、通知がくるはずの日から一週間もずれ込んでのお知らせ。彼がこの数年間どれだけ努力してきたかを近くでずっと見てきただけに、我がことのようにうれしく思う。これでひとつ確固たる実績ができたことで、この先、自信を持って飛躍できるだろう。自分もはやくそうなれるように頑張りたい。

Peak Designの三脚を買った関係でα7IIIにはアルカスイス互換のアダプタをつけていて、Webカメラとして設置する場所にもアルカスイス互換の自由雲台を使っている。その関係で、ZV-1にもアルカスイス互換アダプタをつけて、その雲台にのせてつかっている。そうなるとキットのグリップを使うときにアダプタをとらなくてはならなくて面倒なので、グリップの方につけるためのSmallRig製のアルカスイス互換クランプを買ってとりつけた。これでだいぶ便利になった。しかし、ZV-1の構造上、SDカードを抜き差しするときにアダプタをとらなければならないし、そもそも外で撮影することあんまなさそうだから、グリップの出番もあまりない気もするが……。

気晴らしに外へ出て、お茶しながら資料の続き。場所を変えるとまた違う発想もできてきていいなあ。帰宅して、ささみと夏野菜のサラダを主菜に、味噌汁とご飯。久々にこれはよくできたのではないかというできで、満足。その後、さらに資料作成の続き。今日も作業用日本語ラップミックスリストを聴きながら。

2020年6月21日

昨夜は遅くまで起きていたので、11時過ぎに起床。ネットを眺めたりご飯を食べたりしているうちに、授業の時間。今日は「IoT技術特論」の最終日。ものすごい情報量をマシンガントークで詰め込まれる授業だったのだが、知らないことだらけだし、視野を広げてもらえたし、とてもよい講義だったなあ。授業は終わったが、なかなかヘヴィなレポートが最後に残っているわけだが……。7月13日締め切りでもう少し時間もあるし、せっかくなので真剣に考えて書いてみよう。

講義が終わった後は、気晴らしにでかける。お茶しつつ『心を知るための人工知能: 認知科学としての記号創発ロボティクス (越境する認知科学)』の続きを読む。昨日と行動がまったく同じだ。その後、食材を買って帰宅。グリーンカレーを作る。といっても、セットみたいなのを使うので材料を準備するだけであとはおまかせ。その他、ナンプラーを使ってドレッシングを作り、タイ料理っぽいサラダも作る。できたカレーはめちゃめちゃからくて、汗が吹き出る。最初、ナンプラーを入れ忘れていてどうも薄味だなと思っていたのだが、入れてみるとぐっと旨味が増して美味しくなった。

その後、昨日に引き続き、仕事のための資料作成。YouTubeで「作業用 日本語ラップ」で検索した結果を聴きながら作業しているのだが、とてもはかどるなあ。季節的にもさわやかなトラックのラップがいい感じがする。

© 2020 栗林健太郎

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