Month: May 2021

2021年5月31日

最近、会社のNotionで日報を書いている(「みんなの日報」という、全社共通の日報データベースがある)。日報といっても、その日にやったことを書くというよりは、考えみたいなのをひとテーマで書く感じの、ごく短いエッセイみたいなもの。この日記では仕事上で思ったことみたいなのは書けないから、ごく簡単にでも日報を書いておくのはいいことであるように思われる。 夕食を食べながら、NHKプラスで「ファミリーヒストリー」を観る。今日は森進一さんの回。ルーツのことも、「おふくろさん」で有名なお母さんのその後のことも知らなかったので、胸を打たれた。しかし不思議なのは、番組では森進一さんが歌を好んでいた様子がなかったのに、親戚のすすめでオーディションを受けたことから突然歌手になったかのように語られていること。にもかかわらず、デビュー曲からかなり特徴的なスタイルを披露している。どこで身につけたのだろうか。不思議だ。 『BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか』の続きを読み、読了。2018年の「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」までの全曲解説が分量としてはメインで、それを補完する著者のコラムや、音楽業界関係者のインタビューから構成されている。どれも学びが多い。BTS、どんどん好きになっていくなあ。こうやって人々もハマっていったのであろう。僕は歴史的な文脈込みでの受容というアプローチを採るので、やっぱりヒップホップつながりだとか、K-POPの歴史だとかからの語りに惹かれるなあ。 田中克彦『ことばは国家を超える 日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義』を読み始める。韓国語を学んでいるところでもあるので、アルタイ語族という意味では、韓国語学習の一環であるともいえるだろう。音韻法則のアプローチにとらわれている現在の言語学に対して、言語類型論からアプローチする著者による説がどれほどよいものなのかはまったくなんともいえないのだが、『世界言語のなかの日本語―日本語系統論の新たな地平』に心惹かれる者として、日本語の古層を明らかにするアプローチに近いのはそういう方向なのではないかという気もする。

2021年5月30日

昨日の上巻に続いて、今朝から『三体III 死神永生(下)』を読み始める。もうだいぶ進んでいるのにまだまだ展開していく感じで、どこまでやるんだこれ、という感じ。すごい。 昼は、Kの友人らとおしゃべり。楽しいひととき。しかし、本の続きを読むため、夕方頃に先に帰る。 その後、お茶しながら『三体』の続き。ひたすら読み続ける。さらに帰宅したあとも延々読んで、読了。いやー、すごかった。「これだけでも一作できそうだ」という規模の大ネタを、ひたすらつぎ込みまくってくる感じ。しかし、非コミュの登場人物が最終的にもっと違う形でストーリーに影響を与えるのではないかと予想、というか、そうでないとおかしくないか?と思っていたところが全然違っていたので、穿った見方なんだろうか……と思ってしまった。 『三体』は物理ネタが満載なので、すぐ影響を受けてしまう自分としては、やっぱり物理についても学んでいくべきなのではないか?と思ったり。高校までは好きな科目だったのだが、それ以降離れちゃってるからなあ。なんか基礎的な教科書をやってみてもいいのかも。 時間喰いな本をやっつけたので、明日からはもろもろやるべきことを進めていかねば……(どうせ近いうちに耐えられなくて読んでしまうので、それならさっさと読んでおくほうがいいという判断)。

2021年5月29日

先週リリースされた『三体III死神永生(上)』を購入して読み始めた。全2作と違って、今作は重厚な設定語りがしばらく続くのではくのっけから飛ばしてる感じで、いきなり引き込まれる。面白い。 昨日Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD(A056)が届いたのもあり、外を散歩しつつ試し撮りしてみようということで、先週に引き続き新大久保へ。先週読んだ本で少し知識もついたので、めぐってみたかったところを歩く。しかし、やっぱり街中でひとの多いところで撮影しようという気にはあまりなれなくて、あまり撮ることもなくただ歩くだけな感じ。行ってみたかった場所やお店などは少しまわれたので、それはそれでよかった。 街中ではあまり撮らなかったが、公園での撮影は楽しくて、あれこれ撮った。もう暗くなるところだったのであまりよく撮れなかったけど、なるほどこういう感じになるんだなーというのがいくつかあってよかった。 帰宅して、ひたすら『三体』の続き。上巻を読み終えたがすぐには続きに行かず、今度は『BTSを読む なぜ世界を夢中にさせるのか』を読む。ここ3日ぐらいBTSのMVを古い方から観ているのだが、この本では2018年ぐらいまでの全曲解説がメインになっていて、CDリリースでの聴き込みがはかどりそう。実際、読んでるとどんどん聴きたくなる。まあ、批評というよりはただただ礼賛してる感じなので、音楽批評だと思うと評価を下げざるを得ないが、ファンブックだと思えばそれでいい。

2021年5月28日

仕事を終えた後、森美術館へMedia Ambition Tokyo 2021を観に行く。いろいろ作品があった中でも、Fragment Shadowが特に印象に残った。「Fragment Shadowは複数プロジェクター映像が合成される巨大な投影空間において、幾何と色彩を高精度に計算することで、光を遮断することで生まれる影の色彩を計算し、影として投射される身体表現を物理的に変化させる」という説明があるのだが、これを読んでもなんのことかわからないし、実際体験してもどうやってるんだこれ!と驚くばかり。単にびっくりするだけでなく、体験としてただただ面白い。その後、4月に再開したTHE MOONでお茶。 書店で『科学を語るとはどういうことか 増補版』、「BIRDER 2021年 06月号」を購入。全社は、2013年に出た本に新たな対談を追加した増補版。気になってはいたけどなんとなく読む機会を作らないでいたのだが、この機会に読んでみようと購入。後者は、ミミズクがかわいかったのでつい買った。あとでみたらKindle版も出てて、しかも少し安い。今後は気になったらそっちを買おう。フクロウについてもっと知りたいという思いがある。フクロウには特別な魅力があるなあ。昭和初期のマルクス主義理論家の福田和夫は、戦後はフクロウに傾倒して本を出したりしていたのだが、そのあたりも読んでみたいなどということを思ったりする。 その後、『科学を〜』をひたすら読む。かなり迫力のある議論がされていて面白い。しかし、物理学者氏のいうことにもかなり共感するところがあるのだが(というか、自分自身はどちらかというとそちらに近い)、どうしても哲学者の問題意識を理解しようとしないところはなんでなんだろうなあと思う。そこを理解しないなら、宇宙がどうのとかいってるのだって役に立たない重箱の隅という意味では同じようなことになってしまうんじゃないかなあと思うのだが。また、哲学者氏のいう、結論がなんであったとしてもそれへ至る議論の良し悪しは判断できるという話にも、頑として趣味の問題のひとことでかたづけてしまうのも残念。 そういえば『三体 III』がリリースされていたので買ったのだった。読み始めるべきか、よしておくべきなのか……。本もどんどん増えていくし、やりたいこともたくさんあるし。それにしても、今日も落合陽一さんの作品を観ながら、彼の圧倒的な生産性(とそれを可能にする一端としてのハードワーク)を思うと、自分などなにも真剣に取り組めてないのではないかと反省する。でもまあ、ああいう動きを真似したってまったく何も続かないのもわかってるのだが。でも、もうちょっとアウトプット志向を強めて、ひたすら期限に追われるみたいな仕組みにすれば、いまよりもっとやれるはず、とも思う。

2021年5月27日

昨日の日記にレンズの件を書いたら、S氏に28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(Model A071)もよいかもとおすすめいただく。あれこれ比較してみたのだが、作例を見た感じの画質が「もう一声!」という感じだったのと、広角側があると結局そっちばっかり使いそうだなあというのもあって、思い切って70-180mmという、自分にとってはあまり馴染みのない画角のみのレンズにしてみる方がよさそうと思い、やっぱり70-180mm F/2.8 Di III VXD(Model A056)を注文した。しかし、レンズに10万以上出すなら、たとえば楽器とか買って遊ぶ方が楽しかったりするのでは?という気もしたりして、ちょっともやもや。 夕食を作成し、KとBTSの動画を観ながら食べる。まだそんなに売れてない頃の初期BTSは完全にヒップホップグループで、かなりハードコアな楽曲をやっていて、普通にかっこいい。最近のもいいのだけど、彼らのこれまでの流れをさかのぼって観ていきたいという気持ちが強くなってきた。「ユリイカ2018年11月号 特集=K-POPスタディーズ」を少しずつ読んでいて、その中で丸屋九兵衛さんがK-POPを語りまくってた記事が面白くて、BTSのとりこになりそう(「丸屋九兵衛連載第9回:ヒップホップ/R&B専門サイトbmr編集長が語るK-POPの魅力」でも同じような話を読める)。 夕食を食べ過ぎたのか眠くなってきて、4時間ほど寝て夜中に起き出して日記を書いているところ。

2021年5月26日

今日も一日ミーティングの日。いろいろと大きな課題が差し迫ってくる感じがして、すぐにでも動き始めないとなあと思う。 Kが部屋に置くための観葉植物を観たいというので、仕事を終えた後に少し散歩。無難にオリーブあたりがよいか?などと思案する。部屋が狭いので、あまり大きなものも置けない。確かに植物など置いてあると気分もよくなりそうなので、いい感じのものをみつけたいところである。 夕食をとりながら、ビートたけしの番組で、日本における戦後の女性の歴史みたいな感じの番組を観た。男女雇用機会均等法の施行から今年で35年。まだまだ道半ばというところであろう。自分自身の(社会的立場における)問題でもある。個人的には、もっとソフトウェアエンジニアになる女性が増えるといいなと思う。相対的に働きやすい環境だと思うし。 研究のための、書きかけのElixirのコードの続きを書かねばと思うものの、やる気にならない。Svelteを触ってみたいと思っていたので、チュートリアルを眺めたりする。簡単なものならわりとすぐに作れそうでいい感じ。特にいまは作りたいものがあるわけではないのだが。なんにせよ、実装へのきっかけを建て直さないとなあ。 韓国語学習を習慣化してやることにしたので、毎日少しずつでも進んでいる感じ。文法書の読み書きと、Duolingoの併用。まだまだ単語を憶えられる気がしないのだが、少しずつ脳内の結線がつながりつつある気もする。とにかく続けていかないとなあ。そういえば、TOEICやTOEFLも近いうちに受けておきたいのだった(英語力維持・向上の確認のため)。 カメラは、GRIIIかα7III+SEL1635GMを持ち歩いている昨今なのだが、もっと狭い画角で対象をとらえるみたいなこともやってみるほうがいいのかもしれないなあとも思っていて、200mm程度までズームできるようなレンズがあれば便利なのかもと思ったりしているところ。タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD(Model:A056)がいいかなあと思いつつ、二の足を踏んでいる。

2021年5月25日

昨晩は、寝床で『韓国の若者 なぜ彼らは就職・結婚・出産を諦めるのか』を読了してから寝た。おすすめされて読んだ本。K-POPつながりで、韓国の国柄というのも知っておきたいと思ったので。かなり悲観的な内容で、どこまでまともに受け取ったらいいのか困惑するほどなのだが、閉塞感みたいなのは確かにあるんだろう。数年前に、韓国へ集団面接イベントのために行ったことがあったのだが「なぜ日本へ?」という質問に対して、そうした閉塞感を理由にする声があまりにも多くて、驚いたことがあった。ただ、これから長い時間をかけてよい方向に変わっていきつつあるのだろうとは思う(最近読んだフェミニズムのような活動も増えてきているし)。 6時間以上は眠っているはずなのだが、やっぱりどうにも寝起きが悪い。時間は足りていても、寝るのが遅いと睡眠の質が悪くなってしまう。でもやりたいこともたくさんあるしなあ。 韓国語のDuolingoをしばらくやっているのだが、英語話者向けのものしかないと思ってしばらくやっていたところ、そういえば日本語話者向けのものが出てたよなあと思って、変更した。そっちのほうが、文法も近いしやりやすいだろう。ただ、Duolingo自体が、ボトムアップでひたすらやっていく感じのもので、全体観がないままにそれをやるのはもやもやするなあとかいっていたら、むしろボトムアップで規則を推測しながらやるのが楽しいのだといわれ、なるほどそれはそうだなと思えた。ただまあ、現状はそういう目的じゃないので、全体観は文法書でさくっとまかなってしまうべく、並行してやる。 夜になって眠くなってきてしまい、1時間ほど寝る。その後、夕食を食べながら、NHKでやっていたバンクシーのドキュメンタリを観る。しばらく前に、マッシブアタックのひとが正体なのではないかという話が、かなりの確度がある感じで語られていたが、昨今ではまた別の人物を同定する説が出てきているそうな。正体探しはともかくとして、バンクシーのメッセージには心打たれるところがおおいにあるし、アートとは人々の認識に対して揺さぶりをかけることを第一とする営みなのだから、バンクシーのやっていることはまさにアートと呼ぶにふさわしい。そういう意味で、シンプルに支持している。まあ、それをすらさらに取り込んでしまうグローバルアート資本主義のしたたかさというのもまたあるわけだが。 眠くて全然やる気がでないので、だらだらと韓国語の文法書を流し読みする。そのかたわらでは、Kが「梨泰院クラス」を観ている。最近観始めたという。ドラマまで観始めるとマジで壊滅するので、自分では観ないようにしているが。

2021年5月24日

朝から晩まで話したりミーティングしたり面接したりの一日。日々のパフォーマンスを高めていかないとなあと思って、またいろいろ習慣を見直そうと思ってHabitifyのリストをメンテナンスした。 習慣リスト中にはストレッチをする項目もあるのでちゃんとやらないとと思って、ちょいちょいやる。少しずつ成果もでてきていて、立位体前屈で指の根元までベタッと床につくまでもう一歩という感じ。そのうち手のひらもいけそうだと思える。肩甲骨周りもだいぶほぐれてきている。JYPさんが、SIXTEENでタオルの端と端をつかんだままお腹から頭の上を越して腰まで、腕をぐるぐるさせていたのを観て驚いたのだが、それをできるようになりたい(番組では他のメンバーが全然できなかったところをツウィさんは軽々とやっていて、JYPさんも驚いている感じだったのが面白かった)。 Kは初対面の人とでもすぐに打ち解けて話したりするのが上手なのだが、自分もそうやってひととできるだけすぐに仲良くなれるようになりたいと思う。付き合いが深い人がいるのはそれはそれでもちろんいいことなのだが、自分の幅を広げるという意味では、マーク・グラノヴェッターのいう「弱い紐帯」が重要。要するに、知り合いぐらいのひとのほうが、意外なつながりをもたらしてくれるということだ。そういう感じのひとがあまりいないし、そういう関係性を作るのも苦手だと思う。自分ではどうしたらいいのかわからないのだが、そういうのが得意なひとが、Kだけでなく周りにあれこれといるにはいる。そうなりたいものなんだけどなあ。

2021年5月23日

Bunkamuraシアターコクーンで開催中の「夏祭浪花鑑」を観るために、Kと渋谷へでかける。感染対策のために席数は少なくなっているが、大盛況。幕間なし、2時間10分の舞台は、息もつかせない盛り上がりぶりで、めちゃくちゃに面白かった。団七(中村勘九郎)・徳兵衛(尾上松也)のコンビは、最初の喧嘩シーンからしてなんだか楽しく遊んでいるように見えてよい感じ。それもあっての、途中の祭りでの「開放」からのラストシーンのアメリカン・ニューシネマ的演出が活きる(一応、ネタバレに気を遣ってこういう書き方をしている)。面白い演出はいろいろあったが、小さな建物をぐるぐる動かしながらの団七の捕物シーンが一番よかったなあ。 その後、待ち合わせて一緒に観劇したKのお母さんと3人で、スクランブルスクウェアでお茶しつつ、感想など。パンフレットも買ったのだが、セリフをよく聞き取れなくて背景がよくわからなかったところが多かったので、役立った。それにしても現代劇的な演出の歌舞伎を初めて観たのだが、こんな面白いものがあるとはなあ。歌舞伎については、一般常識ぐらいは知っておこうと思って入門的なものや歴史についての本をちょっと読んだぐらいでほとんど知らずにきてしまったのだが、他にも観ていきたいなあ。数ヶ月ほど前に九龍ジョーさんの『伝統芸能の革命児たち』を読んでいたのだが、いまいち歌舞伎を見始めるきっかけがつかめなかったところだったので、ちょうどよかった。 昨日、新大久保を歩いていたのを同僚に目撃されていたということだった!その関連で教えてもらった『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』を読み始める。非常に面白い。大学に入った1995年に、どうせバイトするなら新宿・新大久保あたりがいいなと思って(キャンパスが南大沢なんてところにあったので)できたばかりの書店を受けたりしたのだが落とされ、しばらく縁遠くなってしまった。その後しばらくして、馳星周さんの小説『不夜城』に影響されて歌舞伎町から新大久保あたりまでをよく散歩したりしたものだ。いずれあのあたりに住んでみたいと思いつつ、ついに果たせないでいたのだが、その間にずいぶん様変わりしていたようだ。夢中で読んで、読了。 夕食を食べつつ、今週の「青天を衝け」を観る。先週、K-POP動画に夢中になって見逃してしまっていたのだが、NHKプラスで観られる期間を過ぎてしまっていたので、しかたなく一周分飛ばして今週のエピソードを観た。話の筋はわかってるのであまり問題なかろう。来週は堤真一さん演じる平岡円四郎が暗殺されてしまうので悲しい(堤真一さんのファンなのだが、観られなくなるので)。 ここ10日ぐらいK-POPを観たり、今日の歌舞伎のすごさや、昨日読んだ「別冊太陽」での「森山大道写真集成」の制作過程の話など、それぞれに全然力点ややっていることは違うものの、取り組みの過程にも結果にも圧倒され、自分自身もそういうつもりでやれているんだろうか?いやない、という気持ちになり、力を尽くしていかないとならないとあらためて思ったりした。自分のことも、取り組むべき問題も、達成すべきレベルもみんな矮小化することなく、もっともっといい結果を求めて、全力でやっていかねば。

2021年5月22日

昨晩は、夜中に『82年生まれ、キム・ジヨン』を読み始め、明け方まで読んで読了。この本は刊行当初から話題になっていたのは知ってはいたが、読む気にはなれていなかったのだが、こういう形(K-POPつながり)で読むことになろうとはなあ。主人公と同じような立場としてではないが、身につまされるような思いがした。自分自身もまた、この話で描かれているような重苦しさに、多かれ少なかれ加担していた(いる)面はおおいにあるだろうと思われた。なんとも後味の悪い終わり方も含め、確かに人々の反応をおおいに喚起してしかるべき小説だと思う。 昼頃に起きる。やっぱり昨日と同じく首の後ろが痛くて、ロキソニンを飲む。K-POPにハマり始めたからにはやはり新大久保にいってみなければなるまいと思って、でかける。久々にきたのだが、ずいぶん若い人だらけで、竹下通りみたいだ。K-POPグッズ屋さんみたいなのがたくさんあるので、適当に入っていく。若い女性が多くて恥ずかしいが、心を無にして乗り切る。 売られている商品は多彩だが、明らかに非公式なんだろうというものばかりで、興味深くはあるけど買おうという気持ちにはならない(加担したくないし、そもそも写真やグッズの質がよくない)。子供の頃に、それこそ竹下通り発でアイドルのブロマイド屋がうちの田舎にすらできたりしたのだが、あれも非公式だったのかもなあ。そういう感じを思い出した。10数年前にハロヲタだった時はそこそこ買ったものだが、ああいう感じで公式で出してほしいよなあ。それで早々に諦めて、台湾料理屋さんで排骨飯(韓国料理屋にひとりで入るのも気が引けたので)。 その後、紀伊國屋書店本店で買い物。『新装版 できる韓国語 初級I』、『新装版 できる韓国語 初級II』、ロザリンド・クラウス『アヴァンギャルドのオリジナリティ ― モダニズムの神話』、『イラストで学ぶジェンダーのはなし みんなと自分を理解するためのガイドブック』、『韓国フェミニズムと私たち』、『写真集を編む。 (別冊太陽スペシャル)』を購入。また、Kindleで『夢をかなえる韓国語勉強法』も購入した。韓国語関連はKindle版で完結させたかったのだが、やっぱ書かないと憶えられないので、文法のさわりの教科書については紙で買うことにしたのだった。 帰宅して、夕食をとりながら「NHKスペシャル:明治神宮 不思議の森〜100年の大実験〜」を観る。番組でも紹介されていた本多静六たちが描いた森の150年計画の概要図は、中沢新一『アースダイバー 東京の聖地』でも取り上げられていて知っていたのだが、この番組では生物・植物学者たちによる調査という切り口で、本多たちの描いた見通しの検証をしていて、非常に面白かった。まさにその通りになったばかりか、実現は50年早く、さらには鷹が繁殖するほどの森になるほどの実現ぶり。100年単位の長期的視座とはかくあるべしという感じで、大いに感じ入った。あと、こう書いていて、その本多静六と『私の財産告白』の著者とが同一人物であることに思い至ったりもした。 今日買ってきた『イラストで学ぶジェンダーのはなし みんなと自分を理解するためのガイドブック』、『韓国フェミニズムと私たち』、『写真集を編む。 (別冊太陽スペシャル)』を読む。ジェンダー論やフェミニズムを、あらたな気持ちで学んでいくことで、自分をアップデートする必要があると思う(その分野には限らないのだが、そういうことを常に続けないと、知らない間にヤバい人間になってしまうという危機感がある)。今回、韓国という切り口を得たことで、ちょっと違う観点から取り組めるので新鮮な感じがする。K-POPにハマったことがきっかけで、単純にいろいろ新しい知識や楽しみが増えたのも良かったし、自分の現状を相対化して向上させていく機会になったのもよいことだと思う。 今日は本をずっと読んでいて久しぶりに動画を観なかったのだったが、移動中はずっとMusicアプリでBLACKPINKのプレイリストを聴いていて、喫茶店などでかかる、有線のベストヒット的なのでかかってるのを聴いたことのある曲がたくさん出てきて驚いた。これまでに何曲も聴いていたのだなあ。すごい。BLACKPINKは、もう完全にグローバル基準というか、K-POPとかアイドルかとか関係ないところにいるなあ。