MonthMarch 2020

2020年3月31日

なんかずっとあれこれやっているうちに夜になる。ご飯を食べた後、焼酎を飲みながらZoomでオンライン飲み会。くいくいのんでしまって、焼酎のボトル半分ぐらいなくなっていた。

2020年3月30日

株主総会の日。法律上、株主総会のオンラインのみの開催は不可なので、例年のようにセルリアンタワーで開催はするのだが、壇上には社長だけが上がり、他の役員はリモートからZoomで参加するという異例の形に(とはいえ、いろいろあってオフィスには出向いていたのだが)。事務局を中心にたくさんのひとがイレギュラーな事態に機敏に対応してくれたおかげで、無事に終わってほっとする。こういうこともあるし、ネットのみ開催もありに法律が変わっていくとよいなあ。

久々に外出したので、帰宅前に丸善ジュンク堂へ寄ってあれこれと本を買う。『統計的学習の基礎 ―データマイニング・推論・予測―』、『チャート式シリーズ 大学教養 微分積分 (チャート式・シリーズ)』、『アメリカ哲学史: 一七二〇年から二〇〇〇年まで』、『火星の旅人 ―パーシヴァル・ローエルと世紀転換期アメリカ思想史―』、『Distinction 2000』、『感染症は実在しない: 構造構成的感染症学』、『感染症と文明――共生への道 (岩波新書)』、『信号、記号、そして言語へ: コミュニケーションが紡ぐ意味の体系 (越境する認知科学 3)』、『選択と誘導の認知科学 (認知科学のススメ)』。その他、Kindleで『[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 impress top gearシリーズ』、『新写真論: スマホと顔 ゲンロン叢書』、「ブルーピリオド」の5〜7巻を買う。

帰宅して、昨夜の餃子の残りで餃子スープを作る。その後、「ブルーピリオド」を読んで、さらに『感染症と文明――共生への道 (岩波新書)』を読む。感染症といえば、昨年の秋にレプトスピラ症にかかったのも感染症だったわけで、その時にもそのへんをもっと調べてみようと思っていたのだったが例によって忘れていたところこういう事態になって、あらためて見ていこうという気持ちになったのであった。

先日リモート飲み会で話したこと。テレカンが多くなってくると機材の良し悪しがアウトプットのクオリティに影響する度合いが高くなっていく。良し悪しといっても、3,000円もしないヘッドセット使えばいいぐらいなのだが。VRでは既に機材が空間におけるプレゼンスの格差に直接的につながっているし、むしろパソコンを介在してコミュニケーションをする時点で、機材なりアプリケーションの使いこなしなりによってアウトプットは左右されている。そういうのがわかりやすくなっていく。

一般化していえば、ひとのコミュニケーションが仲介層を通じて行われるものにますますなっていく中で、スペック的な面、道具を使いこなせるかどうかということがますます重要になっていく。将来的には、その層はエージェントどうしの自律的なやり取りになっていくだろう。そういうところに、生産性が高まったり、格差が広がったり、セキュリティ問題が起こったりなど、ともあれ、新たな良し悪しが多様に発生していくというのが、数年前倒しで今後どんどん増えていくのだろうと見込んでいるところ。

先日の鹿児島県版の新型コロナウィルス情報サイトを作った流れもあって、Code for JapanのSlackに入ってみたり。公共ということに対して、人々の関心が向いてきているのは、まずはよいことだろうと思う。2011年の大震災以降、そういうひとは増えていると思われるが、まずは社会的な水準で啓蒙主義的な活動に余力を振り向けるというのは、間違いなくいいことであろう。ただ、しかし……というのは先日書いたところだ。

2020年3月29日

シャンパーニュを飲みながら、『宇宙開発の未来年表 (イースト新書Q)』を読む。数年前倒しでリモートワークが普及し始め、ロケーションに縛られない働き方が当たり前に。そうなると今度は、究極のリモートワークとしての宇宙ワークも前倒しの可能性がある。そう考え宇宙ビジネスについて調べ始めた。いまリモートワークしてる最先端も、重力に魂を引かれた人々となる未来がすぐに……とまではもちろん思わないが、単純にそのあたりも知っておきたいと思って。

宇宙もそうだけど、もっと幅広い範囲に興味を持って未来の行く末について考えていく、知識を持つということをしていかないとなあと思っている。興味範囲の広さだけでいうとそんなに狭いわけではないとは思うのだが、どっちかというと文化的な話に広げていきがちなので、もうちょっとサイエンスだとか産業的なところだとか、そういったあたりについて見ていく必要があるんだろうなあと思う。興味がないわけではもちろんないのだが、意識しないとそっちに向かないので。

Kが餃子を作ってくれたのを食べる。美味しい。食べながら、NHKプラスでマルクス・ガブリエルの番組の最終回を観たり、「先人たちの底力 知恵泉「日本の勲章~近代化 もうひとつの原動力~」」という番組を観たり。その後、明日の株主総会にそなえて、髪とヒゲを整える(リモート続きだとついずっとなんもしないで放置してしまう)。

2020年3月28日

起きて、ベッドでごろごろしながらYouTubeで動画を觀る。AbemaTVでトゥレット症候群やトリーチャーコリンズ症候群についての紹介をしている動画。トゥレット症候群は、被取材者は5秒に1回ほど不随意運動が出るとのことで、そもそも大変そう。映画「スクエア」で印象的な使われ方をしていたが、なぜ不随意な発言が「汚言」になるのかというところに興味を感じる。YouTube動画にせよなんにせよ、知らないことを知れるのはよいことだろうと思う。

引き続き、ローランドさんの動画を観たり。最近、料理をしながらローランドさんの動画を観ていたのだが、ああいうストイックさみたいなこと自体は自分でも身につけたいという気持ちもあるので、自分がローランドさんであるかのように生きてみることにした。美的な趣味という意味においてミニマリズム的なシンプル志向ってのは、わりと手早くそれなりにちゃんとしてる感じに見えるので、そういう戦略的なあり方ってのもアリなんだなと思う。

四股を踏めるようになりたいと唐突に思って(もちろん「バキ道」の野見宿禰的な影響あり)、数日前から練習を始めている。腰割りはかなりきついし、足は全然上がらない。これが力士のようにできるようになると、柔軟性もあって体幹も強くて、めちゃよさそう。しばらくやってみようと思う。

その後、Kが注文していたIKEAの家具が届いたので、組み立て作業。

夜、オムライスを作って、Kが昨年ニューヨーク土産に買ってきたブルックリン・ワイナリーの赤を飲む。NHKプラスで「プロフェッショナル 仕事の流儀「本木雅弘スペシャル」」を觀る。めちゃくちゃ面白い。一日、ローランドさんの動画を観たり『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方【電子特典付】』を読んだりしていたので、このふたりのタイプについて比較してみたくなる。

2020年3月27日

リモート経営合宿の2日目。終わったあと、近所のスーパーで食料を買う。

アクセシビリティやセキュリティなどのような規範的な言明を行いたくなる領域においては、「正しさ」を言い募ることが目的化して、正しさの実現が妨げられるようなことがよくある。「正しい」ことをいってすっきりするという主観的な満足より、正しいことを実現するという社会的なインパクトをもたらすことに満足するようなマインドセットを持ちたいものだ。

いつも合宿の際には飲みにくのだが、リモートでそれもできないので、有志でZoomに集まってリモート飲み。なんだかんだで日が変わるまでおしゃべりしながら飲んでた。

2020年3月26日

一日中、経営合宿。合宿といっても、もちろん宿泊するわけでもなく、リモートでそれぞれ在宅でやっているわけだが。

それが終わってご飯を作りながら、DOMMUNEで片山真理さんが出ているのを觀る。その後、データサイエンティスト入門を一章やった後にWEEKLY OCHIAIを見ていたら、鹿児島県知事が会見を初めて、県内での新型コロナウィルス感染が発表されたため、昨日リリースしたまとめサイトの数字を更新した。鹿児島の人々で運用できるよう、手順をまとめなければ。

2020年3月25日

先週頭から、研究所でやっている毎朝10時の勉強会に参加するようにしていたのだが、一昨日、昨日と遅くまであれこれやっていたために今日は起きるのが無理で、10時半まで寝てた。面白くなって遅くまでやるのもいいけど、もっとサステナブルにやらないとなあ。

ここ10日ほど鹿児島県内の最新感染動向 | 鹿児島県新型コロナウイルスまとめサイトというサイトの開発に携わっていて、もろもろ調整がついて夕方にリリース。フロントエンドの勉強にもなってよかった。

数年前にSublime Textのプラグインを書くためにPythonチュートリアルを一通り読んだことがあったのだが、それ以来でPythonを書く機会が出てきたので、あらためて眺める。まあなんか勘で書けはするので、わからなくなったらまた立ち戻ればいいかな。

東京での新たな感染者が今日だけで40名を超え、都知事が会見で外出の自粛を要請する事態に。いよいよヤバい感じだなあ。夕食にイカともやしのバターポン酢炒めを作って食べながら、NHKプラスでニュースを觀る。

2020年3月24日

ここ数日、オリンピック延期は避けられない状況になってきていたが、正式に延期が発表された。

夜は、CTO協会のオンラインセミナーの会場(VOYAGE GROUPさんの新オフィス)へ。配信の方法など、勉強になる。その後、出演者らと軽く食事。セミナーで「DX Criterian用語集とか作れると良さそう」という話になったので、帰宅後に、Jupyterをいじってtf/idfをとったりしてみる。重要語がうまくとれなくて、この手法では厳しそう。しかし、最近手を動かしてあれこれやることが増えたのだが、やっぱ楽しいものだ。

2020年3月23日

首都のロックダウンの可能性について都知事が言及。それであれこれ考えてみる。首都をロックダウンするとして、具体的にどのようなことが可能か。そもそも首都とは何かということになる。東京都のレベルで考えてもしかたがない。公共交通機関をを全部止めるみたいなのがもっとも極端な施策になるが、それも難しいだろう。

前提として、電車をすべて止めることはできない。時間的にしぼるとしてラッシュ時間帯の電車を止めたとしても、在宅勤務が広がらない限り、他の時間帯の乗車率が高まり、むしろ感染リスクが上がることにつながりそう。そうなると、都市ブロック間の電車を止めるというのが唯一可能な判断か。電車の空間的な操業制限というのは、たとえば東京都内でいえば、山手線沿いに主要駅から郊外につながる路線で圏を作る。すなわち、新宿圏、渋谷圏、品川圏、東京圏、上野圏、池袋圏ができる。その圏内では電車が動くが、その圏の間の接続は止める。そうなると山手線は止めることになるだろう。

これからのアプリケーションについて考える。

スマートデバイスやロボットみたいなのが行き渡って、それがいまのウェブやスマホみたいな、アプリケーションの実行プラットフォームになっていく。開発者は、それらのプラットフォーム上のアプリケーションを開発するようになる。ちょうど、ウェブアプリに加えてモバイルアプリが出てきたように、スマートデバイスアプリエンジニアやロボットアプリエンジニアという職種ができる。そのとき、データ活用や機械学習はプラットフォームのSDK経由で当たり前に利用するものになっていく。あるいは、もっと深く制御したい場合はプラットフォームの提供する基盤上で解析を実行する。

それらのアプリはある種のコンテナでパッケージされていて、スマートデバイスやロボットというエッジ上にデプロイされ、実行されるようになる。モバイルアプリのようなpull型ではなくpush型になる。直接デプロイするのではなく、プラットフォームが提供するハブにデプロイしたアプリが検証されたのちに、各デバイスに配信されることになる。そのハブのような仕組み上ではスマートデバイスやロボットがエミュレーションされていて、機能・非機能要件が検証される。

2020年3月22日

Yuval Noah Harari: the world after coronavirusを読んで色々と思う。

正確な見通しだろうし、隠すべくもない啓蒙主義は、ビル・ゲイツ氏やスティーヴン・ピンカー氏とも共通する、世界的知性としての誠実さを感じる。一方で、シチズンシップや連帯に対する希望を共有するものの、人々がそれをうまく運用できるのだろうかという仄暗さを感じるのもまた事実である。もちろん、パフォーマティブには啓蒙主義につきつつ、人々の、そして自らの仄暗さもまた忘れてはならないというポジションを、自分はとるだろう。ここでもまた、ローティ的な「トロツキーと野生の蘭」的な態度が、自分のあり方である。

実践Data Scienceシリーズ PythonではじめるKaggleスタートブック (KS情報科学専門書)』、『【音声ダウンロード付き】改訂版 英語スピーキングルールブック–論理を学び表現力を養う』を買う。また、Kindleで『データサイエンスのための数学 (データサイエンス入門シリーズ)』、『東京大学のデータサイエンティスト育成講座』、『Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦』、『雑学科学読本 身のまわりのすごい「しくみ」大百科』を購入。そういやちょっと前に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術』も買ったのであった。

帰宅して、Kaggle本を読了した後、Contributorになるまでのところをやった。その後、PFNの社長・副社長による『Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦』を読む。

© 2020 栗林健太郎

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