• 2021年7月31日

    朝、9時過ぎに起きた。「日経サイエンス2021年9月号(特集:宇宙幼年期の謎/人を襲うカビ 真菌感染症)」を読む。真菌感染症が怖い。ウィルスにせよ真菌にせよ、原因の如何にかかわらず感染症というのはまだまだ全然未解決の問題なのだなあという気持ちを新たにした。その後、渋谷へ出かける。

    丸善ジュンク堂書店で、久々に新刊チェック。御厨貴・牧原出『日本政治史講義』、御厨貴『近現代日本を史料で読む―「大久保利通日記」から「富田メモ」まで』、斎藤純男・田口善久・西村義樹編『明解言語学辞典』、川添愛『言語学バーリ・トゥード: Round 1 AIは「絶対に押すなよ」を理解できるか』、『ベーシッククラウン仏和・和仏辞典 小型版』、酒井聡樹『これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版』、三中信宏『読む・打つ・書く: 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』、西垣通『新 基礎情報学 ―機械をこえる生命』、「ele-king vol.27」を購入。読みたい本はもっともっとあるけど、買えないのが悲しい。

    お茶しながら、「ele-king」を読む。最近のヒップホップ特集。数年前のフリースタイルバトルブームから数年ほど、ヒップホップに関する本がたくさん出たことがあったが、そのブームも落ち着いた今、あらためてシーンを取り上げるという趣旨で、知らない人がたくさん紹介されていたし、面白そうな人ばかりでキャッチアップできてよかった。

    帰宅して、ひたすら論文書き。集中して取り組むも、細かいところが気になってなかなか進まないため、進捗は思わしくない。イントロを2/3ぐらい書いた感じ。しかし、ページ数がこのままだと全然足りなさそうなので、ひたすらコンパクトに行かないと。何はともあれ、まずは一通り最後まで書き切ること。早い段階でそこまで持っていく。

  • 2021年7月30日

    昨晩早めに寝たからか、今朝は幾分かはマシな感じ。ただ、2回ぐらいトイレに立ったので、その分眠りが浅くて、睡眠時間の割には寝足りない感じ。でも昨日まであったような怠さはない。なぜか腰回りが坐骨神経痛みたいな感じになっていて、不穏。昨晩、寝る前の数時間、ベッドでごろごろしながら本を読んでいたからか。

    朝30分の研究タイムから始まって、ひたすら1 on 1をする。楽しい時間(相手にとってもそうであってほしいが……)。

    夕方以降は時間ができたので、研究の続き。PlantUMLでシーケンス図を描いたり、論文のタイトルや構造を考えたりなど。同僚による「構造を意識した抜け漏れがなく主張点が明確な論文執筆 · THINKING MEGANE」というエントリをあらためて活用し、書こうとしていることを構造化してみたのだが、やっぱり抜け漏れが色々あったり、まだ説明をちゃんとできないなというところがあったりして、助かった。明日からバシバシ書いていく。

    夕食を作る。冷蔵庫にあるもので適当に。豚肉のソテーのセロリ・トマト・きゅうりのソース、茹でた枝豆の混ぜ込みご飯、キャベツの浅漬け。うーん、いまいち味がちゃんと決まらなかった。というか、きゅうりは余分だったなあ。料理の詰めが甘い傾向にある昨今。

    夜になっても坐骨神経痛的な痛みは引かない。鬱陶しいのでロキソニンを飲んだ。今日は構造化もできたし、あとは書くだけという感じだから、研究はよして早めに寝る。その前に、『ピダハン』の続きを読む。エヴェレットさんの『言語の起源』のAmazonレビューを見たら、池内正幸『ひとのことばの起源と進化』にピダハンについての話があるということで、そちらも買ってみた。生成文法について通りいっぺんのことしか知らないので、そちらも学んでみたい。

  • 2021年7月29日

    朝、やはりまだ眠い感じ。アリナミンEXプラスα(すごいネーミングだ)を、昨夜も飲んだのだが、また飲む。1 on 1やミーティングなどなど。終わって夜になるとぐったりしてきて、昨日に引き続き1時間半ほど寝る。

    先日、「ゆる言語学ラジオ」で『ピダハン―「言語本能」を超える文化と世界観』が取り上げられていて、やっぱり読んでおかないとなーと思ったので買って読み始めた。紹介されていた内容もあらためて面白いし、ケレンがマラリアになってしまって助けようとする章の緊張感や周囲の人々の態度についての考察など、非常に引き込まれた。ケレンは、それだけ酷い目にあってなお、回復したらすぐにアマゾンに戻っていくのもすごい。

    今日も体がだるい感じなので、研究の続きをすることはやめにして、早めに寝ることにした。

  • 2021年7月28日

    CTO協会でのワークがあって、朝8時から始動。その後、30分ほど仮眠したのち、あとはミーティング続き。前日は早めに(といっても1時半過ぎだが)に就寝したのだが、8時前に起きると、まず体がとにかくしんどいという感じがする。徹夜するよりも、早起きする方がきついかもしれない(その日の体調に限っていえば)。

    夜、仕事を終えたあと、しんどくて寝る。2時間弱寝ていた。起き出して、夕食を食べながらNHKプラスで「100分de名著」のボーボワールの回を観る。取り上げられているのは『老い』、解説は上野千鶴子さん。上野さんが話してるのって、初めて観た気がする(もちろん本はあれこれ読んできたのだが)。話し方が、思いのほか柔らかい感じ。

    ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』を読み終えた。素晴らしい本だった。感想が色々あるのだけど、なんとなく書く気が進まない。「書く」ということが、自分の実存の深くに触れるからなんだろうという気もする。また、書くことそのものを職業にしているわけではないが、言葉でメッセージを伝えるというのは仕事上も重要な営みのひとつだし、研究してれば論文を書くことがアウトプットの指標になるわけで、個人的にも公的な話としても、色々と考えるところが多かった。

    論文書きを進めたい気持ちもあるのだが、寝不足でだるいのと、肩こりなどもしてきてしんどいので、今日はもう早めに寝てしまう。

  • 2021年7月27日

    朝30分の研究タイムはバグ修正のちょっとした変更に費やした。その後はミーティングなどなど。

    昼休みに『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』を読み始めた。文章を書くということについて、マインドセットと具体的な技術の両面から、4人の方々が思いを吐露しつつ議論している。著者のうちの二人(読書猿さん、千葉雅也さん)による文章論は読んだことがあるが、4人の議論はさらに感動的なほどである。「書こう」という気持ちにさせてくれる。

    夕食を食べながら、女子体操を少し眺める。どうやったらこんなの可能なんだという感じのすごい技ばかりで、あらためて驚く。

    ここのところ、フィードリーダも読まなくなり、オンラインブックマークもただ記事を放り込んでおくだけで整理もしていなかったので、体制を立て直すべく作業。気にかけているトピックはNotionの方にページを立てて、そこにどんどん書いていくようにした。そういうのがないと、気になったことをメモするのが億劫になって、そのうち忘れてしまう。

    それで、ここのところ調べていたErlang Distributionについて、資料を軽くまとめておこうと思ってNotionにメモしていたら、これは普通に出したらいいんじゃないかと思ってZennで記事化しておいた(「インターネット越しでもセキュアなErlang Distributionを実現する」)。この場合はすでにだいぶ調べて実装もしてあったので頭の中に全体像はあったわけだが、そうではない調査中のものはどんどんメモ書きしていくようにしたい。

    実装の方が、まだもうちょっと残タスクがあるとはいえだいぶ落ち着いてきたので、論文書きを始める。といいつつ、今日は上記の調査をしたりまとめを書いたりしていたのだが。まあそれも論文の方にも反映される内容ではあるので、まあいいか。どんどん書いていかないと、締め切りまで残りひと月だ。というか、そんなギリギリまでやってたらだめで、早い段階で共著者の皆さんに見せなければ。

  • 2021年7月26日

    朝30分の研究タイムから開始。すんなり動くはずのところがさっそくうまくいかなくてハマるところからのスタートとなってしまった。昨夜も遅くまでやっていたのもあり、睡眠不足。頭が回らない。また、少しだけ首こりの痛みも残っていたのもあってロキソニンを服用したので、眠気もある。昼からはオフィスで仕事するべく、渋谷へ。新しいことを始めることにしたので、その準備など。

    帰宅すると、BME280が届いていた。送り元はよくわからない。以前、Amazonで注文したけどキャンセルしたものが、手違いで送られてきてしまったのだろうか。それだとしたら、ずいぶん時間が経っているが。

    Kと、夕食をとりながら「ゆる言語学ラジオ」のまだ観ていない回を観る。そういや昨晩は『ピダハン』の回を観たのだが、なんだかんだでまだ読んでないのでやっぱり読んでおかないとなあと思ったのだった。エヴェレットの本は、昨年あたりに邦訳がでたものも読んでおかないと。

    朝の続き。あれこれと仮説を立てては検証してみるもうまくいかないというのを何度も繰り返していたのだが、結果的にはごく単純な凡ミスによるもので、ぐったりする。しかしそれでも、ハマっていたのが解決するのは気持ちがよい。脳内麻薬物質がドバドバ出ているのを感じる。とりあえず、ここ数日の懸案となっていたところはすべて解消できたのでよかった。ちょっとストーリーが変わってしまったのだが、それはそれで活かせそう。まだ実装がもうちょっと残っているのだが、明日からは論文を書くのをメインにしていく。

    今日はなんかやたら疲れているので、さっさと寝よう(といって結局普通にいつもの時間まで起きてるパターンばかりだが)。

  • 2021年7月25日

    朝、まだ首の右後ろの痛みがあり、そのせいで弱い頭痛もする。ロキソニンを服用。3度寝ぐらいした気がする。昨夜が遅かったのもあって、11時頃起床。メールをチェックしたら、ElixirConf 2021の採択通知が来ていた。思いのほか早かったなあ。ありがたし。良い発表になるようにがんばろう。

    昼食を食べながら、Kが観ているオリンピックのスケボー競技の様子を見る。スケボーが正式種目になったなんて知らなかった。日本の方が金メダルを取っていて、すごいなあ。今回から正式種目になった競技でいうと、クライミングは見てみたい。

    お茶しながら、金子隆一『日本は写真集の国である』の続きを読む。Kに見せたら「金子先生はつい先日亡くなった」というので、とても驚く。6月30日にお亡くなりになったとのこと。本書が遺作となってしまった。日本の写真史への目配りをきかせつつ、現在の写真へのアクチュアルな批評精神に満ちた本である。その後、POSTへ出向いて花代さんの展示を眺める。最近作からのプリント。すごくいい。こんな風に写真を撮っていいんだな、と勇気づけられる感じがする。『花代の世界』を買う。

    ロキソニンを飲んでも痛みが引かないので実装の続きに移る気にもなれず、ベッドでごろごろしながら、買ってきた花代本を読む。花代さんについては、90年代前半に芸妓をしながら多様な文化的活動をしていた人だが、最近のことはたまに写真集が出る以外はあまり知らないという感じだった。若い頃の『東京トンガリキッズ』のモデルになったあたりの活動とか、90年代後半にドイツに渡ってクリストフ・シュリゲンズィーフの作品に出たりしていたこととか、知らないことだらけでめちゃくちゃ面白い。精力的な活動ぶりに、非常に驚かされた。

    研究の実装の続きに取り掛かる。昨晩の続き。技術検証は終えたので、その知見を適用する。またやっぱり少しハマったりはしたものの、やりたいことがわりとあっさりできたのでよかった。落とし穴にはまりまくった、というか、自分の浅慮のせいで問題があれこれと出てきて困ったのだが、結果的にはそれはそれでもっといい方向に持っていける感じになったのかも。まあ、まだ論文書けてないからわからないけど。それにしても、この4連休はずっと体調が悪くてしんどかったなあ。

  • 2021年7月24日

    朝、トイレのために目覚めた時に首こりからの痛みを感じて、ロキソニンを服用。放っておくと痛みがひどくなりそうな予感のする、嫌な感じの痛み。さらに二度寝。11時過ぎまで寝てしまう。

    修理に出していたiMacが戻ってきていた。思いのほか早かったなあ。現象が再現されたので、ロジックボードを交換したという。またセットアップのやり直し。だるいなーと思いつつ、意を決して取り組む。今回はもう最低限から始めようというわけで、とりあえずElixirで開発ができて、TeXが動くところまで。先日やったこともあり、他にあれこれやりながら2時間ほどで使えるところまで持っていけたのでよかった。

    夜は、NervesJPのミートアップ。先日Nervesを使ったプロダクトを出された方の祝賀会。ユースケースもさることながら、技術的にも色々と面白い話がたくさん。SoftEtherの利用例としても面白い物だったりしそう。このところずっと研究の実装をしていて、一昨日から色々うまくいかなくなってきてやや疲れが出てきたのでだが、いろんな話を聞けて自分ももっとやらねば!と元気になってきた。

    その後、お茶しながらグレッグ・イーガン『しあわせの理由』の表題作を読む。すごく面白い話。SF的な設定によって読者を考えさせるが、そもそも人間ってのはそういう物なんじゃないの?とひっくり返してみせる手つきは鮮やか。自分としても、そういう思いを強く感じる。

    その後、行き詰まっている懸案の打開策としてあれこれ考えていたことのための実験をする。やっぱり証明書周りをきちんとする必要があるので、Vaultの使い方を調べたりして、サーバとクラアイアント証明書を発行し、Elixirのノード間通信で使ってみる。すんなり上手くいってよかった。このあたりも課題として取り組む必要がありそうだなあ。しかし、そんなことをしている間に3時過ぎになっており、すっかり夜更かし。

  • 2021年7月23日

    朝、起きると発熱、頭痛、寒気などは消えている。ほんの少しだけ怠さが残っている気もするが、ほとんど普段通りの感じ。1回目は3日目も発熱が残っていたが、2回目の方が副反応は弱かった。また、1回目の時は副反応に対する心構えがあまりない中で、思いのほか急激に体調が悪化し結構きつかったが、今回は体調悪化の兆しが出た段階で早めにロキソニンを飲むなど、備えがあったのでそんなに大変でもなくてよかった。

    昼頃、ブルーインパルスが飛ぶということで、Kがカメラで撮れという。そこで、撮影を試みる。今回は、色違いの煙を引きながら飛んでいく。真っ直ぐ飛んでいくところは家からもよく見えたのだが、五輪を描くところは方向的に一部しか見えず、また、雲も多くてよくわからない感じになってしまい、残念。

    昨晩、翌日に持ち越してあった課題について考える。構成が複雑になってしまうが解決できないわけでもなさそうな案を思いつく。さっそく前提条件を満たせるかどうか実験に取り掛かるが、ハマるだろうなあと思っていたらやっぱりハマる。

    夕食を食べたのち、NHKプラスでオリンピックの開会式。どのあたりの音楽の差し替えが行われたのだろうか?などと思いつつ眺める。映像はかっこいい感じ。スタジアムでのパフォーマンスはずいぶんコンテンポラリーな感じで、思えばオリンピックの開会式なるものを観るのは(ニュースなどで流す断片的なものを除いて)初めてなので、普段もこうなのかもしれないなどと思う。入場行進の時点で観るのをやめて、Kが観ているそばで研究の実装に戻る。時折、Kが面白いことが起きた時に教えてくれる。最後の点火のところだけ、少し観た。

    引き続き、実装の続き。できた!と思ったのだが、この条件でできるのはおかしいぞ……と思い直すと、色々訳のわからない状況になっていて、Erlangのコードを眺めたりドキュメントや技術ブログなどを漁ったりなどしてみるも、よくわからない。そうしてるうちに別のもっといいやり方みたいなのもわかってきて、そっちを試す必要がありそうだということになる。この4連休で実装を終わらせて論文書きに入るはずだったのに、最後の最後でハマりまくる。しかしここを解決しないと先に進めないのでやんないと。と思いつつ、やや疲れてきた。

  • 2021年7月22日

    6時過ぎ頃に、発熱と寒気で目が覚めた。計ってみると38度を超えている。ロキソニンを飲んで再度の就寝を試みたが、あまり眠れる感じもしない。

    高橋徹『インターネット私史 その礎を築いた友たちへ』を読む。40代前半までガチの文芸編集者だった著者が、黎明期のネットワーク産業に出会ってのめり込み、日本におけるインターネット普及を牽引していく。研究者たちの話は読んだことがあるが、ビジネス視点からの話は読んだことがあまりないので非常に面白い。一気に読了。

    ロキソニンで熱は下がりはしたものの、それでも37度台半ばはある状況。少しは楽になったので、昨晩エンバグしたまま翌日に持ち越した内容に取り掛かる。デバッグログを見ていてもなんでこうなるのかわからなかったのだが、コードを見ていたらなんとなくピンときて、修正したらちゃんと動くようになった。頭がぼーっとしてあまりうまく考えらない。ここまででいったん作業終了。あまり眠れてないのもあって眠くなってきたので、しばらく昼寝。

    夜、実装の続きに取り掛かる。多分色々ハマって時間を取られそうなところから先にやっておこうと思ったらその通りにはまって数時間試行錯誤してようやくなんとかなったのだし、さらには設計上の考慮もれが判明して、どう解決したものか頭を悩ませる事態に陥った。パッとは解決できそうにないので、また明日に持ち越し。