2025年5月1日

結婚記念日。6年経過。朝起きて、Kに挨拶する。

以前寄稿した文章を含む『技術リーダーシップのための14のヒント』が刊行された。元の本は絶版となってしまったので、編者の方が日本人著者らの文章だけでも再刊行したいということではからってくださったもの。ありがたいことである。

いろいろと思うようにいかないことが多くて、やきもきするしたりもする。しかし、ラーニングアニマルという言葉があるが、自分などは業務外で修士→博士課程にいって5年で学位を取る(学位取得の個人的なメリットはゼロ)ということを、プライベートで技術研鑽みたいなのは当然した上で、特に苦もなくやったりしているので、だいぶおかしな人間だと自覚して生きていく方がいいのではないかと思う。多分、世間の人々は博士号を取得するのに必要な労力をほとんどわかってはいないだろうとも思うけど。

たまたまなのだが、Kが取ってくれた三浦大知氏のライブが今日なので、午後から休みを取って出かける。リトルKをKの実家へあずけて、南船橋のLaLa arena TOKYO-BAYへ。

移動中に、同僚に薦められた『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』を読む。まさに今の取り組みにマッチする話で、ありがたい。久々に感銘を憶えたマネジメント本。ナイトの不確実性に対する起業家の対処法から導いた行動原理を「エフェクチュエーション」と名付け、5つの軸にまとめている。

「手中の鳥」と呼ばれる手段主導で着手する原則を活用することで、「ゴールが明確でなくとも、手持ちの手段に基づいて、まず一歩を踏み出すことはできる」と考えることができます。また、「失敗を考えて躊躇してしまう」状況に対しては、「許容可能な損失の原則」に基づくことで、「うまくいくかどうかを心配するかわりに、もし失敗しても問題ないくらいにリスクを最小化して取り組めばよい」と発想することができます。「思った通りに進まない」現状も、「レモネードの原則」で発想することで、「障害自体を活用することで、偶然を組み込んだ創造的なアイデアを生み出すことができないか?」と、予期せぬ事態を前向きに活用する視点を持つことができるでしょう。「自分のアイデアや能力に自信を持てない」という状況でも、「クレイジーキルトの原則」を理解することで、自分の手持ちの手段(アイデアや能力、資源など) の価値というのは自分だけでは決められないのだから、「そのアイデアが優れたものかどうかは、パートナーを獲得する行動を起こすまではわからない」と考えることができるでしょう。

そして上記4つを前提にコントロール可能な活動に集中し、予測ではなくコントロールによって望ましい成果を起結させることを「飛行機のパイロット」になぞらえている。

エフェクチュエーションの発想では、予期せずして巻き込まれた乱気流のなかでも、実行可能で、意味のある行動を意思決定し続ける起業家自身の主体的なコントロールこそが、航空機が飛び続けるために絶対不可欠な条件になります。 想定外の偶然をテコとして活用する「レモネードの原則」や、パートナーの獲得を通じて新たな方向性を共創していく「クレイジーキルトの原則」は、ともすれば行き当たりばったりや他人まかせではないか、という誤った印象を与えるかもしれません。しかし、そもそもパイロットが、偶然の出来事や出会いを通じて創発する新しい可能性を見逃すことなく、そこから意味のある結果を生み出すために常に操縦桿をコントロールし続けるからこそ、こうした外部環境からもたらされる要素を取り込んで、望ましい成果を生み出していくことが可能になるといえるでしょう。

新規事業のような不確実性が高いアクティビティにもいえるし、人生においてもまた有用な考え方だろうと思う。経路依存性をリフレーミングして、手持ちのものを活用する発想。ないものねだりするよりずっとポジティブだし、実践的でもあるだろう。

上記で引用しているのは、ObsidianにKindleのハイライトをノートとして同期するプラグインを使って取得したものからコピペしている。これは便利。どんどんハイライトしておきたくなる。どうも明らかに全部は取れてないように思われるのだが(だいぶ前に読んだものは取れない?)。

少し前に、三浦大知氏がインスタライブで、南船橋と大阪公演のチケットが半分ぐらい売れ残っていると発言したのが話題になっていた。その効果もあってか、ほとんど満席に近い状態だったように思われた。ライブもいつにも増して気合が入っているように思われた。素晴らしい内容。それにしてもずっと踊って歌って声もぶれないし、すごすぎる。グッズ売り場で、セットアップを購入。

Kindleで講談社の書籍について50%ポイント還元キャンペーンが行われていたので、歴史関連の書籍を購入。

さっそくオスマン帝国本を読み始める。